マイナーアップデートですが,気になる要素もありあました。
主なアップデート内容
DaVinci Resolve 16.2.6の新機能
Blackmagic RAW SDK 1.8.1のサポート。
Final Cut Pro X XMLバージョン1.9のサポート。
複数のパフォーマンスと安定性の改善。
気になるところ
Final Cut Pro X XMLバージョン1.9のサポートです。
一人のクリエイターであるならばあまり使うことはない機能ですが
今回のアップデートでは XMLバージョン1.9のサポートがされているようです。
XMLは主に、プロジェクトの移動をする時に書き出すファイルで
他の動画編集ソフトに移動しても編集データを移管できる優れ物のファイルなのですが
期待しているほど出来ることは多くないというものでもあります。
とはいえ、ダビンチリゾルブからプレミアに移行したり、ファイナルカットに移動させたりと
協力プレイには必要なファイルでもあります。
今回のアップデートではFCPX XML1.9ですので、使えるのはファイナルプロXの方になります。
ファイナルカットが7からXにアップデートした際
実は、開発環境が違うソフトからXが開発されているためXMLの仕様も違うのです。
そのためプレミアプロにプロジェクトを移動させたい場合には
FCP7の方の古いタイプのXMLファイルを使用する必要があります。
それで今回のアップデートはFCPX XML1.9なのですが
調べてみてもFCPX XML1.9の情報がなくもしかしたら
FCPXでも新しいファイル形式なのかもしれません。
という事で少しだけ期待したいです。
この辺りは詳しくないので間違っているかも知れません。
FCPX XML1.8は2018年辺りのフォーマットのようですし
それを考えると結構時間が経っているような印象を感じます。
今回サポートされているFCPX XML1.9ですが
できればプレミアプロに対応しているとか、カラー情報まで引き継げるなど
使いやすさの向上や、バグが少なくなっていることを祈りたいです。
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