プロモーションビデオの作り方

プロモーションビデオとは、どんなものなのでしょうか。
上司や社長に言われてしまい、プロモーションビデオって実際どんなものなの?
と頭を抱えてしまっていませんか。

今回はざっくりとした「プロモーションビデオ」という内容から
どんなプロモーションビデオを作れば良いのかについて紹介したいと思います。

プロモーションビデオとは

プロモーションビデオとは、何かをPRするための動画です。
昔は、動画のデータをビデオテープに焼き付けていたので、「ビデオ」というのは
最終的なパッケージングする意味も含めた名残で今でもそのように呼ばれています、

パッケージングするというのは、映画のDVDを買うのを想像してもらうのが良いでしょう。
DVDにはラベルが印刷されており、ケースにはデザインされたタイトルとイラストや写真で飾られています。
そういった完成されたもの。という意味が「パッケージング」には含まれています。

拡大解釈をしてパッケージングには「完成した」、「仕上げた」という意味も含めているため
このような表現が残っているのだと思います。

とはいえ、「ビデオ」に深い意味はなく世代の違いで表現していたり
PRする動画であれば「プロモーションビデオ」と捉えて差し支えないので「PR動画」という意味と現在はほぼ

PRする動画はCMじゃないのか?
と思われるかもしれませんので、解説をします。

プロモーションビデオとCMの違い

大きな違いは視点の違いです。
動画によっては「プロモーションビデオ」でもあり「CM」でもある場合があります。
また「プロモーションビデオ」としか呼ばれないものもありますし、「CM」としか言えないものもあります。

とはいえ、一般的に言えばプロモーションビデオのカテゴリーの中にCMが入っていると思ってください。
野菜というカテゴリの中のキャベツや大根のようなものです。
プロモーションビデオが「野菜」で、CMが「キャベツや大根」くらいに考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

CMは一般的に、何らかの媒体に広告として出すものがCMです。

媒体とは、広告掲載先で、有名なものはテレビのCMです。
その他にはデジタルサイネージやGoogle広告、
動画でなければ新聞や折り込みチラシもそれに当たります。

これらの広告は広告物の「動画」と広告を掲載できるものを「枠」と読んでいますが、
その「枠」の両方がなければ作った動画を流すことができないので、CMは「動画」と「枠」が一括りと考えるのが良いでしょう。
広告枠で流すための動画は「CM」ですし、広告枠で流した動画も「CM」です。

インスタの広告枠を買って流すものは「CM」ですが、自分のアカウントで流すものはCMとは一般的には言いません。
ですので、自分のアカウントで何かをPRするために流したものが「プロモーションビデオ」ということになります。

プロモーションビデオの定義が広すぎる

上記の内容でもお分かりのように、自社でも公式チャンネルを作ってPR出来る時代では
プロモーションビデオという言葉の意味が拡大しているため
「プロモーションビデオ」と言われても結局「なにがしたいのか分からない」という問題が発生します。
正直このまま、進めてしまうのは危険です。

動画作りは時間も根気も必要です。
ちょっとした変更や修正のつもりも、受け手はちゃぶ台返しを食らったかのような状況になるでしょう。
自分が作り手だった場合、絶対避けたい事態です。

ですので、こんなお題が来た時には、改めて状況を整理して上長に確認をとる必要があるでしょう。

そこでプロモーションビデオにどんなものがあるのかを再整理して
上長への確認の足がかりにしてください。

プロモーションビデオのパターン

パターン1 DVDやブルーレイなどのディスクとして仕上げるパターン

プロモーションビデオの元祖とも言うべき形のものです。
講演会や演説が多い社長、コーチやデータよりではないコンサル系の出身であれば、このようなパターンが考えられます。
自身の成功体験や語りがコンテンツと考えている人であれば、その内容を収録し販売する。
自身の自伝本のように、権威付けとしてDVDを準備し講演時に商品として並べておくなど
DVDケースが陳列されていることで意味が生まれる場合もあります。

このようなパターンであれば、自身の講演ではないにしてもDVDケースにパッケージング化されたものを要望して
プロモーションビデオと言っている可能性があります。

まずは社長が講演など大衆向けにやっている人か判断し、
そうでない場合、最近何らかのセミナーなど参加しているか確認し、影響を受けている様子があれば
DVDにした形のものがほしいと考えている可能性があるので、
その辺りで、社長に直接、状況を突いてみるのが良いでしょう。

パターン2 会社紹介動画のパターン

プロモーションビデオと言われて見せられたのが、会社紹介動画だった。そんなケースです。
会社紹介動画という言葉を知らなければ、見て教えられたものがプロモーションビデオです。

会社紹介動画が何のためにあるかと聞かれれば、
経営者層であれば対外的なPRのためにあるものですから、間違いではありません。

会社紹介動画の場合は、経営者層がどのような視点でそれを見ているかが大切です。
会社紹介動画も様々なバリエーションがあります。

会社紹介動画と言っても、何らかのPRのために使いたいと考えています。
会社の社員ですと、規模感によってはついつい社内向けや福利厚生的なイメージも持ってしまいがちですが
上からトップダウンで降りてきている場合、その可能性はかなり低いです。
本人もプロモーションビデオと言っているわけですし…………。

会社紹介の動画ですが、利用用途や狙いがあるはずです。
会社紹介動画をどこで使いたいのかをヒアリングしてゆくのが良いでしょう。

細かい作り方などについては会社紹介動画の作り方を参考にしてください。

企業の紹介動画作りのポイント

パターン3 採用動画のパターン

動画を見て、最適な言葉が出て来なかったため「これ、これ」というような感覚で、過去の知識から
掘り起こされた紡がれた言葉。そんなケースのパターンかもしれません。

採用動画の場合、誰かに見せられたというよりは、流れていたものをご自身が見付けたいう形が自然でしょう。
広報職でなければ採用動画なんて使わないし、知らない方も多いと思います。

何かビビッとくるものがあり、勅命がくだった可能性があります。
採用動画であれば、やることは明確ですが、どこで触発されたかがキーになりそうです。
展示会とSNSでは毛色が違いますので、出所を探して探して整理する必要があります。

また整理する中で会社紹介動画と混交しやすいので、自分自身も流されないように注意してください。

リクルート動画の作り方

パターン4 製品・商品紹介動画のパターン

わかやすいですね。商材をPRするための動画。
BtoBであっても商品の紹介が必要なものは少なくありません。
経営者層であれば常に考えていることだと思います。

プロモーションビデオとしても、特定の必要はなく
シンプルにニュアンスから読み解けるのではないでしょうか。

製品・商品の紹介動画は、会社紹介動画同様に使い所で雰囲気が変わってきますので
ヒアリングからどんな動画にしてゆくのかが重要になります。

経営者層は閃きに近い感覚で詳細のイメージが見えていない可能性があることを忘れないでください。
触発されたものを、確認し使い所を吟味しましょう。

商品紹介動画の作り方

パターン5 CMだったパターン

今CMを見てプロモーションビデオとおっしゃる方も減って来ていると思いますが可能性はなくはありません。
とはいえ、SNSの広告は見分けが付かないものがあるので、製品・商品紹介動画だったりしますので、確認はとっておきましょう。

もし本当にCMの場合は、広告費などしっかりとした予算組みが必要になってきてしまうので、他の動画よりも動きは慎重に。
CMの場合、他の動画と違い、広告代理店などの審査などもあるので表現の自由度や放送期間などタイミングの調整も必要になってきます。

戦略的な話やマーケティング云々とか、動画以外のことも考える必要が出てきてしまうので
気安く承諾してしまうと痛い目みやすいので注意しましょう。

もし困ってしまった場合には放送期間含めた見積もりを渡せば、社長も目が覚め冷静になるはずです。

プロモーションビデオの作り方

プロモーションビデオの作り方と言っても一概には言えません。
ここまで紹介してきたように、プロモーションビデオの中にもいくつも種類があるからです。

キャベツと大根では栽培方法が違うように、各動画のパターンでも制作の流れは変わってきます。
ですので、細かい部分はそれぞれのリンク先で確認してください。

ここでは、特徴的な注意事項などを紹介します。

CMを作ることは考えない

CMだったパターンであれば、自分で作ろうとは思わないでください。
見積もりを見せてもGOサインが出たとなれば
それはCMで何らかを仕掛けていく意志があるということです。

するとどこで仕掛けていきたいか、またどれくらいの規模で広告を出すかなど、
様々な調整仕事が増えてきます。この時点で一人で出来るキャパは越えてしまうと思うので
作ることは諦めて、調整作業に徹しましょう。

またた人員を増員してもらい、役割分担などして負担を分散することをオススメします。

辞めると使えない採用動画

これらのパターンの中で一番簡単に作れそうなのが採用動画です。
しかし、動画を削除や非公開にしやすいのも採用動画です。

理由はシンプルで出演者が退職などで不在になったり、部署やポジションの変更で使いづらくなるためです。
毎年1度は人事があることを想定すると、賞味期限と言いましょうか、鮮度と言いましょうか。
動画が掲載できる期間が少ないのも採用動画の特徴です。

辞めない人を選ぶということは、言葉の上では成立していても、現実では成立しないことはよく分かっていると思います。
ですので、そもそも最初から長期で使用することは考えずに刷新していくつもりがいいと思います。

とは言いつつ…………。
刷新するつもりで、周囲を説得しながら3年引き延ばして使う。
怒られ待ちで、5年間使い潰す。
くらいのが現実的なんだと思います。

売れる可能性の低いDVD

DVDなどのパッケージングを希望されている場合、DVDは大量発注には注意してください。
オンデマンド、クラウド、サブスクの時代にDVDを希望されている真意を見抜く必要がありそうです。

DVDはケースと合わせてそれなりのスペースを奪います。
大量の在庫は、ネガティブな要素でしかありません。

言われるがままやる前に小ロット発注で、テストマーケティング的に
展開するなど提案してみるのはいかがでしょうか。

それよりもDVDケースを飾る什器やパッケージングにこだわる方が
要望を叶えられる可能性があります。

これらのDVDは権威性のブーストやコレクション的な役割を担う可能性が高く
そういった提案がWin-Winを作る気がしています。

まとめ

プロモーションビデオの作り方についての紹介にはなりませんでしたが、
プロモーションビデオを作るための足がかりには、なったのではないでしょうか。

プロモーションビデオがどのような定義になっているのかを確認し、確認が取れ次第
各パターンに応じた動画制作を進めてゆくのが大切だと感じています。

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