凡人が天才を出し抜く方法。クリエイターの思考法の参考に。

天才ではない僕らにできること。

凡人だったという事実

天才に憧れているだけの人間でした。
それは今も同じです。

そう、感じたことはありませんか?
圧倒的なスキルやセンスの差を感じて、無力感を感じたことはありませんか?

はっきり言えば、この差を覆すのは難しいです。
何故なら、その差は資本主義の中では絶対的だからです。
その才覚やセンスは希少性を作り、チャンスと富を天才にもたらします。

そのような景色を沢山の人が羨望の眼差しで見ているからこそ
彼らは「天才」と呼ばれているのです。

事実を認めよ

受け入れるのは簡単ではありません。

何故なら、自分にもどこかそういったセンスや才能が隠されていて
まだ輝いていないダイヤの原石だからと思っているからです。

もし、自分自身がただの石ころで、どこの山に転がっているものと変わらないとしたらどうでしょう。
きっと、自分自身に絶望して、明日を生きることすら難しく感じてしまうかもしれません。

自分を自分で壊してしまわないように、心が自分を守っているのです。

ですが、それを続けているとシュレディンガーの猫のように
永遠に自分を確定することができません。

決定しないことで、避けられる絶望もありますが
永遠に希望もやってこないのです。

天才を出し抜くには自分を認めるところから始めなければなりません。

天才を出し抜く方法

天才を出し抜く必要は、そもそもないのです。

自分達が見ているのは、成功した天才です。
成功していない天才は、天才として発掘されていないので、
世間からすれば、悲しいことに天才ですらありません。

オタクや、ちょっとおかしい人と思われていることでしょう。
自分達が嫉妬し、羨望し、自分を絶望させている原因となっているのは、成功している天才と呼ばれている人です。

結局は、成功しているから天才とも言えます。
問題は自分達が才能やセンスが成功をもたらしているという誤解によるものです。

改めなければいけないのは、自分達はセンスやスキルの高い成功者を見ているというのが
自分達の見ている「天才」になります。

ここで、ポイントです。
成功者が成功者として長く居続けることは簡単ではありません。
理由は、スキャンダルや不正、悪い誘いなど、仕事以外にも成功と一緒に悪い話が、羽虫のように寄ってくるからです。

成功者の多くは、これらのスキャンダルによって地位や名誉を失い墜ちていきます。
天才も例外ではありません。

だからこそ、自分達にできることは、シンプルに続けることです。
そこに居続けることは、力です。そして天才のように目立つことがないため、
スキャンダルに巻き込まれるリスクは少ないと言っていいでしょう。

その幸運を利用し、地道に信用を積み上げ、地位を築き
チャンスが来るのを待つという戦略です。

チャンスをウツボカズラのようにじっと待ちましょう。
じっと耐える、体力が必要になります。

シャーデンフロイデに気を付ける

天才が墜ちていく様をご飯にするのは、やめましょう。
飢えている自分には、最高のおかずかもしれません。
ですが、それは麻薬のようなものです。

ハマってしまうと、自分が努力し築き上げることを忘れてしまいます。
それでは、チャンスを活かせません。

凡人のための具体的戦略

ここからは、凡人が天才を出し抜くための具体的戦略について紹介します。

・生活レベルを落とす
・備蓄(貯金)を行う
・先に形を作る
・営業をする

上記の4つが具体的戦略です。
この4つにフェイズはありません。
常に意識しPDCAを回すように、改善とアプローチを続けていく必要があります。

生活レベルを落とす

酒や煙草は本当に必要ですか? 食事や家賃を見直しましょう。
収入に対して、使える分だけ交際費を使っていませんか?

天才を出し抜くには長期戦しかありません。
長く闘い続けるために、生活レベルを落として長期戦を見越した生活をする必要があります。
そして、天才ではない自分達は常に何らかの形で挑戦をしていなければなりません。

待っていればチャンスが来ると言いましたが、落ちてくるチャンスの質を上げるためには
挑戦し、自分のポジションを数ミリでも上げてゆく必要があります。

挑戦には、割りの悪いことが多く最初に身銭を切る形がほとんどです。
見入りの期待は薄くなります。

そのことを見越して、生活レベルを落とし最低限で生きることで
自分が破綻せずにキャリアを築き上げていくことができます。

効率化を極めたら、落合陽一と同じ環境だった

備蓄(貯金)を行う

人生には波があります。凡人も天才も変わりません。
波のアップダウンは、これからどんどん激しくなることが予想されます。

理由は、消費のスピードが速く、企業がそのスピードに追いつけていないからです。
その変化に気付かず、廃れてゆくか、スピードに振り落とされる場合も多数あります。
スピードに対応するためによりリスクをとる企業が増えてゆくことは間違いないでしょう。

安定した生活はより想像しにくくなっています。
だからこそ、状況が悪い時に放出できる備蓄が大切になってきます。

先に形を作る

前に進むためには、先に形(実績や成果)を作る必要があります。
クリエイターであれば、尚更です。
0から1を作るクリエイターは、説明できるものがないという弱点があります。
そのため、説得するには、すでにあるもの、過去の作品や結果だけが頼りです。

小さな成果で、問題ありません。
想像しているような大それたものでなくて、大丈夫です。

どんな形であれ、人に説明できるものがないと
一つ上のチャンスを掴むのが難しいのが現状です。

だからこそ、挑戦をし続けなければならず
その結果を、見せられるようにしなければなりません。

営業する

チャンスは、同じ人から数多くやってはきません。
天才や成功者の事例を見ていると、巨匠や先生、経営者に見出されて仕事が激増するストーリーが一般的ですが
それは彼らが「天才」だからです。

天才は難易度の高いチャンスを活かし、最高の結果を出せたからこそ天才なのです。
凡人は、普通のチャンスすら活かして形するのが難しいのが実情です。
チャンスを生かし切れず失敗するのが、多くの結果です。

失敗する人にチャンスを何度も与えるのは、バカ臭くありませんか?
普通の人だったらそう思います。

凡人は同じ人からチャンスを何度貰えるとは思わないことです。
なので新しい人に出会うのが大切になってきます。

そのためには、自分を売り込むことを忘れてはいけません。

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世の中の全てが、天才を求めているわけではない

天才はバリューがありますが、コストがお高め。
ということは、天才を使える人は限られてきます。

お分かりですよね?
お金を持っている大企業以外は、天才を使うのが難しいのです。
そこにチャンスがあると思いませんか?

数で言えば、中小企業が多いのは明白です。
シェアという考えで言えば、凡人の方が分があります。

目立ちはしません。
しかし、陰の実力者というポジションにはなることができるでしょう。

更新 2023年5月 内容を更新

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