DX動画戦略

DX化が叫ばれている中、実際に動画として使いどころはあるのか、ないのか。
使う方法や価値感について感じていることを話したいと思います。

DXとは

DX(デジタルトランスフェーメーション)の略です。
DXはデジタル技術を使って、競合よりも優位に立つという概念的要素もあります。
具体的な何かというよりもデジタル技術を活用し、合理化、効率化を図り
顧客と組織の内外の部分でビジネスモデルを革新させていこうというものです。

DXは、IT化と何が違うんだという疑問もあると思います。

IT化というと既存の商品が顧客に流れるまでの一部の機能を
セクションごとにシステム化し合理化、効率化を図るというのがIT化に近いでしょう。

IT化を図っても他のシステムとの整合性を図るために
その間は人が介入し処理をしなければならない。

M&Aなどで吸収合併した場合など、他社と自社のソフトを組み合わせなければならない。
PCの前で数値を入力していると、結局効率化とはなんだったのか?
そんな疑問すら感じてしまいます。

目の前の状況は改善してませんがシステムを導入し
アーカイブ、人的ミスによるトラブルが少なくなっているのは確実なので
システムとシステムの仲介をしていない人には恩恵があります。

DXはもっと大きい視点と捉えるのが良いでしょう。
例えば、数値の入力を外部の人間に委託するなど。

フレックスタイムや在宅勤務など、働き方の自由化で
労働時間単価へのシフトを行いコストを削減するなどです。

具体的なDXとは

DXは概念用語です。
近年の用語は思考と結果を結びつけた用語になっていて
具体的な何かを指し示すものではなくなってきています。
全体思考、総合思考的用語感があります。

DXを理解するのであればGAFAの組織感や
働き方などを参考にするのが良いかも知れません。

GAFAはどれも顧客からサービス提供までをシステム化し
自由な働き方や組織構造など全体と詳細な部分に反映されている印象です。
両方を部分をみてDXと称しているので
一言で表現できなくなっている状態です。

DXの制約

ここで思うのはシンプルな疑問です。
GAFAだから出来るのでは? というものです。

世界的企業だからできたのではないか。
確かに考えてみると資金や人材の面では圧倒的で
常にクリエイティブな改善案が出されているから
できることだと感じます。

ですので現実的、DXが示すところのDX的
アプローチは制約があると考えられます。

・資金的制約
・組織規模的制約

資金的制約

DXで結果を出すには資金を投入して
改革をしていく必要があります。
数年間は赤字が続くでしょう。

明確なロードマップ
強い社員が必要になると予想されます。
その状況に耐えられるだけの資金やリソースが
必要になることは確かです。

組織規模的制約

DXでいう競合に勝つ要素として、DXの取り組みの前段階条件として
子会社やグループ会社を持てる組織力が
既に備わっているというのが条件だと感じています。

DXの目指しているところはホースの出口を摘まんで
遠くまで勢い良く水を飛ばすのと同じ感覚です。

あるリソース(商品力や人材)を最大限か活かし
組織内で発生するロスを最小限にまで切り詰めて
競業が追いつけないようにする。

ホースに例えた続きですが、
システムの効率化がホースの口を摘まむことだとして
どんなにホースの口を小さくしても
そもそもの水量がなければ意味がないという話しです。

組織力が必要という点は組織が複雑化すれば
当然様々なロスの量が増えて、その分のシェイプアップしたことによる
メリットを得やすくなり実感値まで至るということです。

小さい組織ではシステム導入コストの方が高くなり
メリットを享受するまで至らないのではないか。
という懸念を感じました。

ですので、小さな組織でもDX的思考を取り入れて
取り組めることについて考えてみました。

DX推進から基幹系システム再生まで デジタルアーキテクチャー設計・構築ガイド

進捗管理

フレックスタイムや在宅勤務の導入で課題になるのが
進捗管理です。

人の管理よりも仕事の進行スピードを滞らせないのが
主な懸念点ではないでしょうか。

それに伴う労働時間の計算です。
出勤退勤をどのように扱うか。

社員の怠慢を防止するためにも
システムの導入が必要になるでしょう。

DX的観点からすれば、仕事用のPCのアクセス状況を管理するシステムと
スケジュールを共有、管理、報告できるシステムが
一本化されていることではないでしょうか。

スケジュール調整に関するミーティングを最小限にし
成果にフォーカスしやすくなります。
無用な打合せも少なくすることもで出来るでしょう。

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

外部委託

DXの効率化の中では作業の外注化があります。
人権費は固定費です。

その人権費を削るために
時間単価の作業する外部委託がDXには含まれています。

外部委託で頼みたい作業は山のようにあると思いますが
気になっているのは
個人情報や会社の秘密情報の流出ではないでしょうか。

DXでは派遣社員以上に重要な業務にまで外部委託し
効率化を図っていく意図が含まれています。

そのためにはセキュリティです。
・システム的セキュリティ
・暗号化

二つの面がセキュリティで意味があるかを検討すべきでしょう。

システム的セキュリティは
人が触っている中で操作上のミスなどが起こりにくい
構造になっているかという点です。

必要な人に必要なものだけ触れるようになっているか。
誤動作になるようなものを配置していないか。
などです。

暗号化は
ハッキングなどに対するセキュリティです。
外部からの攻撃に対する防御力があるかが
重要です。

会社に集まらない個々が分散している中で
繋がっている線に対して暗号化を施し
外部からの攻撃に対して

情報を守っていく
意識はこれからもより高まっていくのは確実です。

ちょっとだけDX

DXを目指していくには大きな決断と投資が必要になります。
そこでDXの入口としてIT化の延長をしていくのが
良い方法だと思います。

ちょっとだけDXは、DXっぽいことをして
DXの足がかりにしても良いし
社内改革の手始めとしてやっていというものです。

では、このちょっとだけDXの中では動画は
どんな価値を作れるのかについて考えていきたいと思います。

変化する時代に対応する

ITは時間の流れが速く、日進月歩で新しいツールが登場したり
新しい価格による提案されたりします。サービスの場合、
商品が完成が成熟していない場合もあり仕様やデザインの変更など

近年ではリリース後にも頻繁に見られるようになりました。
若い世代はその進化や進歩にも対応できる柔軟性を持っている人が多いでしょう。

しかし会社が全て若い人という訳ではありません。
派遣社員など多く採用している場合には、年齢層の幅が広くなったり人の出入りも
速いスパンで自社の経験のない人の入れ替わりも多くなる可能性が高まります。

すると、教育を常に行ったり
ツールやシステムのアップデートに合わせて改めて
理解をしていく回数が増えていきます。

Q&A動画という価値

Q&Aを動画アーカイブとして残し、質問コストを減らす方法です。
Q&Aの解決に当たる部分のレクチャーを動画化しアーカイブします。

レクチャーについては文章よりも動画の方が分かり易く
問題に当たった人の解決までの時間が短くなります。

もう一つの利点として、削除が利く点です。
システムのアップデートによって仕様が変更されることは
今後益々増えていきます。

マニュアルを改めて作り直すのはコストも時間も掛かりますが
Q&Aならば要点のみに対応でき、マニュアルよりも短い時間で
解決の方法を周知させることが可能です。

変化の激しい中で必要な部分に対応するやり方としてはありだと思います。

独自マニュアルの作成

自社のルールとシステムの使い方を動画化し、社員の教育コストを下げる効率化です。

ちょっとだけDXの場合、システムの統合までは至らないと思います。
複数のシステムやサービスを併用し
自社のルールや仕様を一つ一つ覚える形ではんないでしょうか。

この場合多くがルールを口達していることが多く
明文化されていない現状があります。

するとAさん、Bさんで若干やり方が違っていて
その修正に新しいコストがかかるという
のも少なくありません。

原因は複数のツールを使用しているためツールのマニュアルが参考にならず
ルールが曖昧になるというもの
です。

そこで動画マニュアルを作り、複数のツールを統合的に使う流れを動画化し
効率化を図り打ちだします。

マニュアルですがツールの使い方を説明するのではなく
担当者のオペレーションの流れを追うような作りにするのが良いでしょう。

ですので全ての機能を説明するよりは
ツールを使用した一般的な業務の流れを動画化し
どのツールがどのように関係し、最終的なアウトプットはどのようになるか。
オペレーター視点での流れのマニュアルになります。

目的はオペレーションの軸を作る事です。
ツールの使い方を理解するマニュアルではなく
オペレーションの基準を理解するマニュアル動画になります。

このタイプのマニュアル動画のメリットは
仕様変更にも対応しやすいという事です。

オペレーションのやり方だけにフォーカスするので
システムの仕様変更があり、作り直しをする場合にも
流れを撮り直すだけになるので、速度を発揮できます。

DXの導入のまとめ

DX的思考でツールを取り入れていくと自社のスピードとは
別のスピードにも影響を受けてしまいます。

新しいシステムやツールの導入で効率化は期待できますが
社員が使いこなすし
効果を発揮するまでの時間があることを忘れてはいけません。

そしてツールはサービスですので常にアップデートされたり
廃止されてしまうリスクを考えなければなりません。

そのために自社のロードマップとは別に様々な変更を
社員にも要求しなければならず
より一人一人が柔軟性を求められてきています。

在宅ワークが進みオペレーションの指示や
教育のハードルが高くなり教育担当者の荷は重くなっています。

教育も全てを担当するのではなく
個々の特性のみをフォローし伸ばす形にしていくのが
負担を軽減できる方法ではないかと感じています。

そのためにはベースとなる部分は
ラーニングできるなような教材化(マニュアルや動画化、アーカイブ化)していくことです。

そして教材化した部分もアップデートできるような柔軟性を持たせるのが
これからの時代で必要な要素だと感じました。

ちょっとだけDX試してみてください。

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