ビデオ用のレコーダーの最適なセットアップとは

ビデオグラファー、動画クリエイターにとって
音はまた別次元の世界で中々、意味不明なもの。

音について分からなくても、最適なセットアップをテンプレートで
>乗り切るの方法</spanを紹介します。

対象
・始めたばかり動画クリエイター
・音について知らないクリエイター
・音を良く録りたい人

得られること
・無知でも乗り切るセットアップ方法
・Bit深度について理解できる
・周波数について理解が進む

最適なテンプレート

結論、レコーダーのセットアップは全て最上クラスの設定にするです。
これにしておけば間違いありません。

何も分からないのであれば
まずは全てを最上設定にする事です。

レコーディング機能のセットアップは最上の設定にする

理由1

SDカードが安くなった。
オーディオのレコーディングに際して必要なSDカードのレベルが
低価格で手に入る状況になりました。

映像のデータレベルが上がり
SDカードなどのディスクも高性能化
低価格化が進んだためです。

データ量を気にしてセットアップを気にしなくても良くなりました。

ポイント
・データ量を気にして低解像度の設定にする必要がなくなった。
・2020年代のPCでハイレートのオーディオファイルの処理はさほど問題にならなくなった。
・ハイレートを選択しない理由が少ない

理由2

ノイズリダクションがどのNLEでも実装されるようになった
オーディオのノイズリダクション機能がどのソフトにも導入されるようになり
オーディオのノイズリダクションの世界が身近になりました。

多少ノイズが乗っていても、前よりも手軽に音を整音出来ます。

ですが、綺麗に整音するためにはそれなりのデータ量がないと
8ビットのRec709のデータ量のない動画素材を
カラーグレーディングをする時のように
直ぐに破堤してしまいます。

とりあえず10bit Logで撮影して安全確保をする

「大は小を兼ねる」

のような感覚で最高設定にしておくのが
知識が足りない場合には有効でしょう。

ポイント
・ポスプロ時に簡単に補正できる環境になりつつある
・補正をする前提での収録が出来るようになった

理由3

音割れリスクを減らせる
オーディオのbit深度を上げておくと、音割れのリスクを回避出来る可能性が出てきます。

実質32bit収録が出来る場合には、音割れが起こる事を減らせます。
ポスプロの段階で、オーディオレベルを調整することで回復できます。

24bit収録でも、クリップを起こしてもある程度回復させられるので
可能な限りbit深度を上げておくことで
少人数でのオペレーションミスを回避することが出来るでしょう。

ポイント
・音割れリスクを減らせる
・音割れに関して監視する必要が減らせる
・収音周りに集中出来る

オーディオのbit深度

音の解像度です。
高い値はより細かい音を収録出来ます。

ビット数が高い事によって、音割れをしている部分も実質データとして
破損しないという効果も発揮します。

この利点を活かして、ビット深度の設定は高い設定にして
おくことをオススメします。

サンプリング周波数

映像で言う所のフレームレートです。
時間辺りの音の記録回数を決めています。
周波数が高いと収録回数が増えます。

フレームレートと同じでタイムラインの設定を間違えると
スロー音に聞こえてしまいます。
動画のクリエイターの場合は
48、96、192kHzのどれかに設定
しておくのが良いでしょう。

フレームレートの感覚が分かる人なら
メリット、デメリットではなく
使い勝手の部分という感覚が分かるかも知れません。

タイムライン上で素材を一致させられるかという全体の設計部分と
引き延ばした時に対応出来るのかという点においてバランスがとれるか。
という視点でセットアップするのが良いと思います。

オススメは96kHzです。
フレームレートの60Pを選ぶ感覚だと思って貰えれば
良いかと思います。

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