C300mk3のオススメアイテム

C300mk3を使ってみて、オススメのアイテムを紹介したいと思います。

稼働を考える

C300mk3を何時間使うか考えましょう。
通常のバッテリー、BP-A60タイプのバッテリーを使用して2時間半程度です。
1日の撮影をするには、圧倒的に足りません。

予備バッテリーは必須です。
純正のバッテリーを予備にしてもいいと思いますがやや価格が高めです。

BP-A60 Canon バッテリーパック

その時には互換品をサブバッテリーや予備バッテリーとして
運用するのが良いでしょう。

互換バッテリー

両方を所持しながら使い回しで運用するのが良いと感じます。

その他、C300mk3をVマウントバッテリーで運用するための
アイテムで出てきていますので紹介します。

動画

Store

小型のVバッテリーなどを使えば
操作系の邪魔にならずにしよう出来ます。

すでにVバッテリーを所持している
運用している方ならばオススメかもしれません。

小型のVバッテリーならこのようなタイプがオススメです。
このバッテリーなら空輸も可能なので、運搬に関するトラブルもすくなく出来ますね。

ですが機内持ち込みのルールなど改正されているのでその辺りは
確認しておいた方がいいでしょう。

ANA持ち込み

クリックしてLithium_guide.pdfにアクセス

IDX航空輸送について
https://www.idx.tv/jp/support/transport.html

マイク

C300mk3はマイクは付属していません。
ですので、ガンマイクを準備する必要があります。
検討していたマイク2種を紹介したいと思います。

Sennheiser ゼンハイザー MKE 600 ガンマイク 【国内正規品】

【国内正規品】RODE ロード NTG5 Location Recording Kit コンデンサーマイク NTG5KIT

購入したのはNTG5を購入しました。
決め手はRFバイアス回路と、小型軽量という点です。

取り回しに関して、様々な事を想定して、短く軽いものを選定。
ドキュメンタリーの撮影も考慮して
長時間手持ちでの運用も考えてNTG5にしています。

C300mk3の重さは軽いカメラではないのですが
重心やガンマイクの長さによる取り回しの悪さなどを気にしました。

湿度に強いなどの部分も日本の高温多湿環境で
トラブルの少ないマイクを選びたかったというのがあります。

音は非常にクリアです。
ガンマイク的な音感ではありますが、ボイスととるために非常に向いている感じです。

海外の音声YouTuberのレビューや聞こえを参考にしましたが、NTG5が
一番背面に対する音を拾わない指向性だったなど
魅力的だったというのも良かった点です。

参考にしたNTG5のレビュー

ゼンハイザーMKE600はNTG5と比べて価格も安く、しかも高性能
音の感じもミドル、ハイの価格帯と変わらないような質感で魅力的でしたが
大きさなど細かい点を考えてNTG5しています。

これでも十分良かったのではと思いますので
どちらでも良いと思います。

ジンバル用にオススメのマイク

C300mk3はジンバルに載ります。
ジンバルはジーウンのcrane3Sが良いと思います。
他のものだとパワーと制裁重量不足で上手くいきません。

ジーウン

一眼レフタイプよりかは可動域が狭まりますが
セットアップをしっかり行えば十分に動かせます。

その時に問題になるのが音声です。
C300mk3のマイクで録音しても良いかもしれませんが
ジンバル運用でマイクって結構大変だと思います。
そこでC300mk3のジンバルでも載るのがRODE Videomicroです。

【国内正規品】RODE ロード VideoMicro 超小型コンデンサーマイク VIDEOMICRO

レビューではイマイチという声が上がっていますが
そんな悪いものではありません。
たぶんそれはカメラ側のアンプと端子の性能の悪さです。

Video microで録音してみましたが非常にクリアでした。
ホワイトノイズが気になるなどのレビューがありましたが
それはカメラのアンプに乗ってしまっているノイズでしょう。

ケーブル

C300mk3のオーディオアンプは非常に優秀です。
マイクの性能を十分に発揮してくれるくらいにノイズが少なく感じます。
十分な余裕も感じますし、ノイズが抑えられていてクリアに感じます。

ケーブルはベルデン製などをオススメします。
細かな違いですがケーブルをケチると若干音が落ちます。

BELDEN XLRケーブル(0.5m) EC-1192A-B-005

Videomicroを乗せるにはライコット製のショックマウントが
コールドシュータイプになっているので
シューマウントを別途取り付ける必要がります。
私が取り付けているのはモニターの背面ネジ部分に取り付けています。

Videomicroはジンバルでの運用でしか使用しないため
成立しているという感じです。

実際にはバッテラなどの小型ライトが取り付けられるように
ハンドグリップの上部にもシューマウントを取り付けてあります。
様々なシチュエーションに対応出来るようにシューマウントはこの2ヶ所
あると便利です。

オススメはSmallRigのシューマウントアダプター2個セットです。
安く丈夫で信頼出来る製品です。中国製なのでネジの締め込みなどで
多少きつかったりと個体差があったりますが最近は安定してきている印象です。

Smallリグシューマウント

リグ

個人的にはリグは構成していませんが、ちょこちょこ出ているので
リグを組んでがっつりやりたい人のためのアイテムを少し紹介したいと思います。

C300mk3の弱点として、トップ部分に1/4インチの穴が空いているのですが
トッププレート用なのかハンドグリップを付けてしまうと他のパーツが
ほぼ付けられないようなスペース感です。

ですので、リグとして組む時はトッププレートの使い勝手の良さ
サイドプレートの関係性が重要になりそうかなと感じています。

Zacuto
https://store.zacuto.com/canon-c500-mii-c300-miii/

基本のパーツを組み合わせている感じです。
専用というよりも他のカメラとパーツを共有しシェア出来る考えのようです。
Zacuto製品を持っている方にオススメという感じでしょうか。
既に持っている方ならトッププレートくらいで良いかもしれません。

SHEPE
https://www.shapewlb.com/canon-c500m2-accessories/

しっかり筐体にあわせて来ている感じのモジュールです。
ハンドグリップを外してもケーブル脱落防止体制がしっかりされているのは好感が持てます。
サイドプレートが絞りなどに当てるベゼルの両端にあり
操作や少し狭そうな感じなのが少し残念かなと思いますが
非常に筐体に合わせている感じが素敵です。

BRIGHT TEN GERINE

Canon Camera Accessories

こちらも筐体にあわせて、トッププレートサイドプレートがあります。
ZacutoさんとSHEPEさんの中間という感触。
やや無骨感はありますがサイドプレートがあり魅力を感じます。

WOODEN CAMERA
https://woodencamera.com/pages/canon-c300mkiii-camera-accessory-kits
Zacutoさんと同じ感触です。
この感じなら他の選択肢を考えてしまうような感じです。
トッププレートだけ購入し他は別で構成も出来そうな感じがしています。

Tiltaさんも探してみましたがまだ出していないようでした。

メディア

C300mk3はCFexpress TypeBのメディアが必要になります。
プロキシ用にSDカードが挿せるようになっていますが
メインで収録するのはCFexpressのみになります。

最近TypeAも出てきたので
段々CFexpressの規格も混乱しそうな感じです。

XQDやSDexpressなど似たような規格争いが起きて三つ巴の争いになりそうで
今後もメディア規格は注目しておく必要があるかもしれません。

サンディスク

定番中の定番です。安定のサンディスク製。
やや価格帯が高いのが難点。512BGほしい所ですが
価格が高いので中々手を出せないのも難しいところです。

プログレード

ProGrade Digital (プログレードデジタル) CFexpress Type B COBALT 1700R 正規輸入品 (325GB)

中身はレキサー品質という安心感があります。
サンディスクより若干安い感触ですが、金のサンディスクと銀のレキサー
相変わらずのカラーバリエーションは多の追従を許さぬ証拠でしょうか。

プログレードの評判も上々な感じです。SDカードで使っていますが
非常に安心できる印象でした。

デルキン

Delkin CFexpress Type-B POWER メモリーカード 512GB 書込み速度 1430MB/s 読出し速度 1730MB/s DCFX1-512


Amazonで気になるカードと言えばデルキン。
本名はDELKIN DEVICES社は米国サンディエゴに本社があり
各種デジタル製品の開発メーカーです。
映像向けメディアの製造や映像向け製品が多いようです。

魅力はなんと言っても最大2TBを誇るCFexpressと一段安い価格という点です。
Amazonレビューも上々といった感じで
今後第三勢力としての地位を確立しそうなメーカーです。

多分2TBを買うのが一番コスパがいいです。しかしそんなに容量いらないという現実。

JNH

CFexpress Type B メモリーカード 256GB JNH 読取り速度最大1700MB/s RAW 4Kビデオ対応【 5年保証 】

価格の王様はJNH。中国メディアだけあって価格だけでは頭一つ、二つ飛び抜けています。
品質にはばらつきがあるようでイマイチを掴まされる可能性がなくはない賭け商品の感触があります。
人柱として使ってみた感触ですが、基本的には問題無く使えています。

今もメインで使用していますが容量を圧迫してきたときに
6BG程度残っていましたが残量のアラートが出てしまいました。

初期化を最初の一回しかしていなかったので溜まっていたかも知れませんが、その後は普通に使えています。
(最大容量まで撮影していないのでそこの検証はできていません)

オススメは256BGです。
この価格で買えるのは他にありません。

メインのサブとして用意するなら一番いいでしょう。
しかも一番使いたいラインのメディアボリュームゾーンというのも魅力。

大容量が版がないのでそこは残念。
ですが、ちょうどいいのかもしれません。さすがに1TB、2TBだされても
不良品レベルだったら泣けてくるはずなので。

カメラバック

主にリュックタイプを使っています。
私が使っているのはF-stop SHINNです。

F -ストップ – Tilopa 50 L Topバンドル – アロエ

※ 画像はSHINNではありません。SHINNは80りっとるのモデルになります。
通常使用ならばTilopaでも十分だと思います。

基本的なカメラバックとしての考えとして
ワンオペでも活動できるパッキング構想があります。

車がしよう出来ない環境、徒歩での3km以上移動が必要な場合や
1日でロケーションの移動が多い場合にショルダー型のカメラバックは
体力の消耗が激しく防水性など移動面でコストが高いためリュックタイプで運用しています。

Manfrotto ショルダーバッグ/ビデオカメラケース Pro-lightコレクション 49L ブラック MB PL-CC-197

F-stopの良いところは登山向けの設計思想が反映されているため
身体へのダメージが一番少ないカメラバックだからです。

F-stopの利用はネイチャー系のカメラマンさんなどが主に使っていると思いますが
健康を考えたらこのタイプのカメラバックが一番いいです。

これは自衛隊の経験が判断基準になっていますが
重量物を運搬するときに大切なのは、腰で支えることと
リュックを背負った時の重心位置です。

重量物は腰で支えるのが基本です。
肩で背負うと血管を圧迫し
肩こりを起こし腰で背負うより体力を消耗します。
肩こりをおこすとカメラをいざ構えた時に肩から先が
固まってしまうので柔らかくしておいた方がいいでしょう。

重心位置を大事にするのは長時間の移動を実現するためです。
細かい事は省きますが、重心位置をなるべく踵の位置に来るようにすることで

前傾する角度を抑え、肺の圧迫を防げます。
肺の圧迫を防げれば、一回の呼吸で多くの酸素を吸うことが出来るので
長時間の行動を可能にすることができるのです。

F-stopはそのような体制を作るのが容易なのでオススメです。
他には、小型の三脚を側面に縛着しやすい形になっていたり
使いやすさがあるので良いと思っています。

想定しているとおり、F-stopでは、C300mk3はパーツを
分解している状態でなければ運搬できません。

その点、ショルダー型のカメラバックは、
カメラの構成をそのままにすぐに取りだし使用することができます。
パーツを組上げておけるのでアシスタントに任せる時も
レンズ交換などくらいでリスクをおさえることができます。

それぞれの案件周りなどでカメラバックの構成を
考えるが良いでしょう。

サンワダイレクト カメラバッグ インナーバッグ ショルダーベルト付 ミラーレス 一眼レフ ビデオ対応 撥水加工 Lサイズ 200-DGBG011

TENBA Tools BYOB

関連記事

  1. Rode videomic go2のレビュー

  2. FX-6はC70のライバルとなりえるか

  3. Sony α7SIII VS Canon EOS R5の決着

  4. RED KOMODOの最新情報

  5. 動画クリエイターのためのスピーカー選び

  6. カメラマンのための理想のウェア論

  7. antelope zen goレビュー

  8. Canonの新機種 EOS Cinema C70の発表を楽しむ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP