ラジオ9月オフトーク

今月のラジオは「エンターテイメントと文化」そんな話しをしました。

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ブラックな心理

人間の本質の中には汚いものを見てみたいという欲求があります。

それは自分の自尊心を保持するために使ったり
単純にこわいもの見たさかもしれません。

他人の情事を覗いて見たいというのは
そもそも人間に備わっている欲求なのだと思います。

エンターテイメントの大きな方向性の一つとして
ブラックまたはダークグレーなエンターテイメントが
どの時代にもありました。

それは今もあります。
このようなエンターテイメントは主に

危険が伴うもの……爆破や衝突、実験などの分野や
人に迷惑をかける可能性のあるもの……どっきり、追い掛け、突撃
実態を掘り下げるもの……暴露、潜入

お笑いなどもブラックユーモアを活かしたネタなどがヒットするのは
そもそもの黒い関心事に対して人が引きつけられてしまうからでしょう。

これらを取り扱うエンターテイメントを総称して
とりあえずダークサイドエンターテイメントと呼称したいと思います。

ダークサイドエンターテイメントの課題

モラルとの戦い。これらは常に規制との戦いを強いられる弱点があります。

ダークサイドエンターテイメンの最大のメリット
・常に需要がある
・初速が速く効果を得やすい
・初手ではキャラクターやタレント性はあまり重要ではない

ダークサイドエンターテイメントは常に需要があり
一定の成果を上げやすいの非常に大きなメリットです。
コンテンツを制作する時は常に先行投資型になりその回収時期によって
生き残れるかが変わってきます。

しかもこの需要はどんな状況でも変わらない普遍的なものであり
或る意味では外しがない分野とも言えます。

そのような美味しい分野ですが課題は
規制やルールモラルといった社会性の影響とのバランスです。

このバランスを取り間違えると、周囲からの非難により
それまでに築いてきた地位や影響力を失うというものです。

モラル転換点

ダークサイドエンターテイメントでは常に転換点が
どの時期にどのレベル感で浸透してくるかを見極める必要があります。

これはオーディオコンプレッサーのような世界感に近く
時代背景やプラットフォームの影響力などいくつかの機能により変動し続けます。

この転換点に影響を与える要素
・プラットフォームの認知度/社会的価値感
→テレビのように「誰もが」認知している環境になっているか
・ファンの数/認知度
→ご自身の認知度、影響力があるか
・プラットフォームのルール
→プラットフォーム提供側が示すルール感

「プラットフォームのルール」は緩和されることはないでしょう。
基本的には経過とともに厳しくなっていくのが普通です。

上記の2点で国民がどのようにそのプラットフォームとコンテンツを判断するかが
キーポイントとなり、その判断がどちらに傾くかを考えていく必要があります。

小さなグループでは面白い

YouTubeもそうですが、まだ好きな人しか見ていないという環境の中では
ダークサイドエンターテイメントは非常に人気をはくします。

理由は色々あります。
・プラットフォーム側が価値を感じている。
ダークサイドエンターテイメントは求心力があるので、発展期間ではプラットフォームも歓迎します。
ですので規制はあっても目を瞑ったりします。
・コンテンツの視聴者がファンである。
見ている人達が基本的にはファンに近い関係性なので、許容力が高い点が考えられます。
・社会的な認知が対岸の火事レベル
メディアがキワモノと扱っていれば大きな問題にならないからです。

ですが母体が大きくなると状況が変わってきます。
より多くの層を取り入れたいと思うプラットフォームは
過激な事が難しくなりルールを敷くようになります。

するとルールが新たに敷かれ今までのようなコンテンツが受け入れられなくなります。
次ぎに、社会的に地位が上昇することでメディアが注目するようになります。

社会的なリーダー性がいつの間にかつくようになり
権威性が高まることによりダークサイドエンターテイメントを行いづらくなっていきます。

新しいプラットフォームを求め出す

ダークサイドエンターテイメントは消えないでしょう。
そして次ぎのプラットフォームを求めるようになります。

ルールの甘いプラットフォームでファンや人気を掴み
プラットフォームと共に成長しますが、

プラットフォームは必ず同じようなルールを敷くことになるでしょう。
それを繰り返していくというのが一つの流れなると予想しています。

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