スクールドラッグに気を付けろ

スクールドラッグは造語です。

スクールドラッグとは、○○講座や○○スクールといった学べる教室に通い続けてしまい
中毒化してしまい、次から次へと通ってしまうような状態になっていることをさします。

動画クリエイターをこれから目指したい。
今目指しているという人も大切な話しかもしれません。

今回は動画クリエイターだけではなく一般に
様々な方法で副業を考えている人にも当てはまると思います。

○○教室が増え続けている昨今

誰もが先生になれる時代で、大きなスクールから個人でやっている教室まで多岐に渡ります。
その中で新しいことを学ぼうとスクールに通う人が当たり前に増えてきたように感じます。

その中には趣味として学びたいという人から
学んだスキルを活かして副業やビジネスに活用したいという人もいるでしょう。

不況が続いたことで副業をしなくてはという意識が高まっていることから
スキルをお金に換えるという動きが日本では広がっていると思います。

それと同じように拡張してきているのが
このスクールビジネスです。

最近は仕事を紹介できるなどの
ふれ込みのものなどが増えてきました。

ポジティブドラッグの罠

情報商材化するスクール講座

不安な気持ち、稼ぎたい気持ちを利用した講座が
増えているようにも感じます。

実際に利用することで仕事も得ることができ
副業として成功する人もいるでしょう。
講座の全てがわるいとも思いません。

とはいえ触れ込みが副業で稼ぐ前提の講座が
増えたのは事実です。そこで問題になってくるのが
自己啓発で起こりやすいポジティブドラッグ化に近い現象です。

ポジティブドラッグはスクールドラッグと同じように
自己啓発セミナーなどで沈んでいた気持ちを持ち上げることが気持ち良く
通い続けてしまい、次第に自己啓発のセミナーなしには
不安が解消できず、ネガティブな気持ちを回復出来ない症状のことです。

メンタリストDaigo氏も言うポジティブドラッグの危険性について

自分自身がそのようになった実際の経験があるからよく分かります。

スクールドラッグも似たようなことになってきているように感じます。
副業で稼ぎたいという焦りなどがより拍車をかけていると思います。

稼ぐために講座を受講するけれども、それだけでは足りず、
他の講座も受講することとなり次第にあれもこれもと受講するようになってしまい
結局実際に稼ぐまでいきつかないといった形です。

実際に案件を受けられるようになっても
それを続けられず、原因はまだスキルが足りないからではないか
違う知識が足りていないからではないかという思いがから他の講座を受講してから
といった気持ちになるのではないかと思いました。

講座を受講する理由が逼迫している

プレッシャーが掛かっていることによる焦りと不安を
自分の中で解決できないことで起こっているうと思います。

ポジティブドラッグでもそれが原因でした。

副業で稼がないとこれからの未来、
永遠に低い給料かもしれないという不安

SNSで同年代のインフルエンサーが豪華な生活をしていることの落差。

これらの焦りが講座に駆り立てるのだと思います。
しかしこれが強いメンタルを持っていない人には障壁となります。

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講座を受講することで失われるもの

自己投資は大切です。しかしそれは資産管理ができている前提の話しです。
資産管理は不動産を持っている人とか株とか持っている人だけの話ではありません。

貯金も資産です。
自分への投資は大切です。ですが投資をすれば貯金は減ります。
その貯金が減るプレッシャーを想像してください。

今は10年前と比べれば低価格の講座が増えました。
少々痛い出費かもしれませんが、清水の舞台から飛び降りるほどではないでしょう。
それほど困らないからか失敗しても別のものも選べてしまう
ファストフード感覚があるように感じます。

一個講座を試し、また一つ講座を試しといくうちに
金銭感覚は麻痺し、次から次に簡単に受講してしまうようになります。

それでも貯金などに余裕があれば問題ありませんが
副業目的で考えていた人ならば、貯金の残高が目減りすることは
大きなプレッシャーになります。

そのプレッシャーが不安と焦りを加速させます。
自分が自己啓発セミナーに通いまくっていた時がそうでした。

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やる気が不安を掻き消すという危険性

やる気が不安を掻き消すのは一般的にはよいことです。
行動的になりチャンスを掴むこともできるかもしれません。

しかし講座や自己啓発などの場合はそれが逆に
心が発する危険信号を掻き消している可能性があります。

講座の中では人をやる気にさせるフェーズやセクションがあります
個人でやっている講座でなければ一般的にやる気にさせるセクションがあります。

その話しを聞いているとやる気やモチベーションがあがります。
そして夢を描き、希望的観測が次の講座の集中力になります。

しかしそれは同時に不安を意識が掻き消しているということでもあります。


自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス

不安は将来に対する不安だと思います。
このままではよくないのではないか。
もっと稼がなければといった気持ちもあるでしょう。

その中には今の貯金など持っている自分の余力というものもあります。
講座はお金を使い、消費が激しくなります。
それがジワジワと心を締め付けるようになります。

今お金が減っている不安も将来の不安も
不安は混ざって一緒に沸き上がってきます。

これが強い焦りとなってやってくることで
その不安を解消したいと新しい講座や次の講座の受講に
走らせるようになります。

気付いた時には貯金が底になっている状態で
技術を学べたけれども挑戦しづらい状態になりやすくなっている。
そのように感じます。

HSPでも動画クリエイターとして生きていく方法

講座の種類が増える度に誇大広告講座が増える

数が増えれば競争になります。誇大広告が増えます。
次に不安を煽るような仕組みや
スクールドラッグ化させるような仕組みが増えてきます。

このようなものが全て悪い内容ではないですが
自分のプレッシャーに気付かぬうちに押し潰されていて
スクールドラッグ化しないように注意してください。


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