カメラバックの種類と特徴

カメラバックの選び方について紹介します。
カメラバックには大きく分けて3つのタイプがあります。
それらの特徴、メリットデメリットを紹介していきます。

バックの種類

・サイドポーチタイプ
・バックパックタイプ
・ショルダーバックタイプ

この3つです。
一つ一つ紹介したいと思います。

サイドポーチタイプ

サイドポーチタイプは一番小さいタイプのバックになります。
カメラと交換レンズ1つ程度が入るような大きさで10リットル以下くらいの
大きさのものがほとんどです。

使い勝手としては、その場でレンズを交換するようなシーンで活きるバックです。
軽装で常にレンズを交換する必要のある現場などで活きます。
ウェディング撮影などではこのようなタイプのものが活きます。

エツミ&Coleman コールマンカメラショルダーバッグ 2L CO-8700 ブラック

OUTDOOR PRODUCTS (アウトドアプロダクツ) カメラバッグ カメラショルダーバッグ03 2.5L ブラック ODCSB03BK

バックパックタイプ

3つのタイプの中でバリエーションが多く多用途なのがバックパックタイプです。
大きさも10リットルくらすから80リットルクラスと幅広く存在しています。
様々なシーンで活用できるのも特徴です。

撮影用途ならば多目的に対応可能です。
イベント撮影や、スタジオ撮影などに向いています。
持ち回りの機材をある程度組んで運搬するのに向いています。

HAKUBA カメラリュック GW-PRO RED バックパック ライト L 14L( カメラ収納部 ) ブラックカモ SGWPR-2RBPL

Inateck 40L 超大容量 旅行 リュック 軽い ビジネス リュック3way バックパック 機内持ち込み 収納力抜群 出張 撥水加工 盗難防止 15.6-17インチPC バッグ

ショルダーバックタイプ

横に長くビデオカメラを運搬するときに使えるタイプのバックです。
フロント上部からアクセスしてカメラを取り出すため、中型、大型のビデオカメラタイプや
望遠レンズを装着したカメラを入れておくのに使えます。

中型、大型のカメラを所有している人が現場に行く時に向いています。
カメラのセットアップに時間が掛からないのでタイトな現場や土や砂など
カメラにとって地面の状況が良くない時などカメラバック内で
セットアップを調整したい時に向いています。

Manfrotto ショルダーバッグ/ビデオカメラケース Pro-lightコレクション 17.9L ブラック MB PL-CC-191N

Manfrotto ショルダーバッグ/ビデオカメラケース Pro-lightコレクション 50.8L ブラック MB PL-CC-195N

それぞれのメリットデメリット

どれだけ沢山のものを運べるか。どれだけ使いやすいか。
身につけた時にどれだけ楽か。
価格など様々な要因があるははずです。

バック選びのメリットとデメリットを紹介したいと思います。

サイドポーチタイプ

サイドポーチタイプは小さいバックになります。
行動力を活かしたい時に使えるタイプのバックです。

その分、たくさんのモノを入れることは出来ません。
腰や胸回りにつけるものが多い印象です。

メリット
・一つの建物やスペースをカメラマンが移動しながら撮影するときに便利
・小さいので邪魔になりづらい
・低価格なラインナップが多い

デメリット
・交換レンズを複数持ち歩くには向いていない
・肩掛けタイプなので長時間の移動には向かない
・肩掛けタイプなのでバックが身体を前後しやすい

使えるシーン
・旅行でのスナップ
・ポートレート撮影
・ウエディングフォト

ショルダーバックタイプ

大型のカメラを入れるならショルダーバックタイプです。
一番の特徴は大型のカメラを運搬できることです。

他のタイプの場合は一眼レフなどのタイプは入れる事ができても
中型、大型のカメラを入れるのは長さや形の問題から入れる事ができませんでした。

ショルダーバックタイプはビデオカメラを入れるために設計しているので
レンズと組み合わせたタイプのカメラもそのままセットで入れる事ができます。

他のものよりも大きく携行しながら運搬するのが苦手なバックと言えます。

メリット
・大型のカメラの運搬に最適
・リグなどを組んだまま運べる
・取りだし後すぐに使える

デメリット
・肩掛けタイプなので長時間の移動に向かない
・価格はやや高いラインナップが多い
・防水性などアウトドア向けではない

使えるシーン
・イベント撮影
・ロケ撮影

バックパックタイプ

レンズの運搬なら、バックパックタイプが運搬出来る量の多いタイプです。

ビデオカメラを入れるのはあまり得意ではありませんが
背中に背負って運べるので長距離の移動も得意と言えます。

価格やサイズ、容量などバリエーションが多いのもこのタイプです。
一つは持っておいてそんはないタイプと言えます。

メリット
・幅広いラインナップ
・様々なシーンで活用できる
・長距離の移動に使える

デメリット
・カメラやレンズにアクセスするのに一番時間が掛かる
・バック選びで失敗する可能性が一番高い
・大型のバックの場合やや目立つ

使えるシーン
・イベント撮影
・ネイチャー系撮影
・ポートレート撮影

バックの選び方

幾つか種類がありそれぞれの特徴があります。
まずは自分自身がどのバックが合いそうかを検討しましょう。

多分、最初に理想のバックに出逢える事はありません。
日々の仕事や使い方の中で自分に合ったものが見付かってくると思います。

ですので、まずは自分がどんな方向性のバックが欲しいかから検討し
あまり高くないけど、機能的なものを選ぶのが良いと思います。

使っている中で、理想が見えて来るはずです。
もしくは生活や仕事のやり方が変化し
必要なものが変わってくるかもしれません。

自分自身が変化していることも考慮し
どの部分が一番重要なのかを見極めていきましょう。

関連記事

  1. URSA mini pro 12KはARRI、REDをこえるシネマスタ…

  2. H.266/VVCの発表

  3. WEB動画編集Flexclipのレビュー

  4. Izotope RX9が気になる

  5. iZotope RX8が発売されました。

  6. PCメンテナンスに最適なアイテム見付かる

  7. RODE NTG5レビュー

  8. C300mk3のオススメアイテム

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP