映像の弱点の本質と新しい解決のアイデア

映像の最大の弱点、それは何か?

映像の弱点とは

時間を拘束する力が強いという点です。
ここでの強さとは視覚と
聴覚の両方を必要とする点でも
他の媒体よりも拘束力が強いと言えます。

紙やラジオなどもそれぞれの制約などがあるので
そちらも一度紹介したいと思います。

弱点的要素
・時間的拘束力の強さ
・主体性の問題
・自由度の低さ

紙媒体

紙媒体は主に視覚を拘束します。
主なデメリットは、読者に想像させなければならない点です。
イメージのしやすさ、想像性
他には価値やストーリー性などがないと
読者は本を読む事を止めてしまうでしょう。

様々なメディアになれている現代では
自身で想像しなければならないことについて
ハードルが高く感じてしまい中々手に付けづらい
印象があります。

他には、読書し始めた場合、他のことが一切出来ず
流し聞きのような事は出来ません。

本メリット
・タイミングの自由
・想像性の自由度の高さ
・止め時、再開の自由

本デメリット
・想像力を求められる
・比較的納得や理解までに時間がかかる
・メリットを感じないと離れていく率が高い

他の媒体よりも情報を入れるのが難しいため
基本的には情報はかなり整理され整った情報を
インプットすることが可能です。

想像力の高い人ならば、どの媒体よりも理想の
世界感の中で視聴でき最も迫力を得ることも可能です。

音声

音声のデメリットは映像がない点です。
紙媒体よりも情報量が高く、様々な演出も可能です。

映像がないために、質感や細かな表現についてはパワーがなく
視聴者の想像に任せなければなりません。

映像媒体メディアが増えているため、
音声のみの世界については
オープンとは言えない状況にあります。

映像同様、時間的拘束力があるため
紙媒体よりも視聴者を留めておかねればなりません。

音のメリット
・紙面媒体より臨場感を作れる
・ナレーションなどの演出ができる
・制作側の意図を反映さえられる

ナレーションやコメントなど情感を乗せるのことが可能です。
情感による表現が出来るので制作者の意図に沿った内容を届ける事が
可能
となっています。

音の特殊メリット
・聞き流しが出来る

対談やストーリー性がないもの
音声のみに集中する必要のないコンテンツでは
一番理想の媒体と言えます。

音のデメリット
・時間的拘束力を持っている
・利用ユーザーが多くない
・映像媒体ほど吸引力を持っていない

映像媒体

映像媒体のデメリットは視聴者の拘束力が強い点です。
他には、情報量が多いために制作側が意図的にメッセージを
制限して作る必要があるでしょう。

映像は視覚情報をフルに活かしているため
視聴者の決定判断も速くなります。
悪いもの良い物の意思決定の判断
視聴者にとって容易に可能となっています。

拘束力が強い理由
・時間の経過がないと理解できない
・視覚、聴覚を占有される。
・画面を見続けないと理解できない
・見たくないものには、情報量が多く心理的負担がかかる

視覚情報と時間を拘束する事で
コンテンツの質が悪い場合
視聴後の感情の落差が大きく
期待を越えるものをいかにして
届けるかが課題になっています。

映像メリット
・他の媒体よりも1秒当たりの情報が一番多く届けられる
・他の媒体よりも影響力が大きい
・説得力が高い
・マネタイズ力を持っている

いままでの回避策

離脱率を減らし、どうやって映像を見て貰うのか。
答えは「面白い」ものを提供するしかいない。

面白さのポイント
・ストーリー性がある。
・新しさがある。
・学べる。
・下品である。

おおきく分けると4点です。
最後の「下品である」は放送コード、モラルやエロティシズムなど
リスキーな内容を指しています。

このような秘め事は誰しも楽しみたい欲求があるので、ウケが良いです。
視聴率も稼げるでしょう。

しかし、一般的にモラルの度を越えていたり、非難を受けるギリギリであるため
電波に乗せられない内容になりやすい。
そして電波に乗せることが出来たとしても
後に何かの火だねになる可能性がある点を考慮すると使えないでしょう。

隠されたもう一つの離脱要素

熱量です。
映像は現場の熱量大きく減退させる機能を持っています。
この熱量を中々届けられないため
映像ではつまらないと感じてしまいがちになります。

映像を通じて、役者を見ていると熱量が伝わってこない瞬間も
現場と作り出した映像では大きく違うなと感じました。
この熱量が伝わらないから、つまらないのだと感じさせてしまうのです。

新しい離脱率への対策

通常以上のエネルギーを大きく吐き出す。
過剰な演技ではなく、熱量を増やすことで動画上の熱量の伝達に繋がります。

参考はこちら

映像を見ている視聴者にも伝わる熱量になることが
お分かりいただけるかと思います。

関連記事

  1. 商品を宣伝するのもストーリーを活かした方が良い

  2. ストーリーの起承転結を関係ない分野にも簡単に組み込む方法

  3. MV制作会社の選び方

  4. 感動の作り方

PAGE TOP