ブランディングにはストーリーが
重要という話しをよく聞きます。
しかし実際にどんなストーリーが
ブランディングに効果的なのか分からない。
そこでブランディングのための
ストーリー作りを紹介したいと思います。
得する人
・経営者
・広告担当者
・動画クリエイター
得られること
・ブランディングのためのストーリーが分かる
・人を魅了するポイントが分かる
ストーリーで最も大切なことは
結論、苦悩と挫折です。
多くの人が「成功」と思うかも知れません。
しかし実際は真逆の「苦悩」や「挫折」なのです。
ブランディングでは不利に働くのでは?
と思うかも知れませんが問題ありません。
ブランディングで大事なのは、直接的なセールスよりも継続的な関心です。
ブランディングは時間的な囲い込みを行い、多くの人の記憶に留めておくのが大切なのです。
そのため見込み客には、「覚えていてもらう」「忘れないようにしてもらう」
というのが重要になります。
感情に訴えるストーリー
ブランディングのためのストーリーの目的は
感情に訴え「記憶に残す」ことです。
そのために視聴者には記憶に残るような
ストーリー作りが重要になってきます。
しかし、性格も性別もライフスタイルもバラバラです。
興味関心も同じではありません。
そんな人達にどうやってアプローチすればよいのでしょうか。
絶対に変わらない感情
幸せの形は十人十色、しかし葛藤や不幸の形はみな同じ。
ポジティブな世界や未来
幸せの在り方は同じではありません。
ですが、不幸や不遇の形はみな同じです。
感情のターゲットを不幸や不遇にすることで
様々な人にもリーチできるストーリーに
仕立てることができるのです。
ポイント
・ネガティブな感情は誰もが同じ
・ストーリーは不遇である要素が大切
不幸や不遇には共感を
不幸自慢は必要ありません。大事なのは共感です。
共感を作る要素は、視聴者の抱いている不幸に同調することです。
多くの人は普通です。
ですから成功者や天才、目立っている人物に憧れを抱きます。
どんな人も心の奥底では人生の中で特別でありたいと思っているからです。
漫画や小説、ドラマに出てくるような主人公でいたいと思っているからです。
しかし多くの人は同時に身近な天才、成功者を嫌ったりします。
彼は最初から才能があり特別だった。
と差別や妬みの対象にしたいのです。
何故、妬みの対象にしてしまうのか
自分自身が彼らよりも最初から劣っていると思わなければ
現状を受け入れられないからです。
すると、生まれ持った才能だと決めつけ壁を作り思考停止してしまいます。
思考停止してしまうとどんな感情も入ってきません。
そして出演者は自分とは別次元の存在と決めつけてしまうのです。
ですが劣等感や不幸感は非常に多くの人が思い描きやすく
共通するものです。
決めつけが起こる前に共通する感情に出演者が同調するのがポイントです。
感情の同調をストーリーの中に盛り込む事で共感を作り出す事が可能になります。
共感のポイント
・一般的な感情論が大切
・怒りや劣等感、汚れた感情が大切
共感を引き起こしやすい例
・プロジェクトが上手く運ばず、家族に当たってしまう。
・プロジェクトの失敗がチラ付き酒に逃げる
・独り残ったオフィスで悔し涙を流す
苦悩は早めに提示する
視聴者の人物像が固まる前に苦悩を用意しましょう。
天才が主人公の漫画はあまりありません。
天才であっても、漫画の最初は不遇のスタートを切る場合が殆どです。
過去に挫折を経験し心が折れた状態でストーリーが始まる場合などです。
このような形をとる理由は
視聴者が天才という前提で物語を見ないためです。
「天才」というイメージが定着してしまうと心のブロックが生まれ
感情を読み取ろうとしません。
すると感情移入出来ず共感のないストーリーと
受け取られてしまうのです。
ブランディングストーリーの作り方
挫折や葛藤経験を冒頭い入れた物語を作りましょう。
順調に進んでいる物語は、ブランディングでは効果的ではありません。
次ぎに大きな夢や目標をテーマに掲げましょう。
その後現在までの課程を表現すればブランディングストーリーは出来上がります。
夢や目標を深掘りしなかったのは、企業のブランディングでは
そもそもミッションや目標で表現されているからです。
動画でも掲げているミッションや目標からかけ離れたテーマにしてしまうと
動画以外の部分で整合性がとれなくなってしまいます。
ですので、夢や目標は自社のミッションや目標に立返り
振り返れば問題ありません。
現在までの課程で大切なのは成功している部分の抽出です。
ブランディングストーリーではミッションの達成までは必要ありませんが
マイルストーンなる中間目標の一部は達成している方が望ましいです。
何故なら視聴者にはポジティブな印象を残したいからです。
頑張って上手くいったこと、上手くいかなかった事がある。
というのが大切です。
まとめ
1 挫折や葛藤を冒頭に持ってくる
2 夢や目標を掲げる
3 現在までを描く
4 現在までの間に上手くいった事を入れる
それでもストーリーを作れない時は
実際に概要が分かり必要な要素が分かっていても
ストーリーラインを作る事が出来ないときがあります。
それは質問法やコミュニケーションや動画の構成経験が必要になるからです。
せっかく作るなら失敗したくない。
ドキュメンタリードラマのようなカッコ良さが欲しい。
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