動画クリエイターのための音を良くする機材選び

動画クリエイター向けに音を良くする機材選びの参考です。

得する人
・動画コンテンツを作る人
・動画クリエイターになりたい人

得られること
・機材知識
・オーディオ知識
・収録の方法

音を良くする要素

マイク、アンプ、データこの三つです。
音はほぼこの三つの要素で決まります。
結論ですが、ある程度お金をかけなければ
良い音にはなりません。

撮影環境の問題がありますが
それはひとまず置いておきましょう。

何故なら、収録環境は技術的な問題もあるので
機材選びから離れてしまうからです。

最初の要点として
マイクの目的に合ったものを
使っているかが大切です。

音質を決める要素
・マイク
・アンプ
・データ

例えば360度撮影でガンマイクを使ったとします。
動画は360度なのに、音は一点から聞こえてきて
マッチングが良いとは言えません。

マイクも目的を間違えると
悪い音になってしまいます。

マイクの性能は十分か

価格帯はミドルゾーンのマイクを使用していますか。
高いマイクはいい音がします。
安いマイクは悪い音がします。

悪い音とは、ノイズ成分が多い音で
高域に寄っていたり、中域が無かったり
後で調整が大変なマイクです。

一般的に高価なマイクはいい音がしますが
コントロールがシビア
になりがちです。
なのでミドルゾーンの価格帯マイクをオススメしています。

音質が良くても、操作する者の技術が低いと
集音できていないと同じなので悪い音と同義です。

ガンマイクなどは、音を広く範囲が狭いタイプです。
価格帯の高い商品は範囲が狭くコントロールがシビアです。
向ける角度を少し間違えただけでスイートスポットから
離れてしまい質の低い音になります。

ミドルゾーンのマイクは比較的範囲が広めのものが多く
取り回しも比較的容易なものが多いのでオススメしています。

高音質の鍵はダイヤフラム

ダイヤフラムとはマイクの音を作り出している部分です。

声の振動を受け取る板があり
声の振動を板が電気信号に変換して
音に変えています。

ダイヤフラムが大きいと感度が上がり
繊細な音も拾いますが、高級で壊れやすい傾向にあります。

マイクの価格帯は
ダイヤフラムの大きさと電気に変換する仕組みの
バランスによって決まってきます。

もう一つの要素として指向性があります。
指向性とはダイヤフラムに音の範囲を指定する仕組みです。

指向性の仕組みはこちらのサイトで紹介されている内容が
分かり易かったので紹介します。
https://www.audio-technica.co.jp/microphone/navi/whatis/02.html

動画クリエイターの場合
超指向性や無指向性などのマイクになるでしょう。
ガンマイクなどは超指向性のマイクです。
一眼レフに付属しているマイクは無指向性のマイクが殆どになります。

アンプとはカメラ側の性能

アンプの質の高さで音質も変わります。
音質は、煌びやかさやリアル感に影響を与えています。

音質はマイクの質とアンプの質の足し算で決まると
考えても過言ではありません。

一般的に一眼レフなどに搭載されている
オーディオアンプは性能が低い傾向にあります。

ポイント
・音質はアンプに左右される
・独立したアンプを持っていること重要
・カメラのアンプはあまり良くない

理想は独立したレコーダーを持っている方が良いです。
何故なら、アンプの性能が高、綺麗な音を録ることが出来るからです。

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業務用のビデオカメラは一眼レフのものよりも音質の良いアンプが
ついていることが多いです。
判断基準はXLR端子がついているかになります。

この音声端子を持っているカメラは完全な業務用なので
映像と音声をセットに使うことが前提に設計されているため
アンプも一眼レフのものよりも良いものを使用しています。

※ XLR端子はホットとコールド、アースの構造になっていてノイズが流れやすくなっている構造です。
端子部分にはロック機構もあり、接触ノイズも発生しづいら構造になっています。
このような構造を持っている危機はオーディオも
業務レベルのアンプや性能が必要になる現場で利用されるため
比較的業務レベルのアンプが搭載されていることが多いため。

音が重要な場合には
マイクと外部レコーダーをセットにし
カメラマイクはレコーダーと音を合わせるように
しておくのが良いでしょう。

データ量は加工のしやすさ

音の質は最終的に加工が簡単かどうかで決まります。
ビット深度が深いものは加工が簡単です。
ビット深度が浅いデータは音の分離が悪くなり、雑味が多くなりがちになります。
良い雑味を分離出来なければ悪い音になりがちです。

良い音をダメにするのは
データ量でのセットアップが大きいでしょう。

データのビット深度は
深く高い設定の方が良い
という見解です。

現在ではSDカードの高容量化が進んだので
ビット深度を高くしても問題ありません。

動画クリエイターのトラック数は
多くても4つ程度だと思うので
問題ないはずです。

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動画クリエイターのマイク選び

動画クリエイターにとって選択すべきは、都合の良いマイクです。

クリアな音声を保ちながら、雑味は少ないものがよく
ガンマイクは長すぎない方がいい
でしょう。

ポイント
・取り回し
・音のクリアさ
・指向性

オススメのマイク

RODENTG5このマイクは同じ
価格帯のものからすると音がクリアです。

集音範囲もガンマイクらしい狭さのバランスがあり
マイクの長さも短く取り回しやすいのも特徴です。

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