3年前ブランディングのために
YouTubeチャンネルを開設し
コンテンツを投稿することで
自社のPRに繋げていくという流れがありました。
現在、沢山のYouTuberや芸能人
ビジネス系YouTuberの参入により
YouTube内のコンテンツは
全てを見ることが出来ないほど多くなりました。
今現在伸び悩みを感じている人向けにどうすればいいか。
そこへの一つの回答になれば良いと思いました。
得する人
・YouTube動画を投稿している人
・YouTubeで動画を投稿している中小企業
得する内容
・現在のYouTube環境がわかる
・これからのYouTubeの状況がわかる
・どうすればいいのかアイデアが見える
結論
これからYouTubeでチャンスを広げるには
リッチコンテンツしかありません。
リッチコンテンツについては後述しますが
イメージとしてテレビ番組を
YouTubeで作るというイメージです。
そのような差がないと注目や
関心が集められない状況になっていると感じています。
YouTubeの現状
チャンスはあるが埋没する可能性が高い。
現在のYouTubeはテレビに代わる
大きなメディアになっています。
テレビの視聴率は下がっている
理由の一つとしてYouTubeなどの動画メディア
プラットフォームの台頭があると上げられているほどです。
総務省のテレビ・ラジオ視聴の現況から分かるように
民放放送の視聴時間については少しだけ回復傾向にあり
コンテンツの見直しや、ターゲットに合った番組作成を行い
視聴率を回復しているように感じます。
テレビ朝日のぽつんと一軒家などは高齢者をターゲットにおいた番組で
人気を勝ち取り、高い視聴率を獲得している点などから
動画メディアの台頭によるテレビの戦略切り換えにより
民放の視聴率維持に繋がっていると想定されます。
YouTubeの認識はネットにある
巨大なテレビ局とも言えるでしょう。
そして、ライバルは同時帯に流れれている
テレビ番組や有名YouTuberなどのコンテンツになります。
理由としては視聴者は見たいモノを
YouTubeで見に来ているという点です。
選ばれるためには見たいものである必要があります。
埋没するリスクとしては非常に高く
コンテンツをアップロードしていても
視聴されない可能性が非常に高いという点です。
このような状況の中で自社のPRにYouTubeを使う場合
目的を分ける必要があります。
YouTubeの使い方
自社のPRを二つの層に分ける必要があります。
既に自社を知っている関心がある人向けか知らない人向けかです。
既に知っている人向けの場合には、難しいことはありません。
思いのままのコンテンツを作るだけで問題ないでしょう。
こちらの内容はリクルート向けやサービスの使い方など
しっかりとした内容である必要が出てきます。
新規の開拓や新しいチャネルとしてYouTubeを活かしたい。
そのためのコンテンツ制作を希望される場合
まず検索をされなければなりません。
数年前まではYouTubeはまだ認知度が低く、コンテンツのカテゴリーや
コンテンツ数も少なく検索されたりオススメで
表示されたりとチャンスは高い方でしたが
現在はほとんどのカテゴリーにおいて先駆者や人気者
YouTuberというプロが存在し
現状から新しい認知を広げていくのは容易ではありません。
そこでどのようなものが検索として
上がりやすくチャネルとしての価値が生まれるのか。
そのキーとなるのがリッチコンテンツという価値です。
それではリッチコンテンツについて紹介したいと思います。
リッチコンテンツとは
リッチコンテンツは上質なコンテンツを指します。
上質としての評価基準は○○と比較して上質であるか、になります。
例えば競合YouTuberやチャンネルと比較して上質である。
このように比較して自社の動画がリッチコンテンツとなっているか
という指標にしてください。
注意しなければならないのは、コンテンツは常に上質な方向に向かっており
時間の経過とともに上質の基準が変化しています。
YouTubeも過渡期と呼ばれている原因の一つがリッチコンテンツとしての比較対象が
YouTube内のコンテンツではなくテレビ番組との比較を多くの人がするようになり
YouTubeとしてのコンテンツ価値と制作における負担が干渉し始めている状況からです。
そのため現在リッチコンテンツを目指していく場合には
テレビ番組やドラマのような仕立てが必要になり
リッチコンテンツとなるハードルが上がっていると言えます。
ですがリッチコンテンツの上質に当たる部分には
様々な要素があります。
その全てを満たすようにしていくのが理想ですが
現実的に難しい部分もあるので
まずはどれか一つや二つの指標を参考に
伸ばしていくことを考えるのが良いでしょう。
「ストーリー」
「成長性」
「知識・回答性」
「タイムリー性」
「ダーク性」
「質感」
「癒やし」
YouTubeにおけるリッチとなる要素は現在この要素が大きいと感じています。
それぞれのポイントとメリットデメリットについて書いていこうと思います。
ストーリー
YouTubeにおいてストーリーをもった作品は多くありません。
そして人がもっとも面白さや感情を動かされるのはストーリーです。
ストーリーが含まれるコンテンツは現在ではリッチコンテンツと言えるでしょう。
しかしストーリーを組み込むは簡単ではありません。
ストーリーには起承転結があり、始まりと展開、そして終わりの流れを作る必要があります。
この流れをまとめるのが難しいのと
YouTubeのコンテンツとしては長尺であり
制作にかかるカロリーが高いというデメリットがあります。
カロリーが高く難易度が高いため
別の意味でブルーオーシャンであることは変わらないでしょう。
競合 高い
参入障壁 高い
成長性
成長性は視聴者と一緒に出演者が成長している様子を描いているものです。
単一の動画では再現出来ませんが、一つのチャンネルで複数の動画を追うことで
出演者の成長を追体験させる方式です。
実現性が高いというメリットがあります。
企画の自由度も高く、成功も失敗も成長に
繋がっている点を見せられるのもメリットです。
デメリットは、複数の動画を作る必要があり
一つの企画が完了するまで期間が必要なものが多く
制作のカロリーは高めです。
PRに繋げる企画にするには一工夫必要なのもデメリットです。
主にDIY系のYouTuberを参考にするのが良いでしょう。
もう一つ条件として、キャラクターが必要であり
メインの出演者が決まっている方が良いです。
競合 高め
参入障壁 低い
知識・回答性
ビジネスYouTuberや教育系YouTuberが参考になります。
基本的に知識や教養などの学びを得られる内容になっている方式のものです。
メリットは附加価値を一番明確に感じやすいという点です。
悩み、分からない事へのアンサーは生存本能に直接働きかけるため
もっとも価値を感じやすいと言えます。
デメリットは質の高さが求められてしまいます。
「分かりやすさ」「明快さ」「話しの面白さ」「具体性」
それぞれで高いパフォーマンスを発揮している必要が出てきました。
より深い知識を分かり易く簡単に面白く伝える技術や才能を持っている必要があります。
競合 高い
参入障壁 低い
タイムリー性
時事的なものはタイムリーかつ正確な内容であることが価値になります。
ここでは素早く正確であることがリッチコンテンツの領域になります。
タイムリーな情報でありながらも推測を排除した正確性や深い洞察などが
含まれているとリッチコンテンツとなります。
国民の意識がテーマに注目しているのでチャンネルを発見してもらえる
チャンスが最も高いと言えます。
デメリットは、制作までの時間がないことと
十分な知識をすでに持っている事が前提となるため複数の専門知識や
知見を持っている前提となります。
競合 高い
参入障壁 低い
ダーク性
YouTubeの発展は地上波ではできない映像があったから
ムーブメントになったと言えます。
人は汚れたもの、悪意のあるものをどこかで求めています。
理性がそれを抑え込んでいますが
本質ではどこかで求めていることはいつの時代も変わりません。
そのため一般的にNGとされるような内容は
視聴してみたいという点でけにおいては
リッチコンテンツとなりえます。
ですが倫理観に踏み込む内容となり
へずまりゅう氏のような評価をされかねません。
ブランディングイメージを下げる可能性が高く
様々なリスクを背負います。
そしてYouTubeが大衆に認知されたことで
規制対象が拡大され、地上はのテレビと変わらないような
規制に今後も強まっていくため尻つぼみな領域です。
メリットは時期やタイミングに関わらず高い
視聴チャンス、チャンネルの発見に繋がるポテンシャルを持っています。
デメリットは先ほど書いたような内容です。
そもそもの制作者の倫理を問われ
YouTubeからの信頼や規制の影響を受けるリスクが伴います。
競合 低い
参入障壁 高い
質感
映像作品でもっとも高い質感を誇っているものは映画です。
映画との対比としてどこまで近づけられているかが一つの要素です。
リッチコンテンツとしての附加価値は低い部類ですが
どの企画、どの内容にも当てはめることができ最も簡単に
現状のレベルを底上げするには有効です。
リッチコンテンツという点においてはスパイスレベルであるため
投資分に見合う価値になるかはそれぞれの判断になる部分です。
メリットは設備投資などで簡単に実現できる点です。
デメリットは思いのほか投資額が高くなりやすく
得られるリターンが少なく感じる点です。
全体の作業量も増えるため
全体の燃費やコスパは悪くなる点も忘れてはいけません。
競合 高い
参入障壁 高い
癒やし
テレビにはない要素がYouTubeにはあります。
それが癒やしです。リッチコンテンツとしては新しい軸ですが
現代の状況としては需要はそれなりにある領域です。
リッチコンテンツとしては質の高さよりも
領域やテーマ選定の方が重要になります。
ターゲット層は限定的で展開できる幅が狭いのも難点ではあります。
メリットは企画のコストは少なく、需要はあるためチャンスは多めです。
デメリットはセグメントしづらい点です。
テーマを絞る必要もあり、チャンネル全体の制約が生まれます。
リッチコンテンツとしての縦深がそれほど高くないため
テーマ選定とコンセプトをしっかりと練る必要があります。
競合 高め
参入障壁 低い
6つの要素でリッチコンテンツの軸となる部分を紹介しました。
これらの内容を現状のチャンネルに照らし合わせてみてください。
そしてどの要素を伸ばしていべきなのかを
考えていただくと良いと思います。
エンターテインメント
エンターテインメントがあるのではないか。
と思った方がいると思います。
「お笑い」や「バラエティ系」「やってみた系」
これらがチッチコンテンツにならないわけではありません。
トップYouTuberのメイン層はバラエティ系の方が主だと思います。
しかしバラエティ系はリッチコンテンツの軸としては評価しづらく
再現性が安定しないめ外しています。
トップYouTuberとなっている方々は
現在のルール感ではない時に成功しているのが大きく
現状で参考にするのはあまりプラスならないでしょう。
リッチコンテンツの時代に
YouTubeもクオリティーが高く
より質の高いものが求められるようになりました。
その期待に答えられるものを出していかなければならず
感の良いYouTuberや芸能人は実践しています。
コストや制作負担、質の両面からみると
ハードルが高くなってきているYouTubeですが
次ぎに繋がる一つの材料の参考になれば幸いです。