半沢直樹風動画の作り方

やはり面白い半沢直樹。
その動画の作り方。
それっぽくする方法を紹介します。

半沢直樹を疑似体験していませんか?

得する人
・動画クリエイター
・広報担当者

得する内容
・半沢直樹風の演出が分かる
・半沢直樹風の動画を活かす方法が分かる

半沢直樹の動画のポイント

半沢直樹は近代の水戸黄門です。
水戸黄門のドラマスタイルはシンプルな勧善懲悪劇です。

各話で悪役が登場します。
その悪役は悪の限りを尽くします。

そして泣き寝入り状態の被害者が
水戸黄門一行に助けを求めます。

最初は水戸黄門を軽くあしらっているのですが
その真の姿に驚くも力でねじ伏せようとするが
返り討ちに遭い、悪は滅ぼされる。

ウルトラマンと怪獣のようなドラマスタイルになります。

水戸黄門の面白い理由

1話完結型のテンプレートによるカタルシスです。

悪が成敗されるその流れが気持ち良く、癖になってしまうのです。
水戸黄門型は同じようなパターンを繰り返し積み上げることで
カタルシスを作り出すタイプです。

半沢直樹のドラマの構成も基本的にはこのスタイルを踏襲しています。

カタルシスとは

カタルシスとは快感です。

ドラマの中のカタルシスと呼ばれる快感にはいくつかパターンがありますが
今回は水戸黄門型のカタルシスを紹介したいと思います。

水戸黄門でのカタルシスが発生する場所は2ヶ所です。
敵が驚きおののくさまと、敵が捌かれるシーンの2ヶ所。

ここでカタルシスを作るために
ドラマの前段があるようなものです。

水戸黄門は身分を隠しています。
敵はそれを知らないという前提でほとんどの物語は進みます。

敵は水戸黄門が取るに足らない人物だと判断し油断します。
それが最高潮に達するのが、水戸黄門の印籠を見せつけられる瞬間です。

敵は自分よりも身分の高い人物だとは思っていません。
そして自分の犯したミスと今後想像しうる最悪の未来を想像して恐れおののきます。

視聴者は、それまで悪が自分の権威や立場に胡座をかき悪事の限りを尽くしてきた悪が
途端に翻り、許しを請う姿に視聴者は快感を感じるのです。
これが一つ目のカタルシスになっています。

追い詰められた敵はここで考えます。
自分の罪はもうどうすることもできない。多分極刑は免れない。
唯一逃れる方法はこの悪事を知っている水戸黄門を亡き者としてしまえば、罪ごともみ消せる。

追い詰められたネズミのように許しを請う姿から一転して
水戸黄門一行に襲いかかります。

しかし水戸黄門側近二人によって、最後の反抗すらも失敗に終わります。
水戸黄門の活躍により悪の完全成敗が行われカタルシスが生まれる構造になっています。

半沢直樹の面白さ

半沢直樹の面白さも水戸黄門同様の流れです。
敵は最初から罪を犯していて、半沢直樹が正義を執行する流れは
水戸黄門と変わりません。

半沢直樹も敵が胡座をかいている所からジワジワと追い詰め
最後は社会的な制裁を行い、敵が敗れるという構図になります。

水戸黄門と違うのは、1話で敵が倒れないという点と半沢直樹自身が
成り上がりのキャリアという図式になっている点でしょうか。

細かい違いは他にもありますが、カタルシスの構図としては
この2点になるでしょう。

キメシーンを作る

キメシーンが大切です。
キメシーンは各話登場する映像的シンボルカットです。

シンボルカットは連続性のあるドラマで
生きていくスタイルになります。

シンボルカットのメリットは
カタルシスの前兆の呼び水として心理的に作れるところです。
パブロフの犬のような条件反射を起こさせ、期待感をもり立てます。

水戸黄門では印籠を見せるシーンです。
半沢直樹では、主人公一人が正面に立ち
カメラがゆっくりとズームアップしていくシーンです。
「倍返し」などの名台詞のカットはほぼこのカットでまとめています。

シンボルカットは連続性がある物語で効果を発揮します。
ですので単発の映画作品ではあまり効果を発揮しません。

5本以上をシリーズとして作って行くような構想がある場合には
キメシーンを入れられるようにすると映えるようになるでしょう。

キメシーンの設計方法

キメシーンは展開を変える時に使うのが良いでしょう。

反旗翻す時や劣勢からの逆転のタイミングなど構成上、
現在の流れを変えるきっかけ作りなどに
取り入れるとキメシーンが活きてきます。

半沢流キメシーンの作り方

半沢直樹シリーズのキメシーンは、正面の日の丸構図です。
日の丸構図とは画角の中央に主題を置く構図です。
そしてカメラは被写体の目線正面に来るようにしています。

社会派の演出なので僅かに(1〜2度程度)あおっている(見上げる)カットが多くあります。
半沢直樹が正面を睨むようにしてズームアップしているシーンがそれです。

もう一つの特徴がライティングです。
男社会の硬い物語なので男性が映えるようなライティングをしています。
主に側面から被写体にライトを当て、左右半分が暗くなり、顔の凹凸が目立つような
質感にしているのが特徴
です。

半沢直樹シリーズはコントラストが強く
スキントーンも「赤」「茶」が強い傾向になっています。

コントラストが強い質感は男性的な底にある力づよさ
引き締まった印象を与えてくれます。

半沢直樹のこのようなキメシーンは
構図とライティングで作られています。

半沢直樹風動画の活かし方

男性経営者向けのプロモーション映像に向いています。
女性が向かないというわけではありません。

女性向けに活かそうとするとデメリットが多く
目立つためオススメしないというだけです。

女性がこのトーンを活かそうとすると
以下のようなデメリットが働きます。

・肌感が目立つ
コントラストが強い映像は、肌の質感が目立つトーンです。
肌の荒れ具合などが際立ち安く輪郭や鼻筋影などがはっきり出るので
女性的な美しさを演出するには逆効果になります。

・メッセージ性のマッチング具合
半沢直樹風は「パワー」「タフネス」「独走」「どっしり」といった印象作りに向いているため
「潔白」「協調」「調和」などのテーマにリーダーシップを発揮した場合には向かないという点
です。
※ 女性がパワー感をテーマにした場合、同性からの強い批判も考えられるため

会社のミッション、テーマを伝える時に使えます。
強いリーダーシップを発揮するときなどに活かしましょう。

再現性が見えないようなミッションなど、周囲を巻き込みたい時の
リーダーシップのシーンに向いています。

逆境時、反旗翻す時などの演出にも使えます。

日の丸構図の良いところは直線的な点です。
目線が正面になり、視聴者にダイレクトにメッセージを届けたい時に有効です。
その分、メッセージの内容と真剣度が試される形になり誤魔化しが効きません。

ここぞという時に使うと効果的です。

会社の歴史を振り返るエンターテイメントとして
半沢直樹のキメシーンを使うには会社の歴史紹介をエンタメ風に
使う時に活用出来ます。

会社の歴史の中でピンチを脱した経験が複数回あるときなど
転換点に使うのがオススメ
です。

例えば「世にも奇妙な物語」に登場するタモリのモノローグのようなシーン
場面の転換や展開の転換などに挟み込みキメシーンとして使うことが可能です。

キメシーンの使い方の条件として
・キメシーンが2回以上使えるような内容である
・社歴の転換となる時に使う
・その後がポジティブに働く時に使う

このような条件がある時に盛り込むとエンターテイメントとしても面白く
メッセージも伝える事が出来るでしょう。

動画を作りたい時

半沢直樹風の動画は演出を活用するのがいいでしょう。
ライティングなど工夫が必要なので
動画の制作会社に相談するのが一番いいです。

動画の活かし方、演出も含めて
ソラノウエクリエイティブワークスにお気軽ご相談ください。

まずは資料請求からお気軽にどうぞ。

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