WEB動画を使いこなす方法

WEB動画と言っても色々ありますが
どんなポイントがWEB動画の強みなのか
紹介したいと思います。

得する人
・WEBページを持っている人
・広報担当者
・経営者

得する内容
・WEB用の動画の種類が分かる
・動画の使いどころが分かる
・動画の最新事情

WEB動画の使い方
主な使い方は以下の通りです。

・マルチチャネル用途
・ブランディング用途
・リレーションコンテンツ用途
・商品説明用途

上記の要素は組み合わせで使わています。
結果上記の要素を含むこともあります。

「広告」を記載していないのは広い視点を持てば全てが
広告用途とも言えてしまうからです。

WEB動画の使い方として上記の要素から
ポイントを紹介していこうと思います。

マルチチャネルとは

マルチチャネルとは情報の媒体を増やすという意味です。
複数の発見要素を持たせ
様々な層の見込み客にアプローチするのが目的になります。

理由は生活スタイルの幅が広がり
見込み客の行動が読めなくなってきているからです。

そのため、新しい顧客層に
リーチ(見付けてもらう)ために複数の発信媒体を持つべき
というのがマルチチャネルの概念です。

例えば自社のサービスが斬新で新聞社の取材を受けたとします。

サービスが市役所などの書類申請の代行業務を
電話とWEBで行えるとしましょう。

新聞を読んでいる層は
30代以上の家庭を持っている男性が多く
掲載後、新聞を読んでいた人からの
問い合わせが増えました。

しかし20代の男女には届いていない。
マルチチャネルでは

新聞以外に
WEBメディアへの掲載
ラジオ
動画ニュースへの寄稿
ブロガーへの執筆依頼
インフルエンサーの利用

様々なライフスタイルの見込み客の層へ
アプローチするのが目的です。

マルチチャネルとしてのWEB動画

チャネルとしてのWEB動画は、媒体に合わせた動画を準備する事です。
動画は長期間利用できます。

制作した動画すぐにWEBサイトや
商品へのアクセスに貢献しなくても問題ありません。

マルチチャネルとしての動画価値は
取り逃しを減らすのが目的です。

取り逃しとは、その他の発信でサービスをしり
検索した時にヒットさせ
サービスやWEBサイトに滞りなく誘導させるためにあります。

発信媒体に合わせた動画を掲載し
ユーザーにとっての引っかかり作り取り逃しを防ぎます。

動画を主体として生かせるチャネルは
・YouTube
・Vimeo
・Facebook
・Instagram
・TikTok
・Twitter
・Pinterest

文章を主体にしながら動画を差別化として活かすチャネルは
・オウンドメディア記事掲載
・アメーバブログ
・公式Line

(出典)総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

ブランディング用途

ブランディングとは価値感の普及です。
ブランディングを完成させるための
プロセスをさしています。

ブランディングと聞くとハイブランド商品の
イメージがありますが実際は違います。

高級な商品を打ち出すだけに
使われるものではありません。

価値を感じてもらうための
アプローチ
がブランディングです。

どんな価格帯やどんな形態の商品も
最適なブランディングは必要になります。

ブランディングのために必要なもの
・認知
・共通認識
・ポジティブ

ブランディングは三つの要素を引き出すと
ブランディング価値としての結果を作れます。

WEB動画を使ったブランディング方法

WEB動画のメリットは
ターゲットの指定が出来ることです。

特定のターゲットゾーンに対してアプローチが出来ます。
同時にネガティブな層を除外できます。

すると多少過激な内容を含んだ内容でも
リスクヘッジが効くというメリットがあります。
※ 虚偽や過度な演出、性的表現を指しているのではありません。

過度な内容で使われるのは
競合製品との比較です。

比較はもっともシンプルで
視聴者に分かり易いものになります。

何故なら説得の説明を必要とせず
比較による差異のメリットを打ち出せるからです。

ブランディングのための「認知」は
商品やサービスを見た事があるではありません。
商品やサービスを理解しているという状況です。

ブランディングは
「見た事がある」から「理解している」に変えるためのプロセスです。

理解促進のためにWEBは動画は有効なのです。

共通認識は口コミの先にある

二つ目の共通認識とは商品を知っている人が
誰が所持しているかが思い浮かぶ状態です。

もちろん、実際に所持していなくても問題ありません。
想像の中で存在しているかが重要になります。

WEB動画はイメージのサポートのために使えます。
映像の質感も重要ですが、その動画がどの媒体に使われているかも
ブランディングイメージに繋がります。

例えばInstagramは10代から20代の利用者が使うもの。
そのようなイメージを持っていれば
そこに自社の動画があるだけで
商品やサービスは10代や20代にも受け入れられるものという
価値感を想像させる事にも繋がります。

媒体の持つ文化や価値に乗じて想像効果を生み出せるのも
WEB動画の特性と言えます。

(出典)GDPに現れないICTの社会的厚生への貢献に関する調査研究

ポジティブは条件

どんなWEB動画もポジティブでなければなりません。
ネガティブな形式を作りブランディングに繋げる方法もあります。
しかしWEB動画では損をするリスクが高いので条件に入れました。

WEB動画は多くがコミュニケーションの一部として利用されます。
動画にはコメントや拡散の機能が多くのSNSで実装されています。

ネガティブな動画はネガティブなコメントを集めやすく
中長期的に醸成していくブランディングとしては
リスクが高いものになります。

WEB動画では特にポジティブな要素に収まるように
構成するのがポイントになります。

リレーションコンテンツとは

コミュニケーションと連動してるWEB動画だからこそ
出来るものがあります。

動画を通じたコミュニティ作りが出来る点です。

動画に対してのコメントは双方向に広がります。
双方向とは、同じ見込み客や消費者です。

動画に寄せられたコメントを見て
他の見込み客の心境も変わります。

見えないコミュニケーションを活かし
商品やサービスによって繋がっている
世界感を増やしていくことでリレーションに繋がっているのです。

YouTuberの登録者数を増やす方法がその方法と言えます。
動画を投稿するだけでなく
動画に寄せられたコメントを返すというのが
チャンネル登録者数を伸ばすコツの一つです。

しかし、それだけではなく寄せられるコメントの量や内容も
動画の評価や価値感に影響する要素になります。

ネガティブなコメントが多ければ
視聴者はコメントの感情に引っ張られネガティブな視点で
動画を見るでしょう。

ポジティブな視点や評価が多ければ
見え方や印象が変わります。
人の感情は相対的なのです。

通常の広告よりもリスクはありますが
コミュニティを作ることで強いつながりが出来継続的な消費や
新商品やサービスのプロモーションにも繋がります。

コスト面で考えれば非常に魅力的と言えるでしょう。

WEB動画の使い方まとめ

結論使い方は二つです。
認知拡大のためのチャネルの開拓とコミュニティ作りです。

認知拡大には新規ターゲットの利用媒体にアプローチするのが良いでしょう。
コミュニティ作りではコメント機能など
双方向性の拡張がある媒体で展開するのが良いです。

これらを踏まえてどんな動画を作ればいいかは、それは別の機会に紹介したいと思います。

もし動画の制作に関して気になる事があればソラノウエクリエイティブワークスにご相談ください。
希望の動画からアプローチ方法までご提案致します。
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