女性社員の肌をキレイにする方法

美肌できる自信あれば会社のPR動画や紹介動画などで
女性に出演をお願いしやすくなり安心感に繋がり
動画にも華やかさをプラスすることができます。

今回は女性社員を美肌にすることをテーマに
女性社員の出演拒否を減らし、会社のPRに女性社員にも
気持ち良く参画してもらうことを目的にしています。

美肌にする二つのフェーズ

美肌にするには、二つのフェーズがあります。
それは撮影前と撮影後の2つの段階です。

可能ならば撮影前に美肌に適した環境で撮影できるのが望ましいですが
それが難しい場合は、撮影後に美肌にしていく方法です。

それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

撮影前の美肌作り
メリット
·美肌を効果的に作れる
·失敗しない
デメリット
·ライトなどの設備投資コストがかかる
·撮影準備など手間が倍増する
·それなりの技術が必要になる

撮影後の美肌作り
メリット
·手間が少なくできる
デメリット
·美肌にできない可能性がある
·高性能PCが必要になる
·動画編集技術が必要になる

それぞれの特性がありますが
撮影後の美肌作りは、女性社員から要望が出てしまった場合の
対策案として心づもりしておくくらいが良いでしょう。

可能な限り撮影前で美肌にすることを目指してください。

撮影前に美肌にする方法

美肌にするもっとも簡単な方法はライトを入れることです。

ライトで美肌効果を出すために活用されているのはリングライトです。
リングライトは、カメラを囲うように正面からライトが当たり顔が周囲より明るくなり
正面から光が当たることで頬のラインなども薄くなり美肌に見えるライトです。

しかしリングライトは万能ではありません。
リングライトのデメリットを紹介します。

・日中は光量は足りず美肌効果は少ない
・リングライトの効果距離は1m未満であることが多く距離をとった撮影には使えない

そのためリングライトよりも強力なライトが必要になります。
150W以上のパワーのあるライトを使用するのがお勧めです。

業務用ではさらに強力なパワーのあるライトを使用しています。
しかしライトの価格も業務価格になります。
出力を確保するためライトも大きく重量もあります。
そのためライトスタンドも丈夫でしっかりとしたものとなり、機材が大がかりになります。

すると今までの撮影よりもセッティングなどの段取りが増えるのがデメリットとなります。
仰々しくなるため出演女性社員の緊張感も高くなりやすいといったデメリットに繋がります。

ライトの当て方はこちらの動画を参考にしてください。

お勧めのライト

撮影後に美肌にする方法

撮影後に美肌にしていくのはハイスペックなPCと撮影素材
編集技術の3つの要素が大きく影響します。

美肌に直していくためには最初に高性能は
動画編集ソフトが動くかが大きな課題になります。

高性能PCが必要な理由

使用するソフトはダビンチリゾルブというソフトです。
ソフトはメーカーサイトから無料でダウンロードできるバージョンがあり
無料版で十分に美肌にすることは可能です。

しかし美肌にする行程の中でパソコンに負荷をかけます。
まずは自社の動画編集用のPCが高性能であるかがポイントになります。

ダビンチリゾルブはGPUという高価なPCパーツの影響を強く受けます。
ダビンチリゾルブは他の動画編集ソフトと比べ無料でプロと同等の編集が可能ですが
パソコンの性能を使い切るバッファローのようなタイプで
PCの性能を使い切るとソフトが強制終了したりと
保存出来ずに落ちる可能性の高いソフトです。

そのような要素も踏まえて美肌にトライする前に
PCのスペックの確認をしておきましょう。

撮影素材で出来る出来ないが決まる

撮影素材によって美肌処理が通用するかしないが決まります。
見極める方法はデータ量の少ない動画素材は、美肌にするのが難しい可能性が高いです。
難しいことは省きますが、スマートフォンで撮影した動画素材は比較的軽いものが多いので注意が必要です。

その他には撮影した女性社員に当たっている光にも影響受けます。
一般的に被写体が周囲より暗い場合は成功する確率は低くなります。

編集技術

一般的な動画編集技術ではないため難易度が高いと言えます。
操作についてもダビンチリゾルブ特有の機能を使用することがほとんどであるため
iMoveやFilmora、ファイナルカットプロ、プレミアプロなどのソフトの動画編集技術も活かせません。

新たに覚える技術になりやや感覚で覚える部分もあるためハードルは高めです。
新しい技術になりますが、使い慣れれば比較的簡単に調整することも可能です(撮影素材によりますが)

女性が気にするポイント

美肌にするためにはそもそも女性が気にしている部分を知らなければなりません。

・スキントーン
・肌のくすみ
・シワ
・艶

概ね3つの要素で動画素材を見極めそれぞれ美肌のポイントがあるので
それらのポイントを紹介してきます。

スキントーン

スキントーンは肌の色です。
美肌がどのような色と考えるかは人によって違います。

しかし相対的には、肌の色が白い方が美肌と感じるケースが多いため
一般的な白い肌を目指していくのがベターです。

肌を白くさせるのは二つの要素です。

・明るさ
・青色の強さ

肌の明るさを調整する

肌は明るくしていくと白に近付きます。
最初にとるべき方法は明るさを調整して
肌を白っぽくしてくいきます。

白っぽくする方法はこちらの動画を参考にしてください。

注意しなければならないのは、肌を白くすることで全体が明るくなり
はっきりとしない動画になりがちということです。

他には肌の部分の明るさを強調することでノイズや、色の染み出し、変色が起こることです。
データ量の軽い動画素材であればあるほどこの可能性が高くなります。

青色の強さを調整する

肌の色は動画では赤色の成分が強く存在しています。
見た目の色と違うのですが動画ではやや肌は赤色成分が強く、
赤色は動画の肌の赤色は暗い印象(トーン)を持ちやすいです。
そのため肌に青色を足すことで、白い肌のイメージを強調することができます。

しかしやり過ぎると「病的」な印象にも繋がりやすく、
元々色黒な肌の人の場合は無理に調整すると全体がおかしな色になってしまうので
色黒の人は黄色の肌を目指す程度に留めるのが簡単です。

肌のくすみの調整

肌のくすみは高画質化がもたらしたデメリットとも言えます。
よりはっきりと詳細に映し出すことができるようになったため
肌のくすみまで分かるようになりました。

女性社員で出演をされる場合、化粧をされて来られることがほとんどですが
状況や企画の内容によって難しい場合もあります。
それでも気になるやコンプレックスという場合には、次の方法を試して下さい。

ミッドディテールを下げる
ミッドディテールは肌の辺りなどのディテールをボカすことで
ファンデーション効果を作る方法です。

この方法で美肌感を加えることが可能です。
しかしやりすぎると輪郭線までぼかしてしまい、
はっきりとしない動画になりがちなので注意しましょう。

シワをなくす

シワを無くすには肌を明るくすることです。
シワは動画では色の違いや影によって作られます。
この違いをなくすことでシワが見えづらくなりすっきりとした顔建ちになり
キレイになります。

明るさの調整は肌を白っぽくする方法と同じです。
肌を明るくする中でシワが目立たなくなっているかを確認しましょう。

一部が気になる場合などは、光の当たり方が正面ではなく左右どちらかに偏っているため
片方の頬に影などができることで陰影がつきそこが気になる場合があります。
このような場合には、シャドウ部分を持ち上がることで影を減らし美肌にしていくことも可能です。

艶を出す

ここでの艶は肌の潤い感ではありません。視覚的な肌艶の表現になります。
潤い表現は撮影前にしか表現できず、ライトを当てるだけでも表現しきれません。
潤い表現を求められた時は諦めてください。

艶や口紅やマスカラを付けることと同じです。
口や目が際立つことでコントラストが生まれ、はっきりとした顔建ちになり艶やかになります。
とくに唇の赤が強調されると肌の色合いにコントラストが生まれキレイになります。

そのために「彩度」または「カラーブースト」を調整します。
ここでは簡単な方法で紹介しているため理想の結果を得られないかもしれません。

※ 実際の方法とは異なっています。実際の方法は見極めと技術が必要なため難易度が高いため
本来の方法ではない手法を紹介

上手く調整出来れば美肌感を作ることができるので挑戦してみてください。

ライトを入れた場合同じ処理をした時の比較

ライトがあった方が動画編集で調整する量を減らすことができるので
肌のディテールもリアリティーを残すことができます。

まとめ

女性社員を美肌にするためには
撮影時にパワーのあるライトを使用し明るい状態で撮影するのが理想です。

しかしそれが難しい、後から要望が出た場合には撮影後の方法で美肌を目指してください。
撮影した動画素材のデータ量にもよるので全てに保証はありませんが
出来る範囲の対応を目指してください。

関連記事

  1. 法人向け営業戦略

  2. Youtuber系動画編集者生き残れるのか

  3. 不安商法に立ち向かう方法

  4. 映像制作向けデスクトップとラップトップどっちが良いの問題

  5. クリエイターが落ち込む時の対処法

  6. 動画クリエイターのストレス解消法

  7. コロナ後の採用動画の作り方

  8. HSPだけど動画クリエイターとして生きていくために

PAGE TOP