動画制作会社の費用丸わかり

動画制作会社の主な制作費の内訳などの参考を元に
依頼検討時の参考にしてください。

動画の制作費が高いと感じる理由

動画は一人でも作れますが、本来は30人以上の規模でつくるものです。
カメラマンがいるだけでは本来動画は完成しません。
何故ならカメラマンはカメラを操作するプロです。
本来は構成を担当する人物ではありません。

ポイント
・動画は大人数での制作
・専門職で構成されている
・業務用機器は高い
・技術料も高い

30人件費を想像すれば最低の費用感は
想像出来るのではないでしょうか。
これらに機材費や技術費
その他調整費など上乗せされていきます。

動画制作の流れは幾つかあります。
動画は企画、準備、撮影、編集の4つの段階があり
期間については3ヶ月平均をみておくのが良いでしょう。

それよりも短く制作出来る場合もありますし
3ヶ月以上掛かる場合もあります。

期間や費用については全て
作りたい内容やテーマによっても変わるので
一概には言えません。

動画の主な制作内訳
・企画
・制作
・調整

企画やコンセプトに30万円は必要

企画やコンセプトをまとめあげるためには
広告のプロやマーケティングのプロの思考が求められます。

主な担当部署
・マーケター
・CMプランナー
・コピーライター
・クリエイティブディレクター

データから考えられる確率の高い方法を動画に落とし込む場合や
人の心を揺さぶり、新しい発見を動画を通じて伝え商品や
ブランド価値を高める方法など

知恵と技術を結集するため
企画料としての費用が掛かります。

もちろん企画を進めるためにリサーチ費用や
調整費などもかかります。

低予算で行うためのアプローチ

低予算で行うためには、ディレクター職の
人権費を削る形になるのが一番早いです。

クリエイティブなアイデアや
企画ではなくなる可能性があります。

有望な人材を選定しなければ
良い企画ではないリスクが
高まるのは仕方ないかもしれません。

あまり低い金額はリスクを高めるので注意が必要です。

リサーチ費用を削りコストダウン

持っている情報を提供し
リサーチ費用を下げる方法もあります。

ある程度企画や内容が決まっている場合
自社で持っている情報の提供することで
リサーチ費用を削る方法も交渉提案として
持っておくのが良いでしょう。

企画料をケチると損をする可能性大

企画がないと、新しさや周囲からの関心などを得るのは難しいでしょう。
動画単体で成果を出すのが難しい時代です。

情報過多の時代ではいかに違いが分かりやすく
キャッチーであるかも重要な要素となっています。
新鮮味やキャッチーさは企画がないと成立しません。

最低限の予算組みは検討しておいた方が良いでしょう。

制作費用は1000万~30万

動画の制作費用は幅広く主に予算が掛かるのが
この部分になるでしょう。何故ここまで幅広いかは
人件費と調整費用によるところが大きいと言えます。

人件費の内訳
・プロデューサー
・クリエイティブディレクター
・アートディレクター
・ディレクター
・制作進行
・カメラマン
・照明
・音響監督
・音響ディレクター
・ミキサー
・ナレーター
・ヘアメイク
・スタイリスト
・制作アシスタント

このようなセクションの人物が関係し
セクションによっては1人ではありません。

それぞれ専門職で構成されているため費用感は高め
ディレクター職は日当15万前後掛かる場合もあります。

調整費用は撮影場所やロケ地を探すための費用

撮影日などの食事、車両費、機材、消耗品など様々な費用です。

ロケ地の使用料金や調整費用が大きくそれ以外では機材費、食事
車両費などが続いて費用として掛かる部分になります。

制作人数や規模が大きくなれば、一つ一つは小さくても
積み重なり大きな予算が必要になってしまいます。

主な内訳
・ロケ地使用費
・ロケ地借用調整費
・機材費
・車両費
・雑費
・消耗品

複数日の撮影や屋外ロケなどは天候などの
イレギュラーがあるため予備日も含めて計算されます。

屋外撮影などは見積もりが高くなる
可能性があるでしょう。

低予算にするためのアプローチ2

費用感を抑える場合、屋内撮影で成立する内容での企画にするのがポイント。
1場面、ワンシーンの映像のイメージで成立るような内容ならば予算コントロールはし易くなります。
屋外でのリスクヘッジでかなりの人や時間、場所のコストが掛かります。
屋内であれば調整費用もある程度抑えられるのでお勧めです。

芸能人、著名人などのアサインは行わない

芸能人などの起用は予算が膨れあがる原因の一つです。
芸能人などを起用する場合、契約費用や契約期間それらの取り回し
スケジュールなどのためにスタイリストやヘアメイク、控え室など
見えていない費用が多分に掛かります。

事前の打ち合わせ段階からこれらをクライアント側から伝える事で
費用の削減のための交渉材料に出来るでしょう。

VFXとアニメーション

動画の制作費の中でVFXとアニメーションがあります。
これらの制作費用も1000万~50万単位での幅があります。

実働人数は同等又は、場合によってはアニメーションやVFXの方が
稼働率は高いかもしれません。

実写映像にプラスする場合には、両方の費用が加算されます。
フルCGなどは人権費などで高くつく可能性もあるでしょう。

アニメーションはテレビアニメタイプの制作の場合は
同様に人権費が掛かります。

CGの制作内訳
・CGの作成
・CGの動き作成
・背景などの作成
・背景などの動きの作成
・合成

CGはリアルな曲線や質感を感じるCGの場合高くなります。
実写とCGの合成にも特殊な技術などが必要なので技術料も高くなりがちです。

価格交渉のためのアプローチ

ポリゴン感が残る形ならば、比較的費用は安く出来る可能性があります。
CGはCGの作成部分に大きな費用が掛かるためCGのクオリティーレベルを
交渉材料にしましょう。

アニメーション

テレビアニメタイプの動画制作の場合
実写の動画制作とは制作パターンが違います。

主に実写との撮影と違い企画段階で制作が動きます。
アニメーションは動き出すと修正が難しいため、企画の段階で
完成の図まで詳細に作り上げていきます。

企画
・企画
・制作

実写よりも企画段階が長く感じるかもしれません。
制作が始まると修正には大きな予算が必要になるでしょう。
アニメーションは1秒を制作するのに大きな時間と予算が掛かります。

制作関係者
・プロデューサー
・ディレクター
・アニメーター
・音響ディレクター
・音響
・声優/ナレーター

低予算にするためのアプローチ
テレビアニメタイプではないアニメーションでの依頼をする事で予算交渉が出来ます。

テレビアニメタイプは1/24秒を1枚ずつ絵で作成しますが
もう一つのアニメーションタイプは絵を1枚ずつ描くのではなく
絵の素材をデジタルで動かし動画にします。

モーションを動かすタイプは、人権費をある程度削減出来るため
交渉材料に出来るでしょう。

迫力のある動きなどはアニメーションと変わらない演出になるので
予算が掛かる傾向にあります。
演出などのやり方なども詳細に確認し、交渉の検討材料にしましょう。

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