カメラバック【バックパックタイプ】の選び方

カメラバックの中にもバックパックタイプ/リックタイプがあると思います。
その選び方の参考になればいいなと思いました。

得する人
・動画クリエイター
・動画クリエイターを目指してる人

得する内容
・カメラバックの選び方の参考
・バックチョイスの思考法

バックパックタイプの種類

バックパックタイプにもいくつかの方向性があります。
一つはネイチャー系です。

f-stop Mountain Series Tilopa Backpack (Anthracite/Matte Black, 50L) [並行輸入品]

ネイチャー系は登山向け、自然環境の中でもカメラ機材を運搬するためのカメラバックです。
バックパックの構造も登山向けの設計になっていて
サイドベルトやショルダーストラップなどの身体の負担を感じないような構造になっています。

メリット
・背負いやすい
・素材の耐久性が高い
・防水性、撥水性がある

デメリット
・価格が高い
・アクセス性は落ちる

もう一つはアクセス重視タイプです。
カメラの収容を重視していて、バックを降ろしてから機材にアクセスしたり
機材の保護や運搬量を稼ぎたい場合には有効なバックです。

TARION TB-02カメラバッグ 大容量 軽量 コンパクト カメラバックパック レインカバー付き 一眼レフバッグ

こちらの方が容量や価格のバリエーションが多くあり選択枝が
一番多い領域になると思います。

メリット
・綺麗に沢山の機材を入れられる
・価格のバリエーションが豊富
・悪目立ちしない

デメリット
・長時間背負うと疲れる
・粗悪品もあったりする
・防水性、耐水性などの素材を使っていないものが多い

TARION PBL カメラバッグ サイドアクセス 一眼レフカメラパック 大容量 小物ポーチ付き カメラリュック バックパック 撥水加工 盗難防止

選び方

現在の状況をイメージする。
またはこれからどんな仕事を増やしていきたいかを考える。

様々なラインナップがあるカメラバックなので
まず目的や内容をイメージした方がよいでしょう。

全ての環境に最適なバックというものはありません。
シーンや使い勝手、理念などを明確にしていくことが大事です。

個人的な見解

カメラバックに求める機能として個人的な見解を話します。

・長時間の徒歩移動
・バックのみで機材を保護する機能
・機材運搬量

これから仕事の環境や状況も目まぐるしく変わる事が想定されます。
その中で幅広く対応できる力が大事だと思っています。

幅広く対応できる能力として大事なのが単独での機動力です。
ワンオペレーションでどの程度機動ができるのか。

Lowepro カメラバッグ プロトレッカー BP550AWII ブラック 39L レインカバー付属 LP37270-PWW

機動力

この機動力には荷物の運搬量やどのような場所まで
行動できるのかという能力も含まれます。

車で移動が必要なのか。
電車やバスなどの公共機関の移動も出来るのか。

徒歩でどれくらいの機材を運搬できるのか。
舗装路のない場所でどこまで移動できるのか。

そしてその荷物はどこまで
ワンオペで運搬可能なのかが
重要な指標になると判断しています。

そこで次ぎに出てくるのが運搬量とワンオペ特有の危惧です。

運搬量

運搬量はどのような機材をどれくらい運搬できるかです。
カメラバックの場合、カメラとレンズを運搬することに
特化しているものが多く
その他の機材について考えられてる印象はあまり感じません。

とくに2020年以降はクオリティーを発揮するために
三脚やスライダー、ドローンやライトなど他の機材も持って行く
必要を感じています。

とくにスライダーのような長く大きなものを入れるのは
非常に苦労するはずです。

そのため総合的に機材がどれくらい入れられるのかを
考える必要があるでしょう。

するとアクセス重視タイプのバックではやや役不足な印象です。

大物が入らず手で持っていく必要がでてくるため
公共機関の移動の場合は迷惑になりやすく、山を歩くときは
手が埋まってしまい非常に危険です。

基本的には両手を空け全ての機材がバックの中に入っている
またはバックに装着や縛着しておける状態が望ましいでしょう。

そうすると登山系のカメラバックの方がモールなどの
外付け機能があり、様々なオプションを考える事が可能になり
効率が良いと判断しています。

[フォックスファイヤー] カメラバックパック フォトレックデュラレージ32L ブラック

ワンオペ特有の危惧

ワンオペの場合、機材の安全を確保する方法は考えた方がいいです。

一つは窃盗に対する対策です。
ワンオペの場合、機材を常に背負っておくのは
効率的に問題があるときがあります。

機材バックをどこかに置いておき、現場に向かうことはよくあることです。
その時にあるのが、盗まれる心配はなくても雨や地面からの浸水によるトラブル対策です。

屋外の場合、屋根があっても風雨にさらされる場所に置いておかねばならない状況も
十分に想定されます。

その中で離れても不安なく仕事をするためには
バックで防水対策とパッキングを行い
トラブルにならないようにしておくのが良いと思います。

こういう現場だと実際にトラブルが起こっても
クライアントに請求できないことが殆どです。

機材を常に守る対策を最初に予算を投じてでもするのが
大事ではないでしょうか。

個人的なオススメ

個人的にはネイチャー系のカメラバックをオススメします。

F -ストップ – Tilopa 50 L Topバンドル – アロエ

ポイントは運搬に対するオプションの高さと防水性、耐水性の素材を使っているものが多い点
それに背負って移動する際に疲れにくい設計になっているからです。

バックで腰を悪くして治療費や治療のために時間を浪費するくらいなら
しっかりとしたバックで健康を保つ方が安上がりだと感じます。

そう言った総合的な視点でオススメします。

ですが都心部やすべて車で移動するような案件で解決する場合には
使い勝手が落ちるので、そのような方にはオススメできません。

三脚や三脚ケースに入れ、スタンドはスタンドケース
それぞれにケース
がありカメラバックはカメラ専用として運用した方が
はるかに効率的です。

全ての環境にはオススメできませんが
ワンオペでも機動することを考えている人にとっては
オススメのセットアップに近いものになるのではないでしょうか。

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