動画内製化のためのパソコンの選び方

動画を社内で作りたいといった会社のために
どんなパソコンを選ぶべきなのかを紹介したいと思います。

今回のゴールは知識がなくても店員に動画編集用PCを並べて貰い
選択できるようにすることです。

得する内容
・動画編集用PCの選び方がわかる
・店員に伝えるスペックが分かる
・知識不要で動画編集用PCを並べて貰える

得する人
・動画編集担当になった人
・会社で動画制作をする必要が出てきている人

リクルート動画の作り方

ハイスペックなパソコンは必要ない

ハイスペックなパソコンは2021現在では動画の編集では重要ではなくなりました。
理由はパソコンのスペックが平均的に上昇したためです。

もう一つの理由として動画編集ソフトの性能が向上したためです。
パソコンとの親和性が高くなったためスペックが高くなくても
動画編集ができるようになりました。

結果、平均的なスペックでも動画編集ができるパソコンが増えたと言えます。

ビジネス向けのPCは最低限のスペック

しかし、ビジネス向けのパソコンは違います。
会社として大量に注文をするため、機能としては
動画編集ができるような余裕を持っていません。

会社で導入されているPCを使用し
動画編集をしなければならない場合は
こちらの記事を参考にしてください。

基本的には動画のデータのスペックを落とすことで
低スペックでも簡単な動画編集ができるようなる考え方です。
ですので対処療法だと思っていただければと思います。

今回は、会社で動画を定期的に作って行く予定がある。
しかし動画制作のプロユーススペックまで必要としていない
という状況を想定してどんなパソコンがいいかを考えていきたいと思います。

条件
・月に2本程度の動画を作る予定
・動画にはBGM、テロップ程度の編集を考えている
・本格的な編集はあまり考えていまい

最適なスペックとは

最適なPCのスペックを紹介します。
目的は、スペックの意味を理解しなくても店員に読み上げるだけで
最適なPCを選べるようにするためです。
ですので、何だか分からなくも大丈夫です。

PCの条件
CPU 最大クロック数4.3Ghz以上
メモリ16GB以上
GPU 最大メモリーサイズ4GB以上
ハードディスク SSD 512GB以上

このような条件で伝えてみてください。
価格帯は20万円以下でも手に入るゾーンになっているはずです。
この条件で「動画編集に最適なPC」を並べてもらうようにしましょう。

一回は店員に聞き返される可能性があります。
その時は、そのように書かれていたということを説明するのが良いと思います。

示したパソコンのスペック基準は、一般的なスペックの要素より
やや踏み込んだ玄人向けの情報になっています。

店員からすると不思議な感じに受け取られるかも知れません。
※ スペックの情報を精査しているため、定員からすると
「ここまで知っているのに他のスペック情報を何故言わないのだろう」
と疑問に感じる可能性があるため

事情を説明すればある程度納得してくれるはずです。

「メーカーの指定は?」と聞かれると思います。
その場合はメーカーに関係なく全て見せてもらうようにして下さい。

価格やその他の機能、PCに付いている端子などから
会社に合っているものを選ぶのが良いでしょう。

動画クリエイター、動画編集者向けスマートライフハック術

デスクトップorノートどっちがいいの?

どちらも一長一短があります。
会社の利用用途に合う方にしましょう。

ノートPCの良さは、モニターやキーボードが一体化している点です。
ですので、PC一つで完結できモニターやキーボードなどを追加で
購入するものがほとんどありません。

しかしスペック面で考えると、デスクトップと比べ割高になります。
小さいボディーに機能を詰め込んでいるため、各パーツが小さくなり性能が抑えめです。
すると買い換えサイクルが短くなってしまうのは否めません。

持ち運びができるのは、会社の中で融通が利くので
動画制作全般を通して考えると便利さを感じられます。

デスクトップPCは費用対効果が高いです。
性能の高いPCを適正価格で手に入れることができ
パーツの交換が可能など買い換えサイクルが長く
長期的に使うことが可能です。

しかし、モニターやキーボードなどがオプションである場合や
設置場所が固定されるため、社内での融通が利きづらいデメリットがあります。

会社の環境と担当者のポジション、予算から考えていくのが良いでしょう。

動画編集ソフトはこちらの記事を参考にするのが良いと思います。

動画編集ソフトはダビンチリゾルブが優秀なのでお勧め

進化しすぎたPCとソフトウェア

今メーカーでPCを選ぶことはほぼなくなりました。

どのメーカーも一通り似たいようなスペックになり
細かな違いは価格とスペックのバランス。
アフターサポートの違いといった感じです。

パーツ一つ一つも洗練されてきているため
「相性」と呼ばれるようなパーツの組み合わせによる
トラブルも少なくなってきました。

ソフトウェア側も進化しており、PCのスペックを
十分に発揮できるようなプログラムになってきています。

そのため、今までは扱えなかった動画編集もビジネス向けのPCでなければ
どのパソコンでも比較的行えるような時代になっています。

民生品のPCであればどのようなものでも
動画編集は行えるそんな時代になりました。

しかしパソコンは大きな投資でもあります。
そこでPCを長く使っていくためのことも考えながら内製化のPC選びについて考えます。

動画を内製化したい人のためのカメラ選び

半導体不足に向き合う

2022年は半導体不足が表面化してきています。
半導体が手に入らないために商品が完成せず
出荷待ちの状態が続いているものが増えています。

この半導体不足は根本解決が難しのは国家間の問題だからです。
社会情勢と資源に関わるため一企業の努力では限界があります。

そのような視点で考えると
半導体不足は長期化することが予想されます。

すると販売価格は自然と上昇していくのではと予想します。

Dell ノートパソコン Inspiron 15 3511 シルバー

在庫がある内に買っておく

もし今動画を内製化するためにPC選びで悩んでいるのなら
早めに購入するのが良いでしょう。

半導体不足やその他の理由も含めて商品の価格帯が上昇していくと
コストパフォーマンスは悪くなってしまいます。

現在、YouTube動画の制作範囲であれば民生品の
PCでも行えるスペックを殆どが持っています。

そして今後数年間の間でPCの性能が劇的に向上することはありません。
であるならば、早めに現状販売されているPCを購入して長く使っていくのが
コストパフォーマンスの面で有効なのではと感じました。

2022/05/28 追記

Dell ゲーミングノートパソコン G15 Ryzen Edition 5515

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