Canon C300mk3のレビュー

制作環境を一新することにしました。
これまでの制作の機材は売却し、C300mk3の導入を決めました。

これまでは複数台のカメラを多目的に運用を狙っていました。
数台のカメラとメンバーで制作することでマルチカット
引き寄りをまんべんなく実現でき構想がありました。

コロナの影響もあり今後の展開を変更します。
より少ない人数で、現場人数を少なく最低人数で
良い物を作る方法にシフトします。

とはいえ、知りたいのはそんな事ではないと思います。
C300mk3が使えるのか、使えないのか。
その辺りも参考になりそうな情報を提供したいと思います。

しかしC300mk3は素晴らしいカメラです。
多分、今年で一番投資して良かったものだと思います。

C300mk3の魅力
・高いダイナミックレンジ
・AF性能
・低照度撮影能力
・データパフォーマンス

デメリット
・バッテリーの持ち
・モニターケーブルの取り回し
・グリップコネクタケーブルの固定
・波形モニターの位置

今後を見据えての価値
・マルチレンジバジェットへの対応力
・タフネス
・ユーザーファースト

高いダイナミックレンジ

ダイナミックレンジは非常に高いです。
暗部を持ち上げてもノイズが乗りません。

輝度全域に強いというよりかは
暗部に強くDGOセンサーの恩恵を活かして
高いダイナミックレンジを確保しているというような感触です。

まだテスト中なので正確ではありませんが、雲の質感が非常に綺麗です。
空の色のグラデーションと雲に反射した夕陽の質感が見ていて圧倒的に綺麗です。

宮崎駿や深海誠のような空を見せながらの
シーン作りが出来るカメラのように感じました。

個人的には大好きです。

ダビンチの調整は最小限です。
彩度とカラーブースト、カラーを調整した程度です。
DGOセンサーがめちゃくちゃ効きます。
他のカメラなら普通黒つぶれするような部分も
明るく質感を整えるだけで済みます。

そして暗部が明るいので、空の質感をしっかりと出しながらも
中間からシャドウの辺りまでもしっかりと入っている印象です。

C300mk3でダイナミックレンジを稼ぐには
シャッター速度を上げる必要があると感じました。

絞りは関係があるようには感じませんでした。
ISOは100よりも400〜800くらいの間が良好な感触がしました。
100では僅かにダイナミックレンジが狭くなる印象を感じます。

シャッター速度は
1/100では良い結果を得られませんでした。
ダイナミックレンジは狭く全体に白潰れを起こします。
1/350以上になるとレンジが広がる感触があります。

波形モニターは非常に正確(NLEで余裕がなく)で
波形が山が潰れるような形を描いていると
ダビンチリゾルブではたいてい白潰れしています。

ハイライトの調整をしても一切回復しません。
そこには一切の余裕を持っている感じはなく
ハイライト域でギリギリの攻めはしない方がいい印象です。

C300mk3ではハイライト部分は本当に慎重になる必要があると感じました。
ETTRのような撮影はネガティブに働く印象です。

ですのでC300mk3では適性露出またはややアンダーに撮影をして
ハイライト部分を殺さず、ダイナミックレンジを広げるのが良いと思いました。

DGOセンサーの恩恵を活かし、中間から暗部は繊細になる必要は無さそうです。
上だけを気にして撮影していくのがC300mk3を活かしていくやり方のように感じます。

AF性能

顔認証が効果絶大です。
人物は正面ならばしっかりと追います。

AFの追従性も違和感が少なく、ソニー製のAFのような
ソリッドで機械的な感じませんでした。

AF機動時も自然と見ていられる感触があり好感が持てます。
人物は現在3人までのチェックしか出来ていませんが、
顔認証で人物のフォーカスの切り替えが行えます。

顔優先設定では、顔の向きが横になるとズレ
別人物に自動フォーカスされ危うさ
がありました。

タッチパネルディスプレイも非常に魅力的です。
液晶保護を付けても反応します。
反応速度に変化はありませんでした。
力も要りません。

液晶保護はこちらを使っています。
モニター(液晶部分)全域をカバー出来る大きさです。

直射日光下でのチェックはまだ出来ていませんが(梅雨のため)
日中での見え方もクリアで、気になる点はありませんでした。

ELECOM スマートフォン用 汎用フィルム 4.3inch ガラスフィルム 薄型0.33mm P-43FLGG03

モニター保護フィルムは使用時は指紋など気になりません
電源を切ると指紋が浮き出て気になりました。

モニター用にはキョンセームで綺麗にするようにしています。
キョンセームクロスの良いところは天然皮で、油脂的な指紋などの汚れを吸い取ってくれる点です。

前は、ラッカー仕様の楽器にいくつかクリーニングクロスを試しましたが
人口のマイクロファイバー系は油脂系の汚れには強くありません。

結果キョンセームクロスが一番綺麗になるし
力も入れず機材を大切に出来ると気付きました。

液晶モニターなども現在はモニター専用に現場用と
整備用と使い分けて持っています。

春日 KASUGA キョンセームクロス 20cm×20cm

弱点は天然ものなので水に弱く、濡れて適切な処置をしないと使えなくなる点です。

軽いタッチでフォーカスポイントを変更できます。
Sigmaレンズを使用しましたが、タッチからのAF機動のラグも感じませんでした。
遅延ストレスがなく使い勝手は非常に良いです。

物撮りのAF「追尾」が使える

人物以外のAFには「追尾」機能があります。
それ以外のAF設定では、AFの追従機能はありません。

物撮りでも使えました。
人物のAFほど優秀ではないので迷いが発生し、
繊細に扱わないと別のポイントをロックしがちです。

背景などの環境を整えておくと有効に働くと感じました。
この機能ですが、デフォルトでは設定されていません。

そしてメニュー機能にはないので困ると思います。
その設定方法を紹介します。

自分は現在「1」のフォーカスガイドのところに割り当てています。

ここにYoutubeのコードを入力してください

物撮りの時はショートカットで追従機能を割り当てられます。

低照度撮影能力

高いです。

他のカメラよりも明るく、低いISOでも使える素材になるのではという印象です。
ISOを上げても使えます。

光が少ない現場でも使えるカットを撮影出来る魅力がありました。
細かいチェックなどはまだまだこれからですが
現状のサンプルを一つの参考にしてみてください。

データパフォーマンス

編集はダビンチリゾルブ16で行っていますが、カラーの耐性も10bitなのであります。

仕事でも使ってみたのですが、髪の色だけトーンを落とすためにクオリファイアで
抜き出しましたが髪の毛先など綺麗に分離し、落とした髪色も破堤している感触はありませんでした。

少し気になったのはダビンチリゾルブ上で素材のタイムラインに
たまにエラーが表示される点です。

読み込み上での問題だと思いますが
データの保管先はSSDにしているので
XF-AVCのかみ合わせの問題か、コピー時でのエラーなのかと踏んでいます。

cinema RAW lightも試しましたが
ポスプロで追い込む必要があるなと感じました。

ノイズリダクションなど掛かっていないので、言わずと知れていますがノイズは高め。
リダクションを掛ければ色合いはシルキーで美しさがあります。

cinema RAW lightはXF-AVCと比べるとデータ量は高いですし
電子ISが効きません。

データで気になるのがCFexpressだと思います。
まだ高いですが、オススメのカードがあります。

CFexpress Type B メモリーカード 256GB JNH 読取り速度最大1700MB/s RAW 4Kビデオ対応【 5年保証 】

馴染みのないメーカーでしたが人柱と思い購入しました。
メーカーのカメラリストにはC500mk2にはメーカー対応していますが
C300mk3は現在検証中です。

ですがボディーとシステムがC500mk2とほぼ一緒なので
問題ないかと思い人柱のテストを行いました。

個人的なテストでは120fps、4Kでも問題なく使用出来ました。
ライティング速度は1200と競合他社よりも劣りますが
コストパフォーマンスが高いのが魅力です。

もう一つのデメリットは、カードケースが格納時の融通が利かない点です。
切り溝があり、入れる向き、表裏が決まっています。

忙しい時や夜間でカードを収納する時に手こずるかもしれません。
SunDiskのケースは表裏関係なく入れる事が出来ました。

リーダーはこちらを現在使用しています。
XQDは使用出来ませんが、CFexpressのみで良いという方なら
コストパフォーマンスが高く良い商品です。

何度か使用していますが現在トラブルはありません。

CFexpress カードリーダー (CFexpress Type-B) USB3.1 高速 10Gbps Windows OS/Mac OS/Android OTG 対応

Cinema RAW Light

XF-AVCでも良い結果だったのですが
Cinema RAW Lightはまた一段階レベルが違いました。
非常に綺麗な質感です。

12bitのカラー深度とC300mk3の魅せる質感は上質な絹のようです。
編集が楽しくなること間違いありません。

暗部も持ち上がりますし
ノイズを気にする必要はありません。

このカットは16時頃の撮影でした。
陸橋の間から差し込む光が美しく、トンネルをぬけるあかぎが
夕陽を浴びて照り返すというショットです。

明暗差のある場所で普通のカメラならば
空を活かすか、踏切部分を残すかで迷うシチュエーションですが
C300mk3ならば全く問題ありませんでした。

空も暗部も殺さずに撮影ができます。
それが素晴らしすぎて持っていて楽しいカメラだと感じました。

あまりにも暗部が持ち上がるので
ダビンチの方でマスクを切って、わざと落としています。

その他良かったところ

・モニターの向きをモニター背面のミラーボタンで変えられる
・ボディー背面のジョグスティックの搭載
・オーディオステータスボタン
・ボディー重心の均一性
・アサインボタンの幅の広さ
・ハイスピード撮影へのアクセスの容易性
・キューブ型ボディーとコンパクトな筐体
・ボタンライトを簡単にOFFに出来る

C300mk3のセットアップのオススメ
・RODE NTG5
・small rig コールドシューマウント

【国内正規品】RODE ロード NTG5 Location Recording Kit コンデンサーマイク NTG5KIT

RODE NTG5の良いところはマイクの短さと軽さ、そして耐久性です。
短いガンマイクで高性能なマイクは
RODE NTG5が今最適な選択枝だと思います。

ゼンハイザーのガンマイクも検討しました。
海外のレビューなどを参考にした結果NTG5になりました。

C300mk3は大きなカメラではありません。
長時間の手持ち撮影や取り回し、ノイズ耐性、重さを意識した時に
NTG5は背後の音を拾わず、正面をフォーカスした音をキャッチします。

重さは76gで殆ど重さを感じません。そのため

もう一つNTG5を選んだきっかけはRFバイアス回路と呼ばれる
高温多湿環境でのノイズ対策が施されている点です。

日本のような雨が多く、湿度の高い地域は精密機器にとって最悪な環境です。
そのような環境でもノイズを拾わず使いやすさを重視して導入しました。

音はNTG2と比べてノイズが少なく綺麗です。
もちろんナチュラルとは別方向ですが使いやすい音になっています。
音声の芯を捉えていて、分かり易い音になっています。

周辺ノイズを気にしなければならない場所ではNTG5のような
音の方が価値があると言えます。かなりオススメです。

SmallRig コールドシューマウント コールドシューアダプター 2個入り シューアクセサリー コールドシューマウントアダプター アルミ製 撮影補助ツール DSRLリグ-2060

しっかりとしていて安いリグを作るsmall rigという会社です。
シューマウントをオススメする理由は、C300mk3のハンドル上部のシューポイントが後ろにあるからです。

既存のシューポイントではほぼ何も付けられません。
(多分、別の目的として追加アクセサリーを考えているのだと思います。
シューマウント部分中央に電子接点などの拡張性がありそうなゴムキャップがあります)

ハンドルには前部に1/4インチネジ穴があるので
そこにシューマウントを取り付けて、ライトなどのアクセサリーポイントを増やしました。

モニターを上部で畳んだ時にも邪魔にならず
ハンドルのグリップスペースも日本人の手ならば干渉せず掴めるくらい残ります。

あって損のないアクセサリーだと思うのでオススメです。
※ 重心位置はシューマウントのちょうど上でしたが
イージーリグの取り付けもギリギリですが大丈夫でした。

C300mk3のデメリット

大したデメリットではありませんが
現時点で気になった点をあげていきたいと思います。

もしかしたら今後改善されていくかもしれないので
重要な指標ではないかもしれません。

バッテリー持ちは悪い

ハイデータ容量で高圧縮をかけて撮影しているので当然ですが
C100を使用した時の感じと比べて
バッテリーの消費は激しいと感じました。

予備バッテリーは必須です。
A60タイプで2時間半程度しか持ちません。
1日撮影、予備も考えると3つか4つはバッテリーを確保したいと感じました。

BP-A60 Canon バッテリーパック

こまめな交換が必須になり
バッテリーの交換サイクルの計算もする必要が確実にでます。

バッテリーの重量もあるので山岳撮影などハードな気候、低温環境。
給電不可の環境ではVバッテリーで回した方が楽かも知れません。

充電器がアダプタと独立しているので断線や取り回しが気になる人は
避けた方が良いかもしれません。

モニターケーブルの取り回しがやや悪い

短いレンズの場合、レンズ前にケーブルが被る可能性があると感じました。

モニターの位置関係を色々変えて使用する方の場合
ケーブルホルダーは使わずにフリーの状態で使う必要があります。

ボディーのコネクタは正面に刺さる仕組みなのでケーブルはレンズ前に伸びる形になります。
短いレンズだとモニターの位置を変えた時にケーブルがレンズ前に被る事がありました。

ケーブルを伸ばして、ケーブルホルダーにつけてもどのスタイルにも対応するか、
本体のコネクタをL字(多分ちょっとダサくなる)にしてケーブルが前に出ないデザインに
ならないかなと思いました。

グリップのコネクタケーブル固定にやや難あり

ジンバル取り付け用にグリップを取り外しして付直した時の感想です。

グリップのコントロール機能はグリップ接合部下部のケーブルでやりとりしています。

このケーブルは接点がコネクタを置くまで差し込み
コールド(多分)部分の接触がなされていないと機能しない仕組みでした。
そこは電子的漏洩対策だと思うので問題ないと思いました。

気になったのは、ケーブルロックをするためのプラスチックカバーです。
そのカバーがややチープ(プラスチック薄く強度が気になる)でした。
しかもコールドまで(ケーブルが常に奥まで)触れるようにプラグの接点を
サポートするものでもなかった点です。

コールド部分の接点が繊細で、少し下がるだけで
グリップのコントローラが使えませんでした。

普通に取り付けると、ケーブルが少し下がるのか
常にコールド部分まで接しているか確認を取りながらカバーまでつけ
グリップを取り付けなければなりません。

プラグカバーを取り付け
プラグがズレないように自分で支え続ける必要がありました。

グリップを外す時はジンバルの取り付けや取り外しの時だと思います。
ジンバルの取り付けに時間が掛かる上に接点トラブルが起こると
心理的な負担(焦り)を起こさせるだろうなと思いました。

プラスチックのカバーそんなにコストではないと思うので
改善してもらえないかと思いました。

安全面から考えても金属でも良いかなと思います。
外した後、カバーを踏んだりして現場で割りそうな気がします。
(アルバイトスタッフやアシスタントなどに任せていると)

コネクタのカバー部分は押し込み型の固定システムにして
接点の脱落リスクを更に下げて貰えると良いなと感じました。

後はカバーの脱落防止の紐などをグリップ側のケーブルに
付けられるようになると喜ばれそうです。
(紛失防止になりますし、破壊リスクも減らせると感じました。
あとスタッフのモチベーションを下げずに済むと思うので)
※ マニュアルを見たら、引っ掛けられるようになっていました。

波形モニターの位置が微妙

波形モニターの表示位置が内側に入り気味で位置も限定されていて
何故これだけ微妙なんだろう? と思いました。

モニターに表示出来る情報量には限界がありますし、マークなどによる
効率化が図られているのですが、この波形モニターだけとってつけた感を
少しだけ感じてしまいました。

個人的には殆ど波形モニターを表示させる率が高いのですが
波形モニターだけは表示位置に自由度を持たせてくれると嬉しいなと感じています。
せめて四隅に表示出来る柔軟性があるとありがたいと感じました。

現在、右上、左下に表示が可能です。

本質的な課題ではないので、微々たるものと言えます。
使ってみて非常に満足していますし、これからも色々テストして
参考になりそうなものをアップしたいと思います。

マルチレンジバジェットへの対応力

今後4年間はREDやARRIの利用回数が減るのではないでしょうか。
理由はソーシャルディスタンスと経済の低迷を予想しているからです。

世界全体として大型デジタルシネマの利用回数が減るだろうと予想しています。
特に日本では顕著に表れると思います。

エンターテイメントや芸術に出る予算は非常に少なく
元々低コストで良質なものを作るのが当たり前という文化が
出来上がってしまっています。

そのため、真っ先に予算が削られる業界と言っても過言ではありません。
すると予算組みの段階でこれからはシビアになることが予想されます。
Netflixのような外資の力を借りない限りは難しくなっていくでしょう。

しかしその一方でクオリティーの高い映像に見慣れてしまい
質感は落とせないジレンマが発生しているようにも感じます。

他の映像コンテンツとの差別化を考えた場合、質感の主張がない場合の
差別化点の説明に苦労することとなるでしょう。

広告物の制作もエンターテイメントコンテンツまでいかないものの
予算の平均値は下がる事が予想されます。

上記の展開予算から受け付けの予算幅を固定せず、
幅広くマルチに受け皿を広げていく必要があると考えています。

しかし、間口を広げるためにコストが大きく掛かってしまうのは
逆にリスクとなるでしょう。

そのために総合的に使いやすい機材周りに
シフトしていく必要があるのではないかと思いました。

ソーシャルディスタンス対策

映像の制作現場、三密を形にしたような場所です。
密室に十数人が入り乱れ、協力し1分、1秒のために汗をかいています。

コロナの感染リスクを考えたソーシャルディスタンス対策を配慮した
制作は実質、現実的ではありません。

フェイスガードはモニターチェックで邪魔ですし、ファインダーは覗けない。
動き回るスタップは熱くて目の前は吐きだした息で曇って見えない。
多分、付けろと言われても外してしまう環境になるでしょう。

そのような現場、のらりくらりやっていくのは
中長期的には危険だと予想しています。

理由としてクラスター発生現場として晒されると
ライブハウスのような評価や問題点として社会的なプレッシャーに晒され
業界全体に多大なダメージを与えかねないからです。

その辺りのリスクは早めに対処
しておく必要があるかと思いました。

経済の低迷

経済の悪化は世界から日本にゆっくりと
波になってやって来ると思います。

日本が世界の影響を受けやすいのは
世界大戦の頃から変わらない日本の特性でもあります。

まだ目に見える変化は出ていないかもしれません。
しかしポジティブに出るか、ネガティブに出るかの賭けをするよりも
リスクヘッジをする考え方をした方が良いと思っています。

今の波を見る事も大切ですが
沖に見える小さな波の動きを読むこと
した方が良いのではないでしょうか。

クオリティーに影響を与えるもの

・企画
・アートディレクション
・ライティング
・解像度
・サウンド

映像の本質に根本的に影響を与えるものは上記の5つです。
映像機材で影響を及ぼすのが「ライティング」と「解像度」になるでしょう。

C300mk3が解像度とライティングの弱点を
ある程度補間してくれる解決策になると感じました。

とはいえ、理想ではありません。
妥協案や打開策であるのは否めないでしょう。

C300mk3は暗部のクオリティーが非常に高く
ポスプロでパワーを発揮します。

ラティチュードテストの結果

Cinema5Dのラティチュードテストを見ても感じたのは高い
暗部のノイズ耐性の強さです。

ラティチュードテストは露出不足の素材を補正し適正値に戻した時に
映像素材のノイズレベルをチェックするものです。

個人的にはダイナミックレンジとラティチュードテストの結果
今は最も重視しています。

理想の条件や環境で撮影できる状況にほとんどない現場でも
高いクオリティーを発揮するためには、ポスプロで調整する必要があるのです。

C300mk3は暗部を持ち上げても破堤しないしノイズも乗りません。
3Stop分も問題なくあげてもノイズ感は殆ど感じません。
ノイズリダクションをかければ4Stop分でも使える映像になります。

多少の影が強く出ていても回復が出来ますし
人物を入れながら空も綺麗に入れる事が可能になるのは
非常に魅力的です。

このような機能は環境や条件に制約が多い中での撮影に適しています。

タフネスさ

CanonのEOSシネマシリーズはC700系を除き
ワンオペでできるカメラをコンセプトにおいているそうです。

主にドキュメンタリー映画やインディー映画層を
ターゲットにしていて、厳しい条件下でも使えるカメラになっています。

そのためカメラにフォーカスマン用の
設定モニターや確認パネルはありません。

しかし可動式のモニターやボディーの構造として軽く
機動性に優れた筐体を持っています。

その要素の一つとしてタフネスさがあります。
他のシネマカメラよりもワンオペレーション向けの設計になっていて
持ち運びや運用、そして環境への配慮を感じられます。

決して環境に強いカメラではありませんが、他のシネマカメラよりも
ラフに扱っても大丈夫という安心感があります。

そのため多少攻めたショットも狙えるというのが、C300mk3の強みでもあります。
時間の無い中で必要なショットを稼ぐには
スタッフを増やすか幅広く対応できるカメラで
間に合わせていくしか選択枝がありません。

C300mk3は攻められるカメラでもあり
タイトな環境で最大の成果を出すでしょう。

ユーザーファースト

ボタンのアサインが可能です。
面白いのは、ボタンの配置や内容をカスタマイズ出来る点です。
他のカメラで出来たセットアップのボタン配置を
疑似敵に再現することも可能です。

ボタンのアサインは番号のついてるほとんどの部分で行えます。
必要な部分に使いたい設定を入れ込めるのは慣れるまでの時間を短縮し
すぐに現場投入出来るでしょう。

他にはジンバルにのる四角い筐体も良い点です。
今までのシネマイオスシリーズは丸みを帯びた筐体ジンバルに載せるには
最適化されておらず機材を選びました。

C300mk3はジンバルでの運用も想定し
角張ったフラットなデザインを採用しています。

ハンドルなどを外せばジンバルに搭載でき
大型ドローンや様々なプロユースのジンバルに搭載が可能になりました。

ジンバル用にベットカメラをレンタルしたり
トレーニングする時間も少なくなり
1台または同型機種の運用で操作コスト、時間コストを減らし
カメラマンファーストな印象です。

撮影モデルの募集

C300mk3を導入し撮影サンプルを増やしていきたいと思っています。
ファッションが好きな方がいれば、連絡いただけませんか。

景色の良い場所で、ポートレート撮影のように動画の撮影をしたいと思います。
カメラテストをしながらサンプル撮影をしたいと思っています。

個人的な企画なので、大きなお支払いなど出来ませんが、何か別の形でお礼はしたいと思っています。
協力してもいいよ。助けても良いよ。こんな僕を助けてくれる心優しい方のご連絡お待ちしております。

ご連絡はryouhei★soranoue.netまで
※ ★を@に変えてご連絡ください。

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