Apollo soloは動画クリエイターのパフォーマンスを底上げする

ユニバーサルオーディオから新しいオーディオインターフェースが発売されました。
その名も「Apollo solo」です。

得する内容
・オーディオインターフェースの知識が得られる
・オススメのオーディオインターフェースが分かる

得する人
・動画クリエイターになりたい人
・動画クリエイター
・音を良くしたいクリエイター

オーディオインターフェースの重要性

音を良くしたいと思うなら導入すべきアイテムです。
ここでの「音を良くする」評価ポイントは正確性です。

正確な音を確認出来るようにし
そこからどのように積み上げていくか
というのが、音を良くする方法のベースになると思います。

土台作りとして
オーディオインターフェースやスピーカーが必要になります。

はじめて音を触る人が思う疑問

正確な音を確認するためには外付けのモニタースピーカーがあった方がいいです。

動画を作り始めた時、PCのマイクジャックに直接マイクを接続して
録音していたり、カメラのマイクを使用して
音を録音してきた人もいるかもしれません。

今はスマホに録音機能もあるので
そちらを使う人も多いでしょう。

パソコンにはスピーカーも付属しているしチェックに
何ら問題はないというのが現状というのも分かります。

わざわざオーディオインターフェースって必要なの?
という疑問ですが動画クリエイターとして
オーディオインターフェースの役割は大きく二つです。

外部スピーカーでのチェック、ヘッドフォンでのチェック用途に必要

パソコンのフェッドフォンアウトでの接続では、PC側の調整がされていて
音のノイズが乗りやすく出音正確ではなくよくありません。
(※ PC側のオーディオアンプを使用するため)

オーディオインターフェースはパソコン内部から直接音を引っ張ってくる(あくまでイメージ)
ので、動画編集ソフトで編集されたままの音を聴くことが出来ます。

GENELEC モニタースピーカー 8010APM 【ペア】

BGMなどの重なり具合や、声やナレーションなどのチェックを行う場合には
聴く環境を整えておく必要があります。
そのためにスピーカーとオーディオインターフェースが必要になります。

スピーカーを導入するメリットは
・より正確な音を確認できる
・定位感が分かる
・細かい音のチェックが出来る

※ モニタースピーカーの導入を推奨
普通のスピーカー例えばBOSEなどのキャラクターの強いスピーカーなどがあり
外部スピーカーを使うからと言っても正確にはなりません。

TANNOY アクティブ スタジオモニター スピーカー REVEAL 502 2台セット 【国内正規品】

スピーカーだけ導入すればいいのでは? という問いへの回答

オーディオインターフェースを入れると音の解像度が上がります。
理由はオーディオインターフェースに内蔵されているA/D D/Aコンバーターです。
このコンバーターはデジタル情報をアナログに変換する機能です。

このコンバーターの性能とスピーカーの掛け算によるところが
正確な出音に繋がっていきます。

Apogee Quartet USBオーディオインターフェイス【正規輸入品】 MAC/Windows/iOS対応 QUARTET-IOS-MAC-LO

PCの負荷を下げる

オーディオインターフェースはGPUに近い役回りをする部分があります。
動画編集などでは僅かな役割ですが、動画素材に音の処理を加えるのならば
PCへの負荷の分散はやっておいた方がいいです。

プレビュー中に落ちたりしたらショックで寝てしまいますよね。
そんな悲しい夜を過ごさないためにも、PCへの負荷分散のために
導入しておくと長い目で楽が出来ます。

その他の導入のメリット

・ボリューム調整ノブがある
・良いマイク(コンデンサマイク)の録音が出来るようになる

オーディオインターフェース総論

動画クリエイターとしてはメリットは少ないかもしれませんが
主な役割はモニタースピーカーを正しく使うために
必要なマストアイテム
だと思ってください。

正確な音を確認する理由ですが
インタビューやナレーションなどが入るような動画を作る時です。
インタビューの声がBGMに埋もれてしまわないかを確認するときなど必要になります。

Apllo soloをオススメする理由

使えるプラグインが素敵過ぎる。
正直オーディオインターフェースを導入する必要性を書いてきましたが
投資額に見合わないと思いませんでしたか?

目的やこだわりがなければ、はっきり言って損レベルだと思います。
ですがApllo soloはその損を補うほどのメリットがあります。

Universal Audio Apollo Solo アナログ2イン/4アウト Thunderbolt 3 バスパワー駆動 レコーディング向けオーディオインターフェイス【国内正規品】

Apllo solo付属するプラグインは動画クリエイターのレベルを上げてくれることは確実。
何故なら、下記ようなプラグインが付属してくるからです。

Teletronix® LA-2A Classic Leveling Amplifier (Legacy)
1176SE/LN® Classic Limiting Amplifiers (Legacy)
Pultec® Pro Equalizers (Legacy)
UA 610-B Tube Preamp and EQ

これを見ても意味が分からないと思いますが
入れるだけで音が良くなる魔法の粉詰め合わせセットみたいになってます。

オーディオプラグインの魅力

入れるだけでプロっぽい音になるのが最大の魅力です。
音が明るくなりマイルドで、耳に刺さらず気持ち良くなる。
音のコンソメスープみたいな感じで、入れるだけで良い感じになる。
それがオーディオプラグインの魔法です。

SLATE DIGITAL スレートデジタル プラグイン VBC Virtual Buss Compressors

はっきり言って動画編集ソフトのオーディオ調整機能は無味無臭です。
味付けはありません。

上記のプラグインは味付けがあります。
音に味という感覚が分からないかもしれませんが
耳馴染みがよくなったり
はっきりとキレの良い声に聞こえたり
一見して明るくなるような感じになります。

カラー編集でいうLUTを当てるという感覚でしょうか。
シネマライクな色感にボタン一つで作れるという感じに似ています。

元値でいうと100万以上の価値があるんじゃないでしょうか。
それがオーディオインターフェースを買うだけで無料で付いてくる。
それが最大の魅力です。

これが6万円以下で買えるのですから
損する事はないかと思います。

他のオーディオインターフェースの違い

1万〜30万など価格帯に幅のあるオーディオインターフェースですが
主に作曲やレコーディングをされる人向けの製品です。

価格が高い理由はいくつかありますが、マイクプリアンプと呼ばれる
マイクの入力段のクオリティーとチャンネル(レコーディング用にマイクを何本挿せるか)
などで価格差がつく部分でもあります。

ベリンガー 2入力2出力 USBオーディオインターフェース ブラック 1-Channel UM2 U-PHORIA

動画クリエイターの場合、編集デスクでレコーディングをする機会少ないはずです。
ですのでマイクプリアンプの性能はそれほど重要ではありません。
更に、チャンネル数も1Chあれば十分です。

ですが、AD/DAの部分性能は高価なオーディオインターフェースに
搭載されている場合が多く、低価格な商品はこの部分で差が大きいのも特徴です。

Focusrite フォーカスライト オーディオインターフェイス 10イン/4アウト CLARETT 2 Pre USB 【国内正規品】

ユニバーサルオーディオのメーカーブランドのエントリーラインとはいえど
他の低価格オーディオインターフェースのメーカーのものよりは品質が良いという印象です。

とはいえ、動画クリエイターとして附加価値をその部分では感じづらいと思うので
プラグインがあった方が明確に分かりやすくオーディオインターフェースの魅力を
感じられるだろうと思うのがこの商品です。

動画クリエイター向けでより低価格で揃えることも十分可能ですし
他のメーカーの良いところもあるので、一つの参考指標だと思って下さい。

更なる応用紹介

テキストを使用した方法でデザイン感を更に使う技として
少し紹介したいと思います。
応用すればより、オシャレな感じたオープニングタイトルにも使えるでしょう。

さらにに良くするために

もう少し動画を良くしたい。
動画の質感や色の調整方法、動画のテクニックなど。
詳細はこちら【音を良くする方法】

動画クリエイターズスクールでは、動画コンテンツを作りたい人向けに
様々なコンテンツを準備しています。

簡単に作れるように、操作方法を少なくしました。
誰でも分かりように一つ一つを説明しながら作っています。

動画クリエイターではなくても、操作できるような手順なので安心です。

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