地域プロモーション動画の作り方

地方自治体にいま追い風が吹いています。
コロナ過の影響は集中都市の分散を促しているようです。

都会の働き方に疲れた若者を取り込むためには
今プロモーションを仕掛けるのは、良い機会かもしれません。

得する人
・地方自治体の広報担当者
・地方プロモーションに関係している人
・動画クリエイター

得する内容
・地域のプロモーションの考え方が分かる
・スタンダードな方法が見えて来る
・次ぎの地域プロモーションの戦略が見えて来る

地域のプロモーションに大事なこと

地域のプロモーションでは雄大な自然や地域の魅力を打ち出すのがスタンダードです。
既存の地域のPRに使われている映像からどのような要素が良いのか分析していきましょう。

土地

土地は地域の土地柄が分かる様子の映像になります。
主にドローンで海や川、山間部の様子を撮影した映像が分かり易いでしょう。

他には、PRする地域の自然のアップです。
葉っぱや虫、太陽の様子や風などが含まれます。

土地の魅力は都会に住んでいる人にとっては価値のある映像です。
都心部は、周辺がビルが多く人口密度が高い場所に住んでいる可能性が高いです。

そのような場所に住んでいる人にとっては
空間が広く緑豊かな場所は魅力的に映ります。

今現在の生活感にはない様子がそこに映っていることで
魅力的な印象を作る事が出来ます。

ポイントは高画質、繊細さがここでは重要な要素になります。
人間の目は肥えていますので、繊細さの違いはどんな人が見ても気付いてしまいます。

しかし、それを言語化できないためになんか、違う。
「綺麗な方がいい」という感想になります。

そのような感想がある場合には、高画質な映像を求められていると
捉えておくのが良いでしょう。

物産

地域プロモーションには物産を紹介する映像が含まれています。
物産はその地域の地産としての魅力です。

その地域では手軽に入手できるという感覚は他にはない差別化のポイントの一つです。

物産を映し出す方法として、商品の映像もありますが
原材料となっているものを入れるのもポイントです。

原材料が水ならば、山や川、湧き水などもそれらに含める事が出来ます。

職人技のような技術的物産の場合は、人になります。
作業や制作の風景を入れ込むのがよいです。

職人技のような技術はたとえ自動化が進んでいても人の手を介している方が
映像の見栄えと、視聴者の求めている答えに近いものになります。

自動化が評価されるのはコストダウンや働きやすさなどの
コストパフォーマンス面と繋がっている時だけです。

商品を販売する場合には、人の手や知識が介在する方が望ましいと言えます。

文化

地域を代表する例として取扱しやすいのが文化資産です。
文化資産は移動が不可能であり、地域と直接的な関係にあり映像映えの要素として
取り入れられています。

文化資産を映像で取り扱う時は
その文化資産の観光価値がどれほどあるかを検討するのが良いでしょう。

というのも、文化資産は地域の特性を打つ出す事実として有効ですが
視聴者の価値に繋がっていない場合が高いです。

視聴者の価値とはその場所に実際に行ってみて
「良かった」「楽しかった」という感想が得られるかどうかによります。

風光明媚な要素や近隣での食事による体験価値がイメージ出来ない場合には
あまりポジティブに働かないでしょう。

一般的な地域プロモーションの動画は
これらの組み合わせになります。

しかしこれでは、他と変わりません。
もちろん自治体や市区町村の担当者からすれば
地域にしかないものを紹介し特別であることは変わりません。

しかし視聴者は他の地域の特性や特色も分からず見てしまうことが多いです。
そして比較されるのが映像の質感や雰囲気といった曖昧なものです。

地域プロモーションの課題

地域のプロモーション動画には課題があります。
まず同系統の作品が並んでいるということです。

これは作品が悪いのではなく同じ雰囲気のものが多いために
違いが分からず埋没してしまうということです。

もう一つは動画のメッセージが見えない点です。
訴求点と呼ばれるような部分ですが、動画を見たときに何を想って欲しいのかが
見終わった後に分かりづいらい作品が多いという点です。

この二つの課題について考えたたいと思います。

同系統の作品が並ぶ理由

公官庁の仕事となるとリスクがとれないという部分は分かります。
担当者の一任と言われながらも決済時には
上司の確認とチェックがつきのものです。

キャリア志向の上司がいる場合には
新しい試みのある提案は保身から中々OKサインが出ません。

そのため、他の市区町村でのPRと変わらない
PRの提案内容に修正されがちなのは分かります。

視聴者視点で考えた場合、同じような動画は先手が圧倒的に優位です。

5年前ならば画質やドローンなどの演出の違いで後発の優位性などがありましたが
2020年現在、高画質でありドローンのシーンも含まれている動画が十数個あります。
すると視聴者からは違いが分かりません。

ちょっとした違いや独自性は地域で必ず存在していますが
都会疲れや地方に出たい、戻りたいと思う人にとっては代わり映えのしない
動画に見えてしまいます。

二つの解決策

一つは、決裁権の上位者に担当社が直接的コネクションを持つことです。

「釣りバカ日誌」や「サラリーマン金太郎」のような直接的コネクションを持ち
提案前段階で根回し的に動き、興味や価値を理解してもらうことです。

最上位決裁者のOKが出るとなれば、中間層の決済権者はスルーに近い形になるでしょう。
一番案が正確に通る可能性がありますが、関係性を作れるかという難しさと
公官庁上層部の任命期間の短さを考えると
運に近い部分があるというのは確かです。

もう一つの解決策として

動画制作後の埋没リスクについて言及する方法です。
説得の方法としては、動画の埋没の方がキャリアに
傷が付くという形でのプレゼンが大事
になるでしょう。

右に習え型のスタイルをとった方が危険であり
上層部から指摘の対象になりやすいという説明と
数字的根拠が出せるようにしておくと良いでしょう。

提案が難しい

二つ目の課題は、魅力を発掘できていないという点です。
都会への憧れや他の地域と見比べてしまい、自分達の地域が魅力的ではないと
どこか及び腰になっている印象を感じます。

これらの問題は地域に根付いてしまっている
メンタリティーのデメリットです。

及び腰で隣の芝生は青いために地元地域の魅力に気付けず
探し、発掘するために外部の力を
借りなければならずその予算が捻出できないため
発掘がされないまま放置されてしまうというネガティブループになります。

解決策は地域の人達全員に価値を体験して貰うことです。
内容は町興しになるので、担当者だけでは再現できない内容かも知れません。

人の心を動かすには体験と結果だけです。
地域という人の数を動くのは結果が先です。

結果があり体験へと繋がっていきます。
そしていつの間にかそれが地域の文化となり、誇りになる。
その流れを作る必要があるでしょう。

結果を作る流れ
1 テーマの打ち出し(アートの街など)
2 テーマを実行する(周囲の反対と戦う)
3 人の流入がある、経済循環が起こる
4 地域の人の賛同が得られるようになる
5 地域の人も共同で参画しだす
6 テーマの街を堂々と打ち出す
7 文化になる
8 地域の人の誇りとなる

地域のプロモーションとして使えるようになるのは
「3」のフェーズになってからです。
「3」以前ではコンセプト動画が必要になります。

このようなテーマで地域を活性化したい
その後どうなるというビジョンを見せるための動画になります。

一般的には説得のための説明会向けな内容です。
モデルルームや新規マンションの説明会などで
見るようなイメージを持って貰うのが良いと思います。

フェーズ「3」以降は、フェーズ「6」までフェーズごとに
地域のプロモーション動画を発信していくのが良いでしょう。
フェーズ「4」の段階になれば新聞やテレビなどの取材も入ることになるでしょう。

その時にメディアに提供する動画素材としても使えます。
フェーズ「5」になれば他の地方自治体からの視察も予想されます。
この段階にまでなれば、人が人を呼ぶような循環にもなるでしょう。

複数のテーマを求めすぎる

地域のプロモーション動画ですが動画の制作費は
大きな予算と言っても過言ではありません。

するとその予算の中で様々な要望を入れ込みたくなってしまうものです。
動画の特性上、様々な要素を盛り込むと
何が伝えたいのか見えないものになりがちです。

何故なら、情報量が多いため道筋と答えが分かりにくくになります。
そのため>伝わらない動画</spanになってしまうのです。

動画を作る時はテーマを絞るのが得策と言えます。
テーマを絞る時に大切なのは地域プロモーション動画で
何をPRするのかを明確にすることです。

街をPRしたいだけでは足りません。
これは地域側の要望であり、視聴者の要望ではありません。
視聴者の要望に応える動画のプロモーションテーマを決める必要があります。

観光での流動性を高めたい。
というテーマがあるとすれば観光用のPRになります。

観光のプロモーションと言えども誰にアプローチするのかが鍵になります。
老若男女にアプローチするのは避けた方が良いでしょう。

学生なのか、カップルなのか、20代夫婦なのか
60代夫婦なのか、外国人、インバウンド向けなのか様々な要素があります。

これらを絞り込むまでテーマは絞った方が良いでしょう。
この方が効果的な地域のプロモーションになりやすいです。

市区町村の人口を増やしたいという場合も同様です。
引き続き定住してほしいのか、他の地域から移住してほしいのか
誰に住んで欲しいのかを絞り混む必要あります。

絞り込みをすることでメッセージが強くなり
動画の中でも導線がしっかりとしたものになり
より伝わる内容になるでしょう。

地域のプロモーション動画のポイントは
テーマとメッセージ性を作り込むのが鍵となってきます。

若者を取り込むためのプロモーション戦略

都会育ちの若者が地方で定住したいという場合のオススメの見せ方を紹介します。

ポイント
・雄大な自然/大パノラマ
・インフラの充実
・居住性
・トレンディーさ

若者を取り込む場合は上記の要素が必要となります。
都会に疲れたから地方に行きたいと言っても
地方でも都会の快適性を求めています。

住めば都というのは、説得材料になりません。
結果論です。

若者が求めていることはわがままな内容と思われるかもしれません。

実際わがままだと思いますが、それぞれの地域で
若者を綱引きをしているのであれば、若者が喜ぶような要素を
見せていくしかないというのが方法論となります。

大自然のある雄大さの中で
都会のような快適で自由なライフスタイルを送りたい。

これが若者の地方に求めているイメージです。
大自然以外の部分をどのように見せていくかを説明していきたいと思います。

インフラの充実

インフラの充実で重要な要素はインターネット回線です。
回線が引いてあるだけでは足りません。回線速度と安定性が重要いなります。

最新のネットゲームが楽しめるレベルの回線速度と安定性が実現出来ていると
非常に満足度は高いでしょう。

食料や衣料品の立地的優位性は重要度が下がってきている印象です。
食品は7km県内に中型スーパーがあれば問題ないでしょう。
衣料品も県の中心街で購入できるレベルであれば問題ないという感触です。

居住性

居住性は重要度が高くなってきています。
自由なライフスタイルの中の基準の一つに居住性があります。

この居住性で大事なのは防虫です。自然は好きでも虫が苦手という感触です。
虫が入らないような対策がされている家が求められている印象です。

デザイン性も重要視しています。
デザイン性には日本の古民家を求める人もいれば
西洋風の白を基調とした部屋を求めている人もいます。

その他、空調です。
クーラーや暖房に対する設備が充実しているとポイントは高めです。

トレンディー

トレンディーさとはライフスタイルの再現性です。
今の若者はライフスタイルがファッションのようになっています。
世界感にお金を払います。

その中で重要なのがライフスタイルの再現性です。

その再現性の中に居住スペースや自然が内容している形になり
そして自己充実感を高めるに発信媒体が存在している。
そのれを支えるインフラがインターネットになっています。

そのために、移住をプロモーションする前から
ライフスタイルの提案が出来る要素が入っていると良いでしょう。

ライフスタイルにはキャンパーのようなキャンプ中心の生活をしたい人や
フォトグラファーのように自然写真を撮りたい人向けや
コーヒーや自家製パン、ピザなど趣味に特化した生活が実現出来る
許容の広さをプロモーションし
市区町村が応援しているという形で魅せるのが良いでしょう。

近年ではYouTuberやプロゲーマーのような屋内生活が中心で
すぐそばにある自然で心と身体を癒やすというのも一つの提案だと思っています。

地域プロモーションでは綺麗なその土地の映像も重要ですが
移住者を増やす場合には、どんなライフスタイルの生活が実現できるのか
想像しやすい映像作りがあると良いでしょう。

動画を作りたい時

ライススタイルを見付ける必要性を分かっている
制作会社に依頼するのが良いでしょう。

地域の良さと、その良さを活かすためのライフスタイル提案は
時間が掛かるかも知れません。

しかし定着してしまえば、その地域の文化となり
多の追従を許さないオリジナリティーになります。

ライススタイルを見付け出し
地域のブランド作りのアイデアから一緒に考える
ソラノウエクリエイティブワークスにご相談ください。

まずは資料請求からお気軽にどうぞ。

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