4K動画の発注は本当に必要なのか

営業マンに動画は4Kの方が良いですよ、と言われていませんか?
4Kを具体的に活かす方法を教えます。
もし該当しない場合は4Kで制作する必要はないかもしれません。

得られること
・4Kの使い方
・価格交渉の材料になる
・動画の発注の指標に

得をする人
・動画の発注を考えている人
・経営者
・事業者

4Kが活きる場所

結論、50インチ以上のモニターで映像を流す場合
4Kで制作した方が良いです。

理由は人間とモニターの関係にあります。
動画はおもにピクセルと呼ばれる
「赤」「緑」「青」のドットを並べることで色で映像を表現しています。

ドットが視覚的に小さく見えれば
なめらかな印象になります。

画面の質を決めるもの

4Kなどの画面のサイズが質に影響を与えているのはモニターの中のドットの大きさです。
ドットの数が少なくても画面が小さければ、綺麗に見れます。
ドットの数が多くても画面が大きければ、粗く見えてしまいます。

例えるならレゴブロックであったり
マイコンの画面や、8ビットのファミコンの映像のようなものです。

現在の映像が滑らかで繊細なのは、画面の大きさがさほど変わらずに
ドットの数が増えたため綺麗に見えるようになったのです。

4Kはドットの数が4倍になることで綺麗に見えるというものです。
4Kと呼ばれるものはその最新と言ってもいいでしょう。

50インチ以下は普通でいい理由

50インチ以下では、人間の目では
ほとんど普通も4Kも違いが判断出来ない
からです。

それは画面サイズに影響を受けます。
動画は出力するサイズを最初に決まった形に作るので固定されています。

違いはそのサイズを視聴者がどの大きさで
見るかで質感が変わって感じるのです。

ポイント
・綺麗なのはドットの数が多いから
・画面内のドットの数で画質が変わる

例えば32インチのモニターで見る大きさと
スマホで見る場合だと分かり易いと思います。

例えば子供の運動会を撮影したビデオを見るとしましょう。
子供が徒競走でコーナーを曲がりながらゴールを映しだしたものです。

カメラは子供の正面の顔を捉えています。
第3コーナーを曲がるのを追いながらカメラは横へ
子供の背中を追い掛けながら
ゴールテープを切る瞬間を収めたものだったとします。

この映像をスマホで見た場合はどう映るでしょうか。
画面は自分の顔よりも小さく
子供の走っている様子が中心に見えているはずです。

背景の様子はあまり気になりません。
しかし32インチのテレビで見ると印象が変わります。

子供の姿は自分よりも大きく映るはずです。
そして、走っている子供の背景も動きがあれば目立ってくるでしょう。
例えば、子供が走っている後ろで
待機中の子供達が喧嘩をしていたことにも気付くかもしれません。

4Kか普通かを迫られた時に気にする要素

画面のノイズです。
大きな画面で見ている場合ノイズが気になります。
ノイズは画面のサイズ違いで目立って見えて来る部分です。
ノイズ成分が多く見えてしまうと質感の悪い映像と思われてしまいます。
選択すべき要素として画面が大きい場合は4Kを選択しましょう。
となるわけです。

視聴は何を使って見ているか

視聴者が見るだろう端末で判断しましょう。
パソコンのモニター、スマホかもしれません。
広告を出すのらば、100インチを超えるディスプレイかもしれません。

パソコンの画面も今の支流は25インチクラスです。
更に言えば、そのモニター全画面を使って動画を見る人が何人いるか考えると
画面のサイズは20インチクラスの大きさで十分だと言えるでしょう。

その場合、目の構造的には4Kの違いを一般的には判断出来ません。
※ よく見れば違いは分かります。

BtoCで主にWEBを中心に発信をするのならば
必要以上に大きなサイズは不要かもしれません。
発注の際の画面サイズはフルサイズで良いという結論になります。

宣伝媒体や、ほしいイメージから動画制作の提案を致します。
動画についてのご相談もお気軽にどうぞ。
ソラノウエクリエイティブワークス

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