企業向けの映像でこんなの作れないの?
とあるのがプロフェッショナル風のカッコイイ動画です。
今回はプロフェッショナル風にかっこ良くするためのポイントを紹介します
今回はコンセプトや動画作りの参考にしてください。
得する人
·広報担当者
・内製化で動画を作ろうとしている人
得する内容
·プロフェッショナル風のポイントが分かる
·作る上でのコツが分かる
プロフェッショナルが面白い理由
プロフェッショナルが何故面白いのか。
それは、挑戦している人の挫折と成功を描いているからです。
ただの成功譚は面白くありません。
何故なら別次元の人間と判断してしまうと誰もが興味を無くしてしまうからです。
プロフェッショナルは巧みの技と志を持ちながらも等身大の人間がそこにあり
当人の挫折も含めて、成長の過程が描かれていることに魅力を感じるのです。
その紹介の仕方にはプロフェッショナル風の技があります。
人の魅力を引き出すプロフェッショナル流の型
プロフェッショナルには型があります。
映像の撮影方法ではありません。
シナリオの作り方に型があるのです。
プロフェッショナルのストーリーには
一定の決まりの流れがあるのが分かりました。
シナリオのテンプレートです。
このパターンは人を魅了する黄金のパターンです。
人を魅了にするには、その人の裏と表が描かれていることが大切になります。
そしてどより深い部分にアプローチしている流れになっているのが
プロフェッショナルのストーリーの流れです。
このようなパターンで動画を見ていると
いつの間にか引き込まれてしまいます。
少しずつ本筋(人の心の裏側)に近付いて行く様は圧巻です。
視聴者もいつの間にか心をかき立てられ、心を動かされます。
その流れを仕組化しているのがプロフェッショナルです。
このテンプレートに当てはめると
プロフェッショナル風の構成を作ることができます。
しかし、構成を作るのは簡単ではありません。
動画のポイントを理解していないと構成を作ることは難しいでしょう。
ですのでプロフェッショナル風の動画の作り方は
別アプローチで行います。
※既存プロフェッショナル動画の構成について話しています。
※作り方はリニューアル予定
プロフェッショナルの流れ
プロフェッショナルには、流れがあります。
人物を魅力的に見せる方法として、完成されているパターンがあります。
今回紹介するのはプロフェッショナルの一つのパターンです。
他にも幾つかのバリエーションがあると感じますが、
まずは「知る」という視点で一つのパターンを理解するのが良いでしょう。
ここでは作る視点ではなく、プロフェッショナルの魅力を分解し
解析する視点を持つようにしてください。
プロフェッショナルの構成は以下の通りです。
1紹介
2評価
3実績
4技
5過去/理由
6現在
7挑戦
8結果
プロフェッショナルは「技」を軸に、その秘密を解き明かす流れが多いようです。
技の秘密を深掘りしていく中で、人間性や過去の出来事に触れることで魅力を倍増させています。
人物にフォーカスが当たり、技と人物の魅力が重なることで
視聴者は感情移入し目が離せなくなる形になっていると分析しています。
紹介
紹介のカテゴリーでは、主人公がどういった人物なのかを紹介するパートになります。
自己紹介がなく物語を進める方法もありますが、それは映画やドラマなどの場合に限ります。
理由は、視聴者の期待値の違いです。
ドキュメンタリーであるプロフェッショナル系の動画では、主人公がどんな人物かを明確にしなければ、
視聴者の興味を維持することができず、面白くならないためです。
紹介すべき内容
紹介パートで主人公となる人物として何を紹介すべきか。
プロフェッショナル風の動画を作るのであれば、実績やキャリアが重要になります。
また、その仕事の特異性や希少性を紹介することもポイントです。
プロフェッショナルという番組が長寿番組となり、
その雰囲気を作るだけで登場人物が何らかのプロフェッショナルという読み解きができるようになりましたが
プロフェッショナル風として動画を作る場合は、改めて仕事に対しての実績やキャリアの紹介は不可欠です。
評価
評価のパートでは、自己紹介がされた内容に対して、関係者側からの評価を織り交ぜて、
評価が適正であることを視聴者に見せ安心感を作ります。
紹介は、ナレーションで紹介していてもあくまで、自己紹介という視点であることは拭えません。
第三者視点での評価を織り交ぜて、多角的な人物像を見せることで、主人公が周囲からも評価され
実績と実力を兼ね備えている点が分かるように構成しましょう。
ですので、可能な限り複数の関係者から主人公がどのように映っているのかが、
分かるようなコメントを撮るようにしてください。
実績
最初の紹介で、実績については紹介したではないか?
そう思うかも知れません。ここは、冒頭の紹介で出した実績をより具体的に深掘るパートになります。
あなたの実績を本当の意味で凄いと理解してもらえる人は何人いるでしょうか?
多分、業界の関係者でなければ、その本当の凄さを理解することは難しいでしょう。
仕事は、様々なレイヤーがあり、そして一つ一つの仕事は多岐に渡り複雑です。
関係している業界から距離が離れていくにつれ、その凄さを理解することが難しくなります。
そのため、先程の実績が具体的にどのように凄いのかを、説明するパートが必要なのです。
実績の紹介パートにはいくつかのパターンがありますので、パターンの一つとして考えてください。
一つの方法として業界の意義や価値について説明し、主人公のポジションの重要性や希少性に触れる形です。
業界の全体像から、主人公が関わるポジションやセクションについて紹介し、
紹介されている実績にどのように関わっているかを知ってもらいます。
この中で主人公のポジションが仕事の中で中核的や役割であることや、
限られた人間にしか依頼出来ない難易度であるなど
主人公の仕事が際立つようにしていきます。
仕事の重要性が分かったのち、実績の高さについて改めて触れることで、
主人公がプロフェッショナルであることが際立ち、人物としての凄みが生まれてくるのです。
技
技は、具体的な主人公の持つ力を見せるパートです。
実績の中の仕事ぶりの中で希少性やポジションの重要性については理解できました。
しかし、その能力とはどのようなものなのか。その点に触れ、技が冴える瞬間を見せるのが、
このパートでのポイントとなります。
プロフェッショナルなのですから、具体的な技が見える瞬間が必要です。
コミュニケーションなどの見えない技術の場合は、映像では難易度が高くなるので注意が必要です。
技を単に移すだけでは、伝わりません。
そこで技がどれほど高度なものか、その前置きが必要となります。
簡単な方法としては、若手の技術者との違いが見せられれば違いが一目瞭然です。
プロフェッショナルの番組内では、プロジェクトの大きさやミスができないなどのプレッシャーなど
緊張感で技の凄さを表現する場合もありますが、難易度はやや高くなります。
過去/理由
プロフェッショナルでは、過去パートは後段パートの入口になっています。
ですので、プロフェッショナル風では、過去編まで作る必要はじつはありません。
紹介から技まで見せることができれば、一つプロフェッショナル風という形を作ることができるでしょう。
しかし、プロフェッショナルという番組は長尺です。
一般的に、期待値が高い番組であっても緩急を作らないと次の面白さを作ることが難しくなります。
そこで導入されているのが過去パートです。
過去パートの良い点は、技を習得するまでに至るプライベートな点に触れることができ、
技に対する新しい解釈を与えることができる点です。
ただ、技が素晴らしいだけでなく、その技を身につけるまでにいたった人間として魅力に触れ、
その技が、単純に「凄い」というだけでなく、「一つの人生の頂点」という点に再解釈させる力を持っています。
過去パートでは個人の生い立ちや、仕事への姿勢、
これまで出会った難易度の高い仕事など複数の要素を織り交ぜながら紹介します。
ここまでやろうとすると、実際には過去が少ないや明かしたくない話など、普通の人であれば様々出てきます。
また動画を作る上では、過去の資料の豊富さも重要な基準になってきますので、写真や素材など過去資料のボリュームでも
過去パートのボリュームや奥深さが変わってきてしまいます。
ですので、どの点が魅力的で立たせるべきかなど全ての材料を見極めながら選び取る構成力が求められるのは間違いありません。
後段パートでボリュームや面白さを作れるゾーンではありますが、難易度が高い点が難点になります。
現在
NHKのプロフェッショナルは、3段階の構成で出来上がっています。
紹介から技までが、第一段階、過去/理由が第二段階、最後が現在から結果までのパートです。
プロフェッショナルでは後段パートが二部構成になっており、過去編と挑戦編と分かれています。
過去編パートで個人の人間的魅力に触れた後、改めて難題が主人公に突きつけられる構成です。
この構成にしているのは、ドラマや映画と同じようにラストパートにラスボス的な存在との対決。
ピンチを脱した後に訪れる、更なるピンチ。
映画的、ドラマ的な構成を実現するためにあります。
プロフェッショナル風の動画を作る際に注意しなければならないのは、
挑戦パートはどうしても胡散臭くなりやすい点です。
ドキュメンタリーなので現実的に現在、最難関のプロジェクトを実行出来ているとは限りません。
そして現在進行中のプロジェクトは様々な守秘義務などの観点から撮影できる場所や内容なども制限が強く掛かる可能性があり、
撮影をするまでの調整の難易度も高いことが予想されます。
そして、業界関係者からすると挑戦パートの部分で盛りすぎているために失笑を買ってしまうリスクがある。ということです。
それを踏まえた上で作っていく場合ですが、現在パートは、過去/理由のパートを現在に引き戻すだけのパートとなります。
あくまで構成上の接着剤的な役割です。
何故現在のパートが必要なのか
プロフェッショナルでは、紹介から技まで、時系列がそれほど重要ではないからです。
内容によっては数年前の実績でも形にすることができます。
そのため挑戦パートに入るためには、現在の状況を再整理する必要があるからです。
現在パートで表現する必要がある事項は以下のようなものです。
- 時期(いつの話なのか)
- ポジション(現在の主人公のポジションとは)
- プロジェクト(どんなプロジェクトなのか)
ここで、現在に視聴者の認識を戻し、挑戦パートに本格的に入ることができます。
挑戦
挑戦パートではプロジェクトの意義や意味、担当するポジションの難易度を伝え、
過去の技よりも難しいことにチャレンジしている様を見せます。
過去までで技の凄さや人としての魅力は伝えていますので、
その人が新しいプロジェクトで直面する困難さがを再度演出する必要があります。
そのプロジェクトで困難な点はどこにあるでしょうか?
困難さがないのであれば、無理に挑戦のパートを入れる必要はないのかもしれません。
プロフェッショナルではドラマチックにするために入れていますが、プロフェッショナル風では墓穴を掘る可能性が高くなります。
現在のプロジェクトが挑戦的で撮影可能な状況であれば、このパートは非常に魅力的になりますが
プロフェッショナル風では、タイミングと運が鍵になりそうです。
挑戦での構成は、実績から技までの構成の流れと同じと考えて、問題ありません。
実績の中でのプロジェクトを紹介する中で、主人公が困難に直面しながらプロジェクトを進める様子を織り交ぜます。
そして、実際に技を見せる。
このような構成になっています。
結果
プロフェッショナルで言うところのエンディングパートです。
プロフェッショナルでは最後の1分程度の辺りでしょうか。
挑戦の結果が分かり、一安心。そういった部分を見せて終わりとなります。
担当の仕事をやり終えてもプロジェクト自体が完了していない場合は、
「俺達の戦いはこれからも続いていく」とうようなエンディングとして見せる場合もあるでしょう。
わずかに余韻を作りながら、達成感が視聴者にも伝わるようにし、
早めに切り上げるのが番組としては良い感じに終われて、次週予告に繋げられます。
プロフェッショナル風では、このような形にすると少し勿体ないので、
熱量が冷めない内に訴求に繋げるパートに入ります。
場合によっては、一度仕切りを設けて、プロフェッショナル風から切り分けた方がいいかもしれません。
訴求内容は、求人や会社紹介、使えると思います。
求人で具体的な給与などを入れてしまうと、今まで作ってきた空気が台無しになってしまうので、
あくまで動画上では、「募集」していることだけを伝え、
LPなどの求人の具体的な情報があるサイトや問い合わせ先に誘導するだけに留めましょう。
プロフェッショナルには過去、現在、未来を描いています。
挑戦はその中の未来に当たる部分です。
挑戦のフェーズでは、過去や現在でも経験したことのない
壮大なテーマに当たることになっています。
視聴者はすでに登場人物の実力と過去の経験を番組の中で理解しています。
そんな人物を悩ませる課題が「挑戦」として描かれています。
視聴者は登場人物に感情移入しているため
苦しんでいる姿を見ると共感し、応援したいという気持ちになっています。
最終的には挑戦が無事に成功し、登場人物と一緒に安堵や喜びといった気持ちがわき上がり
カタルシスを作りだすように出来ています。
プロフェッショナル風動画を作る時の注意点
プロフェッショナルは半年〜2年といった長期の取材を行い、1本の番組にしています。
そのため、制作期間は非常に長くなります。
さらに「挑戦」の部分の結果は分かりません。
実際のプロジェクトを追うため
失敗のリスクも当然存在し動画にならない場合もあります。
現実問題として上記で紹介した6〜8の「現在」「挑戦」「結果」の
プロフェッショナル風の動画を作りたい場合には
6〜8は動画として作らないのが得策です。
理由
・制作予算が膨大になる
・結果が分からないため理想と変わってくる
・動画完成するまで1年以上掛かるためすぐに手に入らない
プロフェッショナル風の動画を作る場合には、1〜5を中心し
6の「現在」を違う視点や方法で動画にすることでプロフェッショナル風を
作ることが可能になります。
プロフェッショナルのもう一つの魅力
音楽がプロフェッショナルという番組の世界を作っています。
「progress」という曲は、歌詞と内容のマッチングが高いのが
番組の魅力を更に高めたと言えます。
曲の入り方がテレビ番組などで使いやすいのも特徴です。
最初の歌詞まで入る時間が長く、ゆっくりと曲が盛り上がる形は
動画のシチュエーションから切り替わる流れを自然にし、盛り上がる形になっています。
歌詞も誰もが感じる、嫉妬や現実、その中でもがく様が
プロフェッショナルの中に登場する特別な人物も同じ人間で
同じようにもがいている姿と重なる点も心動かさるポイントになっています。
プロフェッショナルの曲のポイント
・日本語の歌詞になっている
・歌詞と番組がシンクロしている
・導入が長く、映像のマッチングがよい
・導入からのゆっくりとした盛り上がりが動画としても使いやすい
プロフェッショナル風動画にする注意点2
プロフェッショナルっぽい曲を見付ければ良いだろうという気持ちで
チョイスをすると失敗します。
まずそのような名曲が簡単には見付かりません
もしあったとしてもレベールやすでに利用されていたりと
著作権などの関係があり動画を作る時のハードルが高まります。
他には不祥事などのトラブルにも巻き込まれやすくなり
リスクを抱えやすくなるのも忘れてはいけません。
楽曲を使うのは基本的には避けましょう。
ですがBGM選びに参考になる部分があるので
BGMはどのようなものが良いかを紹介したいと思います。
ポイント
・ゆっくりとした導入になっている
(単一の楽器から少しずつ楽器が増えて盛り上がるようなもの)
・バンドサウンド
(オーケストラのようなバイオリンなどが多く鳴るタイプではないもの)
・曲に泥臭さを感じるもの
・本当に演奏しているもの
(打ち込みや、シンセサイザで作られたものはNG)
このようなBGMのタイプは
プロフェッショナル風に近い演出がし易いと感じています。
プロフェッショナル風の動画のデメリットとして
番組と楽曲がリンクしすぎているため
他の曲を探す事が難しいという点です。
情熱大陸風の番組であれば、
オーケストラの速く明るい曲を選曲すれば
情熱大陸風が作れるかもしれません。
しかし、プロフェッショナルは
楽曲と番組がすり込み効果で繋がってしまっているため
他の曲を聴いてもそれっぽいというイメージにならず
プロフェッショナル風を作るハードルが上がっていると言えます。
プロフェッショナル風の最も難しい点は
曲選びにあるかもしれません。
プロフェッショナル風の動画を簡単に作る方法
それっぽくプロフェッショナル風の動画を作る方法を紹介します。
方法は構成の1〜5の要素を活かしてしく方法です。
「評価」をもらうコメント
社員や仲間、取引先からコメントを貰いましょう。
誰かに「あなた」についてコメントをもらうことでプロフェッショナル風になります。
複数からあなたについてのコメントをもらいます。
コメントは、プロフェッショナル風にするテーマに沿ったものにしましょう。
技術であれば仕事についてのコメントをもらいましょう。
経営者であれば、仕事ぶり、リーダーシップ
過去に体験した困難を乗り切った時について聞くのがよいでしょう。
会社全体ではなく、個人にフォーカスすると
プロフェッショナル風になります。
複数の人からコメントをもらいましょう。
そのコメントを動画で繋ぎ合わせ、どのような仕事ぶりなのかが
何となく想像できるようにしましょう。
そうすると、それっぽく見えます。
仕事ぶりを映す
実際に働いている姿を見せましょう。
密着している姿のように演出するのであれば
朝、昼、夜と3つの区切りを設けます。
出勤と午前中の仕事、午後の仕事、夜間に行っていることなど
時間帯を変えたバリエーションを用意するとよいでしょう。
ここではコメントを話す必要はありません。
黙々と働いている姿を撮影しましょう。
移動中などの様子も仕事をしている世界観が伝わるので
一緒に同行する様子が撮影できると、よりそれっぽくなります。
構成の中では1〜6の全ての段階において使う動画になります。
働いている姿は他の人があなたの働きぶりを紹介している時に差し込むなどに使用します。
実績を紹介する
今までどのような実績があるかを紹介します。
実績の紹介の方法はプロフェッショナル風に再現しようとすると難しいので
プロフェッショナル風から少し離れますが簡単にできる方法を紹介します。
綺麗な場所で写真を撮ります。
その写真を使用し、実績を横にテロップで紹介しましょう。
写真は実績を紹介するために
左右どちらかのスペースを空けて撮るようにしましょう。
スペースが空いていれば、テロップを入れるスペースを作ることができます。
技を演出する
プロフェッショナル風の動画を作る中で大変なのは、一言で凄さを表現することです。
構成の4「技」はあなたを一言で表す適切な表現を見付けなければなりません。
そのためには、まず周囲のコメントと働いてる姿を撮影して、客観的にそれっぽい言葉を探すのが良いでしょう。
手順
1 周囲の人のコメントをもらう
2 働いてる姿を撮影する
3 二つを取り終えて、どんな言葉が良いか考える
4 見付けた言葉を元に、再度撮影を行う
先に言葉を用意してしまうと動画のバランスが悪くなります。
周囲のコメントから外れていると、動画として内容が分からなくなってしまいますし
実際に働いている姿と言葉が乖離してしまっている場合もあります。
なので言葉を見付けるのは簡単ではありません。
上記のようなやり方ができない場合は、先に何となくどんな人か性格から
パターンを用意しておくのが良いでしょう。
1 リーダーシップ型
指示が強い人や有無を言わせない人、現場に出ることが好きな人はリーダーシップの視点で
発現力や移動している姿、急がしている様などアクティブな様子を撮影しましょう。
2 詳細・分析型
データや数字に細かい人、小さなミスなどを発見できる人です。
細かな指摘や細かい部分にまで気を配っている様子を撮影するのが良いでしょう。
3 職人型
唯一無二の技を持ち、背中で付いて来いというタイプ。
このタイプは仕事に集中している姿、集中力や目線などのアップで一つのことへの磨き上げている姿を
動画で撮るのがいいでしょう。
4 笑顔型
常にコミュニケーションを取り、交渉など人をたくさん動かすのが得意なタイプ。
このタイプは交渉している様子や、打合せ風景と合わせて
仕事以外での疲れた様子、悩みなど表面に出ていない裏側にギャップがあると「技」になります。
過去・理由
インタビュー動画を撮影し過去の話を引き出しましょう。
苦労した話しや、どうして仕事を大切にしているかなどを聞きます。
ポイントは、仕事をどのように捉えているのか。
何故、そのような働き方になったのかを引き出すようにしましょう。
話しに出てきた時代の写真など過去の話しの時に
差し込まれているとプロフェッショナル風になります。
現在
プロフェッショナル風の動画を作る場合には現状をインタビューしましょう。
実際に動いているプロジェクトに密着する必要はありません。
現在をどのように捉えていて、これからどんな未来を考えているか。
この部分だけインタビューしましょう。
導入を考える
構成1の「紹介」は簡単なようで実際作りはじめると難しく感じるでしょう。
とはいえ、ここでは簡単にプロフェッショナル風にる方法を紹介します。
それは最初にプロフェッショナルで使われている「一言表現」を使用することです。
この一言は、技や現在でのインタビューの中で出てきた、仕事や働き方の中でのワードを一言
テロップで表現するようにすると作り出せます。
導入の紹介は全ての撮影を終えてから作るのが一番簡単だと思います。
動画は長いものになればなるほど難しくなります。
プロフェッショナル風を表現する上でも
テロップの一言表現がもっとも簡単でシンプルな方法です。
場所の表現として「県」や「立地」がわかるもの
詳細な場所「建物」「内観」などが表現されているもの。
場所の引き寄りがあると、空間的演出が可能になります。
まとめ
プロフェッショナル風にするには構成の1〜6までにし
その中で、6はインタビューだけに留め
どんな未来を描いているかまでにしましょう。
1〜5はそれぞれのポイントを改めて見直してみるのがよいと思います。
プロフェッショナル風の動画を簡単に作れるとはいっても
実際にやってみると非常に難しく感じると思います。
理由はただ雰囲気良く撮れればいいというものではないからです。
社内で作ることは可能ですが、実際にやる場合は難易度は高めと捉えていてください。
プロフェッショナル風の動画は労力やクオリティーを考えれば
外注してしまう方が安いかもしれません。
動画を作りたい時
動画のプロフェッショナル風や感動系ドキュメンタリーなどの雰囲気を持たせた
ご提案ならばソラノウエクリエイティブワークスにご相談ください。
機動性の高いシネマカメラ使用し質感の高い映像を制作可能です。
ヒアリングから制作まで一貫して担当致します。
2025年1月、構成についての詳細な紹介を追記