初めて聞くとさっぱりな動画マーケティング。
何がマーケティングで、何が活きるのか。
そんな人のために紹介したいと思います。
得する人
・動画クリエイター
・広報担当者
得する内容
・動画マーケティングが何か分かる
・動画マーケティングの活かし方が見える
そもそも知る必要があるのか
動画クリエイターなら、映像のスキルや技術に特化すべき
というのは分かります。
しかしそれだけでは今後も生き残れるのか。
そんな感触も感じているのではないでしょうか。
自分の作りたい動画を今後も作っていくためには
何が活きて、何が活きないのかを知っておくのも
大切だと思いませんか。
知識を深めて提案のレベルをあげていきましょう。
動画マーケティングとは
動画マーケティングとは概念です。
手法ではありません。
そもそもマーケティングとは
市場の>営業活動や販売戦略</spanのことです。
特に動画マーケティングは
やり方や考え方の範囲が非常に広くなります。
方法論の中には、予算をかけたキャンペーンの連動や
芸能人やインフルエンサーなどを活用した方法などもあるからです。
大きな広告活動と連動したキャンペーンは
中小企業の広告予算ではまかなえないことが多く再現性が低く
参考にはあまりなりません。
しかし「動画マーケティング」と検索すると
出てくるのは大がかりな予算をかけた手法ばかりです。
現状の問題点
・予算規模が合わず参考にならない
・そもそものやり方の親和性がない
そこで100万円以下で実現できる動画マーケティングの戦略と
理解に役立てて下さい。
マーケティングの捉え方
利益をあげたい、ブランディングに繋げたい。
「マーケティング」を知るきっかけや動機は上記のようなことだったと思います。
マーケティングとは言い方を変えればセールスに関する全てです。
販売方法やキャンペーン、リレーションなどを包括的に含んだ意味です。
そのため、動画マーケティングは動画に関連している。
動画に連動している全ての営業活動が動画マーケティングになります。
動画マーケティングは他のマーケティングと違い、軸がありません。
軸がないため、多岐に渡る方法がありよく言えば由度が高く
悪く言えば、何だか分からない。自というのが現状です。
それは動画の本質が原因です。
映像はハブである
映像は本質的に無価値です。
価値があるのは被写体です。
被写体をどのように演出していくかが動画の価値です。
料理でいうところのフライパンや鍋と言ったところでしょうか。
動画は料理を作るための道具に近い存在なのです。
チンジャオロースにマーケティングはあると思いますが
道具の機能としてのフライパンにマーケティングを当てはめるのは少々違和感を感じます。
現在多くの人が捉えている動画マーケティングは
野菜を買うところから料理が完成しテーブルに置くまでを意味しているという感覚です。
条件として調理にフライパンを使っている文言があるだけと捉えてください。
映像はハブでありハブそのものの機能に
マーケティング的な附加価値は少ないと言っていいでしょう。
動画の価値
動画はどこにでも応用が出来ます。
動画の価値は幅広い応用力です。
そして現在存在しているどんな媒体よりも魅力を持っています。
何故なら、視覚、聴覚、そして文字を組み合わせることが出来るかです。
そして現在ではYouTubeなどのプラットフォームを
活用したコミュニケーション媒体にもなっています。
動画がコミュニケーションやコミュニティの触媒になっている点を踏まえて
動画の特徴を活かした方法が動画マーケティングになっていくでしょう。
ポイント
・どの業態、業種、スタイルにも応用が可能
・圧倒的な情報量の提供が可能
・コミュニケーションツール、コミュニティ作りにもなる
動画マーケティングの方法
動画マーケティングには方向性があります。
その主な方向性には二つの方法があります。
・直接的
・間接的
直接的とは、セールスに直結している構造をさします。
店頭のデジタルサイネージでの商品ポップやWEBサイトへの誘導する形の広告などです。
直接的なものの多くは、視聴者に次ぎのアクションを要求しています。
もしくは具体的な価値を提示し購入検討の材料としてもらうタイプです。
通販系の動画広告などがこのようなタイプになります。
メリット
・導線があり、ダイレクトなアクションが得られる
・短期的に効果を確認できる
・購入検討している見込み客には刺さりやすい
デメリット
・購入検討者以外には不快な感情を抱かせやすい
・商品一つ一つに動画を作る必要がある(応用が利かない)
・ブランディング価値の創出には向かない
直線的な動画の活かし方
WEB広告などが直線的な動画は活きます。
理由は出稿媒体がターゲットに対してセグメント出来るからです。
※ セグメントとは、指定や条件の設定が出来るという意味で
デメリットとなる不快な感情を抱く層を出稿段階で除外出来るためです。
ですが実際は完璧ではありません。
当然ですが条件設定に「不快感情を抱く層」などの項目はないからです。
そのため動画の演出を考える必要があります。
現在流行しているのは、漫画系のYouTube広告です。
主な業種は「美容」「ダイエット」「スキンケア」「モテ」の業界で使われています。
BtoC向け商品で継続利用を促すことを踏まえると
商品単価は平均的ですが継続的な利益を得らる点では広告価値は高めといえます。
漫画系YouTube広告の特徴
ストーリーラインを打ちだし、商品のメリットを打ちだしていくスタイルです。
セグメントされたユーザーには刺さりやすいメリットがあり視聴時間も稼げます。
作り方の特徴として、ユーザーの悩みにフォーカスしたシナリオの構成になっています。
「ダイエット」系の広告での主なストーリーライン
主人公が太っているせいで男性に逃げられてしまい、チャンスを失う
由運人に悩みを相談するとその女性からダイエットの秘訣を教わる。
それは広告商品であり、非常に効果があった。
主人公が試すと効果てきめん、痩せることに成功し意中の男性をゲット。
直接的なセールスがないように感じますが、シナリオの中には
「商品名」
「メリット」
「差別化」
「効果実証」
「価格」
「キャンペーン」(無いものもある)
が含まれていて直接的な動画と言えます。
WEB動画であっても媒体が変わると打ち出しや方法が変わります。
動画マーケティングでは媒体のマッチング感と打ち出し方法を考えておく必要があります。
間接的な動画のパターン
直接商品のセールスを行わないものになります。
ブランディング要素が強く、社会貢献など認知を目的にした動画になります。
主なパターンは一部のテレビCMなどで見ることが出来ます。
メリット
・ブランディングを高める効果がある
・悪い印象を作らない
・どこでも使える
デメリット
・具体的な効果を得にくい
・短期では結果を感じにくい
・他との連動性が必要になる
ポカリスエットのCMやダブのCMは間接的な動画と言えます。
ポカリスエットの「ガチダンスCM」は学生が終始ダンスをする映像で構成され
最後にキャッチコピーが入るだけのものです。
動画のセールス的な価値は殆どないと言っていいでしょう。
ポカリスエットのCMなのに商品が登場しないバージョンもあります。
この動画のメリットとして広告的なウザい印象が少ない点です。
シリーズ化され、ウザったらしい印象も生まれていますが
商品を紹介する動画よりも見ていられるでしょう。
ポカリスエット=学生の飲み物を浸透させる
ブランディングのための動画です。
直接的なセールスよりも認知と価値感の浸透を目指しています。
このポカリスエットのCMはキャンペーンと連動しています。
参考記事
https://markezine.jp/article/detail/29649
当初から学生にダンス選手権として参加してもらう参加型のキャンペーンになっている点です。
キャンペーンに参加させることで帰属意識が生まれ
競合商品よりもポカリスエットを選んでもらえる構造になっています。
間接的な動画の活かし方
ミニマムなキャンペーンと連動すると良いでしょう。
動画+キャンペーンと連動させることで結果を得られる3年などの長期から
半年などに早める事ができます。
キャンペーンは参加型やスプライトのCMのように実験型など様々あります。
/div>
地域を限定して特定の人へのキャンペーンを実施するのが良いでしょう。
間接的な動画のパターンを紹介します。
パターン
1キャンペーンを動画にしていく
・出演者の公募
・一般人を実験
・ドキュメンタリー
2社会貢献
・基金援助でブランディング
・社会貢献活動の紹介
ざっくりとした内容も含まれますが
このような方法で連動させると結果を早められます。
動画制作の相談は
とはいえ、どんな動画がいいのか分からない。
キャンペーンをどんな形にすれば良いのかわからない。
そんな時はソラノウエクリエイティブワークスまでご相談ください。
一緒に考え、寄り添った動画を提供します。
気になる方はお問い合わせまたは資料請求してください。
マーケティング視点の提案がほしい時
動画を作るにしてもただオシャレだけでは、損をする可能性が高くなります。
作った動画の使い方。PRの方法、打ち出しのアイデアは自社だけでは難しい。
どんな動画にすればいいのか、一緒に相談出来る人がほしい。
そんな時はソラノウエクリエイティブワークスにご相談ください。
ヒアリングから制作まで一貫しているので
打合せのイメージと違うなどのことになりません。
ご興味があれば資料請求からお気軽にどうぞ。