antelope zen goレビュー

動画クリエイター向けの話しになりますので
DTMなどをされている方は参考にならないかもしれません。

動画クリエイターにとってのオーディオインターフェースとは

動画クリエイターにとってオーディオインターフェースは必要なのでしょうか。
結論、一つ上を目指すのであればあった方が良いでしょう。

理由は、音の聞こえ方の問題です。
例えば、雑踏の中でのインタビューなどの動画素材を編集している場合です。

最終的にMAなどで整音をせず、
全て自身で編集を完了させなければならない場合です。

音はステレオ音であっても、そこには前にある音、左右にある音など
LRの音の大きさや音量の違いによって、音の位置関係に違いが生まれるのですが

Macなどに付属しているスピーカーは、疑似的に音の位置関係を補正しているため
誇張されて聞こえたり、間違って聞こえてしまうケースがあります。

ほとんどの場合、細かい処理を必要としないかもしれません。
ですが、大切な案件になればなるほどその細かい違いが大きな違いになりかねません。

そういったミスを防ぐためにも、正確な音を確認するために
オーディオインターフェースとスピーカーのセットは必要になります。

Da VinciResolve18に期待すること

パソコンから直接スピーカーに繋ぐのはダメなのか

その場合、音質が良くありません。
理由は、PCの音声出力はおまけ程度(おおげさに言っています)に設計されている場合が多く
ノイズが混じっていたり、解像度が低い音になりやすいなど
スピーカーのポテンシャルを発揮できない場合が多いためです。

せっかくスピーカーまで準備したのなら
オーディオインターフェースは導入した方がいいです。

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オーディオインターフェースに違いはあるのか

音を聞き慣れていないとその違いを判別できないかもしれません。
しかし実際に違いがあります。

オーディオインターフェースも開発メーカーの様々な理念から
設計されているため違いがあります。

そのため音質にも違いがあり、実際に聞き比べてみると
その違いに驚くかも知れません。

では動画クリエイターにとってはどんな音がよいのか。
それは、クリアな音です。
言葉を変えれば味付けの少ない音とも言えます。

綺麗に聞こえるというよりも
収録した音そのままが分かるようなはっきりとした
ディティールを持っている音の方がよいでしょう。

改めて良いと感じたのは
Antelope zen goは音質的にかなりシンプルかつクリアな音でした。

Antelope Audio Zen Go Synergy Core アンテロープ オーディオインターフェイス

antelope zen goのスペック

antelope zen goは
2ch入力(アナログ)
2ch出力(アナログ)
2ヘッドフォンアウト
USB-typeC
バスパワー

AD/ACコンバーター
64bit AFC
Antelope社製、エフェクト付属

入力はコンボ入力端子になっているので、XLR端子でもTSR端子でも使えます。
価格6万円弱でエントリークラスのオーディオインターフェースとしては高級ラインになります。

ですが、他のオーディオインターフェースよりも音が良いことは間違いありません。

Zen goのレビュー

さっそくレビューに入っていきたいと思います。

本体

さっそく本体からレビューしていきます。
大きさはエントリーくらいのオーディオインターフェースとすると大きい部類に入ります。
横20cm奥行き13cmあり、入力は背面にまとめられています。

正面にはデジタルパネルがあり、入力がモニタリング可能です。
ボタンは4つ、系統別の選択スイッチとメインのボリュームダイヤル兼、決定ボタンがあります。

手前にヘッドフォン端子入力が二つあります。

持ち運び可能と公式には出していますが入力の配置などから考えると
据え置き型に近いタイプに感じます。

iMacと接続していますが、場所をとるようには感じません。
スタンドの下に入る高さしかありませんので、
ボタン操作をあまりしないのならばより奥に置くことも可能です。

デザインはオーディオインターフェースの中ではオシャレです。
機械的ですが、他のオーディオインターフェースに比べてボタンがシンプルに纏められていて
Macなどの製品との親和性も高いです。

表面もブラックの金属筐体になっており、正面には加工が施されており安さを感じさせません。
赤いロゴとの相性もよくオーディオインターフェースの中では同価格帯において1、2位を争うオシャレさだと思います。

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操作性

動画クリエイターが使う場面は3つあると感じています。

·動画の音声をチェックする
·声の収録を行う
·誰かの声を収録する

基本的にはこの3つを使い分けることになると思いますが
YouTuberでなければ主に使うのは音声のチェックではないでしょうか。
その他の作業は時々、必要に応じて使っていくといった感じになると思っています。

ですので操作としては音量の調整がほとんどのはずです。
Zen goは正面の大きいボリュームダイヤルの左右回転が音量の調整になっているので
迷うことはありません。

ですが、ボタンが省略されているため細かい操作は他のオーディオインターフェースと比べるとやや手順が多い印象です。
とはいえ、動画クリエイターにとっては(収録がメインではないはずなので)
あまり気にならないと思います。

ソフトウェア

基本的にはどのオーディオインターフェースでできる内容と変わりません。
機能が同じなので、デザインが大きく違うといった印象は感じません。

ですが全て英語であることと、オーディオミキサーの音の流れが分からないと
設定に少し苦労するかもしれません。

UIのデザイン自体は古さはなく必要なものが必要なところにあり
グラフィカルであるので難しさは感じませんでした。

初見だと気付きづらいですが左にタブがあり
タブの切り換えによってヘッドフォン2の設定があるのが
少し分かりづらいかもしれません。

挙動は安定していますし、過去のレビューなどのような
挙動の不安定さはもう感じられません。

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音質

Zen goを使う前はスタインバーグのUR-RT2を使用していました。
ヤマハの傘下にあるのでUR-RT2も安定した製品でした。

価格帯は4万円前後でスタインバーグのシリーズでは、エントリークラスの一つ上辺りに位置している製品です。ヤマハの傘下にあるためサポートは充実しています。
日本語にも対応していて、初めて使うオーディオインターフェースで考えるとスタインバーグ製の方が良いかもしれません。

再生環境
iMacPro→USB-typeCケーブル→Zengo→Wagnas カスタムケーブル→GENELEC 8020B

そのUR-RT2を使用しての比較ですが、Zen goの音はすっきりしています。
解像感も高く、クリアで音の後ろ側が見えそうな感じの違いがありました。

ディテールがしっかりしている印象で
はっきりと音を聴きたいシビアな要求により応えてくれる印象を感じます。
シャリッとした印象はそれほどなくナチュラルです。
かといって、ペッタリと張り付くようなフラットさでもありません。

録音した音についても同じく解像感が高い印象でした。
はっきりとしたディテールが感じられます。
柔らかい音というよりすっきりとした音というのが特徴に感じます。
どこか強く出ているような感じはなく綺麗に収まっているような音に感じます。

マイクの性質や性能がより如実に感じさせるところがあり
良くも悪くもマイクの性能を引き出すようなオーディオインターフェースに感じます。

動画クリエイターとして選ぶのならばZen goの方がはっきり綺麗に聞こえるので
BGMとナレーションやインタビュー音声を混ぜる時のチェックや整音、ミックスを行う時に
重宝します。

動画クリエイター向け自分の弱さとの戦い方

安定性

プレミアプロ2021、2022、ダビンチリゾルブ17.4.6でチェックを行いました。
Macでのみのチェックですので、Windowsでは違うかもしれません。

それぞれ、オーディオデバイスの認識は問題ありませんでした。
DAWではないので、これらのデバイスの認識が問題なく表示されるだけでも安心です。
ソフトウェアの再起動の必要性もないのでかなり安定している印象です。

マイクの接続からバスの設定を行いマイクで入力のチェックを行いました。
どちらも問題なく使用出来ました。

ダビンチリゾルブについてはフェアライトと呼ばれるオーディオ部分が搭載されて
まだそれほど年数が経っていないので、バグやトラブルの危険性があるかと感じて
いましたが、そんな不安ままったく感じられませんでした。

UIやバスの設定についてはMA用のフェアライトを導入している
ダビンチリゾルブの方が優れています。

プレミアプロは比較的簡易的なので、設定の難しさはないですが
細かい使い方勝手においては不便さがあります。

この部分はZen go側で調整できる部分がなく
動画編集ソフト側の設定になってしまうのでZen goのレビューとは
直接関係ありませんが、動画クリエイターの方の場合
それぞれの棲み分けが分からないと思うので
一応書きました。

これらの棲み分けは、動画編集ソフト側のバスの接続設定
とZen go側のオーディオ設定で切り分けて考えてください。
Zen goのピークメーターを見ながらチェックすれば
どこで音が繋がっていないかはわかるのではないかと思います。

ダビンチリゾルブ最適化計画

気になる点

動画クリエイターはPCを酷使するのでその点を含めて気になる点をあげたいと思います。
Zen goですが高音質を実現するためにPC側のアクセスが常に高い状態になります。
音を収録するような場合はより高くなっている印象を感じます。

ですがこれは元々メーカー側で紹介されているものなので文句や不満ではありません。
プレミアプロやダビンチリゾルブを使う時や他の重い素材などをプレビューしながら
収録する時はやや注意が必要といった感じです。

Proressや、イントラフレームなどのハイレートの動画素材を
プレビューしていても現在特にトラブルは起こしていません。

個人的にあるトラブルとしては他に繋いでいるUSBハブの認識や接続がしにくくなっている点です。
これはzen goのアクセスが多いからではないかと感じています。

もしPCが重く感じる場合は、zen goの接続を見直してみてください。
Zen goはUSBハブなどを介さずPCのUSBポートから直接接続すると改善すると思います。
その他、電源接続を別途確保するのが良いと思います。zen goの二つ目のUSB-typeCポートは
電源用です。こちらに別途電源を確保して使用すると安定すると思います。

動画クリエイターとしてオーディオインターフェースのすすめ

動画クリエイターが選ぶオーディオインターフェースとしては高いかも知れません。
ですがモニタースピーカーを揃えたいと思っている場合でしたら
そのスピーカーのポテンシャルを引き出してくれるのはオーディオインターフェースかもしれません。

そういった意味でもっている機材を最高のパフォーマンスに引き上げてくれる
Zen goはオーディオインターフェースの価格帯感からすると良心的ですし
投資効率が高いといえるのではないでしょうか。

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